九十八歳。戦いやまず日は暮れず の商品レビュー
やっぱり,エッセイは今読まなければ~~「書くのをやめたら,死にます」と言われ,本当かどうか,女性セブンの連載をやめると言っているが,本当にやめただろうか?
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書くのをやめたら死にますと、占い師や医師に告げられた。 「佐藤先生はだめだと思っていても私は毎回、ワクワクしながら読んでます」 と伝えたい。 断筆されたのだろうか・・・ 同じものを見ても、どんなときも前向きにまっすぐ捉えられる心息が好きです。 つらいことがあったときに読みたい一冊...
書くのをやめたら死にますと、占い師や医師に告げられた。 「佐藤先生はだめだと思っていても私は毎回、ワクワクしながら読んでます」 と伝えたい。 断筆されたのだろうか・・・ 同じものを見ても、どんなときも前向きにまっすぐ捉えられる心息が好きです。 つらいことがあったときに読みたい一冊です。 戦時中の、一瞬先は闇というか、切迫感と命を大切にしないといけないことが分かっていても、それができないむごさが伝わります。 戦争はしないで欲しい。
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また10年後に読むと感想が変わりそう。 佐藤さんの強さに、元気をもらいました。 でも、最後の「さようなら、みなさん」は少し寂しかったな。
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しかし面白い!活力を貰いました。『九十歳〜』から更にパワーアップしています!結びに、筆を置くとありましたので、心配になって調べたところ、執筆再開していらっしゃるとのこと!ああよかった。いつまでもお元気で、これからも先生が日々感じたことを、お裾分けしてもらいたいです。
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色んな考え方の人がいるなぁとしみじみ。 でも、やはり戦争は悲惨やったんやろなぁ。 勉強になることもあれば、ふーんという事もあってなかなか面白かった。
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2022年9月22日 一気読み。 前作のキレを期待したものの今ひとつ。 マグロの愛子さん、ぜひとももっと書いて欲しい。
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「九十歳。何がめでたい」に続き、佐藤愛子さんのエッセイは2冊目。 今回もガハハと笑わせてもらった。佐藤愛子さんの、スパっ、ズバっ!とした文章は読んでいて本当にスカっとする。戦中、戦後のお話でさえ、陰気臭くなく、それでいて真実を隠すことなく伝えてくれてるような気がしてとても好まし...
「九十歳。何がめでたい」に続き、佐藤愛子さんのエッセイは2冊目。 今回もガハハと笑わせてもらった。佐藤愛子さんの、スパっ、ズバっ!とした文章は読んでいて本当にスカっとする。戦中、戦後のお話でさえ、陰気臭くなく、それでいて真実を隠すことなく伝えてくれてるような気がしてとても好ましく思う。 社会でちょっと話題になっていることなども、佐藤愛子視点ではまた違う見方ができるのもおもしろい。 例えば、本書では、政治家森喜朗氏の「女性が多いと会議の進行に時間がかかる」発言が、女性蔑視だ!と叩かれた社会現象を、佐藤愛子さんは「これのどこが女性蔑視なん?ただ、「思ったこと」を口にしただけやん」と言い切る。 そこで、はたと私も思った。私も、報道を見た時点で、「森喜朗氏が、女性蔑視ともとれる発言をした」とすでに、「女性蔑視をしたこと」が既成事実として報道されていたから、そう思っただけで、これが、森喜朗氏が、「女性が多いと会議の進行に時間がかかる」と発言した場面だけを見聞きしただけだったら、果たして「女性蔑視だ!」と思ったかどうか。う~ん、自分の頭で考えていなかったことが佐藤愛子視点によって明るみに出た。 また、数年前の虐待事件にも触れていた。私自身、この事件は目黒区の事件と並んでたぶんこの先もずっと忘れられなくて、今でも思い出すと息苦しくなるほど辛かった事件なのだが、この事件を機に「しつけという名の体罰」に対する世間の目が厳しくなったことに対して、佐藤愛子氏は「その通りだ」とせず、「この親は変態だ。イジメ中毒だ。しつけと言い訳したことを真に受けて、そっちへ議論を持っていくな」と仰っておられる(私の解釈では)。私は、体罰禁止には賛成で、これは広まって欲しい認識だと思っているけれど、この佐藤愛子氏のバサッと加害者を切る物言いにスカっとした。 老いも若きも、ぜひ、佐藤愛子さんの文章にスカっとして欲しい(笑)
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軽ーく読めて、爆笑する軽快、痛快エッセイ。98歳で今作を最後に書くのをやめられたのが惜しくて惜しくてたまらない。ここまで軽やかなエッセイは名人芸!ぜひ99歳のエッセイも読みたい!爆笑の中に、ご自身と周りの方のリアルな戦争体験、戦争で追い立てられるように結婚せねばならなかった女学生の悲哀も綴られており、終戦記念日を前に考えさせられる事も多い。
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最初の方は愛子節に大笑いしながら読み進めました。 特にお上品なk子さんとのやりとりはお腹を抱えて。 しかし戦争中についての記述あたりは胸をつかれました。 戦時中を生きた、生の声が聞ける貴重な作家ですね。 これで本当に断筆されるとは寂しいです。 過去の作品も色々読んでみたいと...
最初の方は愛子節に大笑いしながら読み進めました。 特にお上品なk子さんとのやりとりはお腹を抱えて。 しかし戦争中についての記述あたりは胸をつかれました。 戦時中を生きた、生の声が聞ける貴重な作家ですね。 これで本当に断筆されるとは寂しいです。 過去の作品も色々読んでみたいと思いました。
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「九十歳、なにがめでたい」の続編 ここまでは面白かったんですう~ 「気がつけば、終着駅 」 だんだん面白くなくなってきました ラスト、さようなら、みなさん とある 永い間、本当に永い間 あ疲れさまでした 痛快なエッセイ楽しませていただきました ≪ 愛子節 さよならみなさん こう老いたい ≫
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