海が走るエンドロール(1) の商品レビュー
自分の年齢が上がるにつれ、「今更こんなことやってもなあ」と思っていた自分がもったいない感じに思えた作品。 主人公のうみ子さんは夫に先立たれた65歳。 そんなうみ子さんが、美大に入学して映画を作っていく話です。 若い学生との関係、本気と言いにくく「老後の道楽」と自分でいって、自分が...
自分の年齢が上がるにつれ、「今更こんなことやってもなあ」と思っていた自分がもったいない感じに思えた作品。 主人公のうみ子さんは夫に先立たれた65歳。 そんなうみ子さんが、美大に入学して映画を作っていく話です。 若い学生との関係、本気と言いにくく「老後の道楽」と自分でいって、自分がちょっと傷つくとか身に覚えがたくさんあります。 眩暈がする、息が上がる、学生と同じようには動けない……なんていろいろ大変だけど、少しずつ動き出すうみ子さんが羨ましく、応援したい気持ちになりました。 いくつになっても何かをやりたい情熱と共に実行できる勇気と、逆にそういった勇気ある人をさりげなくサポート(サポートというか、普通に仲良くなりたい)できる人になりたいと思いました。 まだ始まりの感じですが、続きを早く読みたいです。
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- ネタバレ
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連載終了まで追いかけたいと思える作品でした。 読む前は、主人公が「おばあさん」である事と 「エンドロール」という言葉から、終活的な、 人生を穏やかに終えていくような作品かと思っていましたが、真逆の物語でした。 大人の持つ「ずるさ」や「自虐」も押し流す 好きなことへの熱さが描かれていて好きでした。 2人の年齢差が生み出すお互いへの影響が感動的で面白かったです。 うみ子にとってだけではなく、海にとっても この出会いがエンドロールであり、新たな始まりだと感じました。 大きいコマの印象的なシーンも好きですが、個人的に、うみ子の食べ物に対する変化や、5話の海が濁っていることや、うみ子の波に打たれた時のセリフの「でも 思ったより冷たくないかも」とかも好きです。 何度も読み直したいと思いました。
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私も映画が好きだからこの漫画のことがすごく好きになった 何かをしたいと思う気持ちに年齢なんか関係ない、船を出すか出さないかっていう表現がすごく好き
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海は誰の近くにもあって。 ちゃんとそれに気づけたうみ子さんは今からでも遅くないと気づかせてくれる。 きっと何度も読むことになる作品
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内容がおもしろいしなにより漫画が…めちゃくちゃ上手い…となる。線の感じも好きです。続き楽しみだなあ!
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次巻以降に期待が持てる引き。俺も大学通って映画作りたいな。行動にうつせず普通に仕事してる自分が悲しいね。
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ブクログで紹介されていて、気になってたのに売り切れてた作品。 今日本屋さんに入荷されてたので即買い! 主人公のうみ子さんのやりたい事に突き進んで行く姿や、歳を気にして思ってもいない事言っちゃう気持ちとか、 もう若くない私にはそうだよね!そうだよね!と、共感出来ちゃう所が多々あっ...
ブクログで紹介されていて、気になってたのに売り切れてた作品。 今日本屋さんに入荷されてたので即買い! 主人公のうみ子さんのやりたい事に突き進んで行く姿や、歳を気にして思ってもいない事言っちゃう気持ちとか、 もう若くない私にはそうだよね!そうだよね!と、共感出来ちゃう所が多々あった。 年齢的な事や色んな事情で やりたい事を諦めていた事、あると思う。 そんな人に是非読んで貰いたい1冊だとおもいました。
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私よりちょっと年上、一人になったらこんな感じ? 映画館には日常的にいってるけど、こんな出会いありますかね。選ぶ映画が良かったのかな。私は客席気にならないので、完全に見る派ですね。うみ子さんの姿には生きるパワーもらえます。新しいことを始めるのは勇気いるけど、思ったことを始めるのに躊...
私よりちょっと年上、一人になったらこんな感じ? 映画館には日常的にいってるけど、こんな出会いありますかね。選ぶ映画が良かったのかな。私は客席気にならないので、完全に見る派ですね。うみ子さんの姿には生きるパワーもらえます。新しいことを始めるのは勇気いるけど、思ったことを始めるのに躊躇したくない、と決意できました。うみ子さん、これからも見ていきますからね!そして、いつもしないように心がけてるけど、さらに自虐はやめようと強く決意できました。こんなこというシニアにだけはなりません。
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おもしろかった。表紙は若干ひくと思う。 自虐するたび本人も傷つくけど、周囲の優しい人も傷ついてしまうのだな…
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主人が映像系の大学を卒業式しているため、興味があり購入した。これからどんな風に自主制作をすすめていくのか、どんな作品を作るのか楽しみだ。
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