ほろよい読書 の商品レビュー
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5人の作家が書いているだけあって、 「お酒と女性」がテーマでも色んな物語に なっていて面白かった。祖母の秘密を 「ショコラと秘密は彼女に香る」の意外な 結末や、独身女性の素敵な生き方がみれる 「初恋ソーダ」、思っていたような展開が なかった「醸造学科の宇一くん」、 そうそう!人の数だけ考え方は色々なんだよ と改めて思う「定食屋「雑」」、 コロナ×ワンオペ×ZOOM飲み・・・ちょうど 今の色んなものが描かれながらも ほっこりとしたお話の「barきりんぐみ」 どれもサクッと読めるページ数ながらも 面白かった・・・ こういうアンソロジー作品もいいな・・・
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期待以上に良かった。 ラストの柚木さんのだけ好みではなかったけど、それ以外はとても良かった。 1作目の織守きょうやさんのが一番好みで、お酒というか焼菓子が食べたくなった。 「初恋ソーダ」もよくて、同じように梅酒とか作ってみたくなった。 山城みたいなのに果歩がつかまらなくてよかった...
期待以上に良かった。 ラストの柚木さんのだけ好みではなかったけど、それ以外はとても良かった。 1作目の織守きょうやさんのが一番好みで、お酒というか焼菓子が食べたくなった。 「初恋ソーダ」もよくて、同じように梅酒とか作ってみたくなった。 山城みたいなのに果歩がつかまらなくてよかったw
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最初のウィスキーボンボンと 最後のバーテンダーの話しが個人的には、好きです。 コロナ禍でzoomで行なうバー、いいな。
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お酒と女性がテーマのアンソロジー。 どの話も良かったです。 織守きょうやさんの「ショコラと秘密は彼女に香る」はラストが良かった。 Barきりん組は緊急事態宣言が解除になってしまいますが、コロナ禍の今、読んで欲しい本です。色々なカクテル作りたくなった。
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『ショコラと秘密は彼女に香る』すごく良かった 読んでるこっちまで上品な気分になってしまうくらい登場人物全員に品があった でも最後はひなきと和人が惹かれ合うのかと思ってたからびっくりした 『定食屋「雑」』は、最後の夫の言葉にハッとした 人にそれぞれ色々な生き方があるということはそもそも許す許さないではないんだなぁ何事も 『bar きりんぐみ』に出てきたガリガリくんコーラと赤ワインの組み合わせいつか絶対やる‼️素敵な話だった
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ゆるっと読める一冊 お気に入りは「ショコラと秘密は彼女に香る」「bar きりんぐみ」 お酒飲みたくなるぅ
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お酒にまつわる人間ドラマを描いた五篇の短編集。 どれもサラッと読みやすく、いろんなお酒を扱った短編で面白かったです♪ 特に好きだったのは、 *『ショコラと秘密は彼女に香る』織守きょうや ちょっと切なくてとっても良かった~。 *『barきりんぐみ』柚木麻子 コロナの今を反映して...
お酒にまつわる人間ドラマを描いた五篇の短編集。 どれもサラッと読みやすく、いろんなお酒を扱った短編で面白かったです♪ 特に好きだったのは、 *『ショコラと秘密は彼女に香る』織守きょうや ちょっと切なくてとっても良かった~。 *『barきりんぐみ』柚木麻子 コロナの今を反映している作品。ママたちの会話にリアリティーを感じたし、カクテルの話も面白かった。 *『初恋ソーダ』坂井希久子 展開はあまり好みじゃなかったけど、イチゴ、リンゴ、ブルーベリー…と実にいろんな果実酒がいっぱい出てきて美味しそうでした。
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『ショコラと秘密は彼女に香る』 織守きょうや著 大好きな伯母登和子さんの想い人と酒豪だった彼女がお酒を呑まなくなり、ボンボンを好むようになったわけを知るために、神戸にやってきたひなき。 登和子さん曰く、酒で大失敗をしたことがあるから、飲まないのだという言葉が信じられないのだ。 ほんとうのことを知るために出かけた先でひなきが出会ったのは……。 『初恋ソーダー』 坂井希久子著 三島果歩は四十台で独身。果実酒を漬けることが好き。 だが、現在住んでいる場所ではもう果実酒を置く場所がない。結婚をする予定もないし、マンションを購入しようかと考える香歩。 同じ会社の友人の詩織は結婚し、一時の母となり、やっと断乳ができて、二人で呑みに行くのだが……。 パパ活のお試しでもあった飲み会は、詩織の夫が早くもギブアップしたために途中で中断(-"-;A ...アセアセ そのまま帰る気にならずに行きつけのバーへ行くのだが、そこでのやりとりから密かに好意を持っていた山城が香歩の家へ……。 人柄って、表面だけではわからないことってありますよね。少しでも好意があれば大事なものってわかると思うんだけど(゜-゜) がっかりするのも一瞬ですよね。最後に香歩が選んだことは私はいいと思うんですよ。うん、人生は自分のためにあるんだから! 『醸造学科の宇一くん』 額賀澪著 実家が日本酒の酒蔵の桜庭小春は農業大学へ進学。 そこには又従兄の宇一がいる。 宇一の家と小春の家は親戚なのにも関わらず、とても、とても仲が悪い。 元々は同じ酒蔵だったのに、古きよきものを残そうという兄と新しいものも積極的に入れていこうという弟の間で起こった喧嘩がいまだに継続しているのだ(苦笑) だが、酒蔵を継ぐことを決められたレールとしてされてしまっている小春は宇一に問いかけてしまう。 「宇一くんは、自分の家で造っている日本酒、好き? 酒蔵の仕事ってそんなに楽しいと思う?」 そんな小春に宇一は学生寮の屋上へ、親に持たされた日本酒を持ってこないかと誘うのです。 そして……。 とっても、この作品すきだなぁ。決められたレールを歩くのは楽なようでしんどいと思うのですよ。私は絶対に歩けない。 宇一が小春の悩みを受け止めて、大学になじむために夜中の大学を案内するシーンが大好きです。 若い頃にこんなことをしてみたかったなぁ。 『定食屋「雑」』 原田ひ香著 夫の酒の飲み方が嫌で、ついつい口に出してしまったことが原因で、夫の健三郎に離婚届を渡されて出ていかれてしまった沙也加。 夫がいなくなったことで生活は苦しくなり、派遣の仕事だけではやっていけなくなった時に、夫が贔屓にしていた店で求人広告を出していることを知り応募、採用! そこで出している料理は沙也加には信じられないくらい味が濃くて、食堂に来る人たちの食べ方も下品。 ですが、そこから徐々に変わっていく沙也加が素敵。 私はお酒を呑むと何も食べないので、あまり気になりませんけど、気になる人にはなるんだなぁと思う一作でした。 『bar きりんぐみ』 柚木麻子著 大学で同じゼミだった大塚江里子にオンラインの飲み会に参加してくれないかと頼まれたバーテンダーの有野。 バーテンダーとしての腕を上げてきたのに、コロナ禍で店を閉店している有野にはありがたい申し出だったのだが……。 当日、PCの前にずらりと並んだメンバーはみんなバーとは縁遠い感じ。しかも有野が効いていた「bar キリングミー」は「bar きりんぐみ」で、保育園のきりんぐみに子供を預けている親の集まりだった(^▽^;) そこから始まる飲み会はとても楽しいものとなっていくのが、今の息苦しさを逆手に取っていて、こういう集まりに参加したい! お酒はいらないので、読書会でもいいんですけどね。 最後にこに話が来ていることでなんだか解放された気分になりました。 何を呑んでも美味しそう。でも、ずっとお酒を呑まないうちに呑めなくなっていた私なのでした(ノД`)・゜・。
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帯に書いてある通り、ゆるっと一杯的な一冊だった。 作家さんそれぞれの空気感もなんかよい感じ☺️ お気に入りは、最初の「ショコラと秘密は彼女に香る」かな。
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