ほろよい読書 の商品レビュー
本屋で美味しそうなビールが 目に止まって思わず即購入。 半身浴しながら読むには 丁度良い長さの短編集でした。 どのお話もどこかでお酒が関わっていて、 読み終わった後は美味しいご飯と お酒が恋しくなります。 特に最後のお話は心温まりました。
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題名のとおり、お酒にまつわる5つの短編。「居酒屋 雑」がお気に入り。どれも一献傾けながら読める文章、友達のエピソードを聞いているような安心感、そして暖かい読後感に包まれました。こうゆうの、たまにはいいなぁ。
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5人の作家さんのアンソロジーです。 初めて読みましたが、この本を読むと、ホントにお疲れ様でした、と労ってお酒を呑みたい気分になります。この本で好きな章は、「居酒屋 雑」です。 よかったら読んでみて下さい。
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「お酒」にまつわるアンソロジー。 織守きょうやの「ショコラと秘密は彼女に香る」がとっても素敵なお話。 ボンボンショコラや洋酒たっぷりのお菓子が食べたくなる〜。
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「お酒」を題材にしたアンソロジー5作。 ・織守きょうや「ショコラと秘密は彼女に香る」 チョコレートボンボンに思い入れがありげな伯母を探る姪っ子は、その人物に会いに行く。 ・坂井希久子「初恋ソーダ」 果実酒作りが好きなキャリアウーマンの話 ・額賀澪「醸造学科の宇一くん」 実家...
「お酒」を題材にしたアンソロジー5作。 ・織守きょうや「ショコラと秘密は彼女に香る」 チョコレートボンボンに思い入れがありげな伯母を探る姪っ子は、その人物に会いに行く。 ・坂井希久子「初恋ソーダ」 果実酒作りが好きなキャリアウーマンの話 ・額賀澪「醸造学科の宇一くん」 実家を継ぐのが既定路線の酒造の一人娘は自分の将来に悩んでいて… ・原田ひ香「定食屋「雑」」 夫の好きな食事が許せない主婦は離婚を切り出される。 ・柚木麻子「bar きりんぐみ」 コロナ禍で昔の同級生からオンライン飲み会を依頼されたバーテンダー。 お酒がスパイス的に、過去だったり、これからだったりを見つめ直すきっかけになっているようなストーリー。 バラエティに富んでいたし読みやすかった。
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お酒に関するアンソロジーだからってきり、居酒屋さんで呑む話が多いかと思いきや、お酒を使うお菓子や果実酒といった方面の話があって、なかなか楽しめた。お酒が呑めない人でも楽しめそう。
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お酒は食と密接な嗜好品であり、コミュニティツールにも、そして潤滑油にもなると思う。 初恋ソーダでは、お酒に対する想いというか感性の違いから、合わない部分がハッキリして嫌悪に繋がったのだと思う。定食屋雑では食生活というか気持ちの良い食事とは人それぞれ、みんな違ってみんないいと改めて...
お酒は食と密接な嗜好品であり、コミュニティツールにも、そして潤滑油にもなると思う。 初恋ソーダでは、お酒に対する想いというか感性の違いから、合わない部分がハッキリして嫌悪に繋がったのだと思う。定食屋雑では食生活というか気持ちの良い食事とは人それぞれ、みんな違ってみんないいと改めて思う。barきりんぐみ、きっちり酒がコミュニケーションツールとして生きているし、人の繋がりとなっている。いい酒を飲みたい
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5人の作家さんのお酒メインの話。 ボンボンショコラ、果実酒、日本酒、ビール、カクテルとお酒の種類は違えど人間味あふれた話の数々で、お酒好きにはもってこいのほろよい読書でした。
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柚木麻子さんが好きなので購入。 フィクションの世界でまでコロナの描写を見るのはいやだなと思っていたけれど、これはまた違った形のアプローチでおもしろかった。 織守きょうや「ショコラと秘密は彼女に香る」 ひなきはリキュールボンボンが好きな伯母の登和子の 想い人に会いに行く。 大豆田...
柚木麻子さんが好きなので購入。 フィクションの世界でまでコロナの描写を見るのはいやだなと思っていたけれど、これはまた違った形のアプローチでおもしろかった。 織守きょうや「ショコラと秘密は彼女に香る」 ひなきはリキュールボンボンが好きな伯母の登和子の 想い人に会いに行く。 大豆田とわ子の話に少し似ている気がした。 坂井希久子「初恋ソーダ」 一人暮らしで果実酒を作る生活。 勘違いおじさんの気持ち悪さ、わかる! 額賀澪「醸造学科の宇一君」 いがみあう酒蔵の跡継ぎ同士の宇一と小春。 同じ大学の醸造学科に通うことに。 原田ひ香「定食屋「雑」」 飲みながら食事したい夫に離婚を突き付けられた妻。 夫が通っていた定食屋のぞうさんの元でアルバイトをする。 柚木麻子「barきりんぐみ」 大学の同級生に頼まれて、オンライン飲み会でシェーカーをふるという アルバイトを引き受けたバーテン。
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期待以上の一冊でした。 “醸造学科の宇一くん”が特に印象的。 原田ひ香さんと柚木麻子さんはもちろん、はじめて読んだ額賀澪さんの話もとても良かったです。 ただのお酒かもしれませんが、さまざまなエピソードがあって良かったです。 なんとなく時代にも合っているような気がして、手元にあると...
期待以上の一冊でした。 “醸造学科の宇一くん”が特に印象的。 原田ひ香さんと柚木麻子さんはもちろん、はじめて読んだ額賀澪さんの話もとても良かったです。 ただのお酒かもしれませんが、さまざまなエピソードがあって良かったです。 なんとなく時代にも合っているような気がして、手元にあると嬉しい一冊になりそうです。
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