ほろよい読書 の商品レビュー

アンソロジー(著者),織守きょうや(著者),坂井希久子(著者),額賀澪(著者),原田ひ香(著者),柚木麻子(著者)

2024/09/17

「残念でした。家庭を持つことが、女の人生の全てではないのです。甘いだけじゃないけれど、月日が経つほどに美味しくなるものがあることを、今の果歩ちゃんはしっている。」『初恋ソーダ』／坂井希久子

低く垂れ込める雲間から光が差すような晴れやかさと、ワクワク。
果実酒いいなぁ。これからでもやってみたいって思えること、結構あるなぁ。

2024/09/12

2024.9.3
お酒が出てくるアンソロジー
・洋酒のお菓子をヒントに叔母の秘密の恋を知る姪
・果実酒づくりが趣味な独身女性
・大学の醸造学科に通う実家が酒造の従兄弟同士
・定食屋雑
・コロナ禍のオンラインバー

姪っ子の話が良かった！2人が再会できるといいな。
定食屋雑読みたい！

2024/09/11

想像してた展開ではないものが多くて面白かった。
『初恋ソーダ』タイトル可愛らしいのに内容は真逆で面白い。
『定食屋「雑」』も好きだった。

2024/08/30

「ほろよい読書」　（双葉文庫）

『ショコラと秘密は彼女に香る』織守きょうや
『初恋ソーダ』坂井希久子
『醸造学科の宇一くん』額賀澪
『定食屋「雑」』原田ひ香
『bar きりんぐみ』柚木麻子

5人の作家による、テイストの異なるお酒にまつわるアンソロジーになっています。
おもわず乾杯したくなる、ふわりとした雰囲気のほろよい加減の装丁がいいですね〜

“ほろよい“（お酒）をのみながら少しずつ読みたいなぁと思っていましたが呑むとすぐ寝てしまい、進まず、、、(-_-)zzz
静かな一人時間にようやく読了しました。←結局、ほろよい抜きで読み終えました。笑

一つ一つに味わいがあって、愉しいお酒（読書）の時間になります。
リキュールボンボンのようなお酒とショコラの、ちょっと意外な組み合わせが溶け込んだ秘密めいたお話の『ショコラと秘密は彼女に香る』、
色んな果実酒に囲まれて、自分を生きる一人の女性の清々しさも感じられる『初恋ソーダ』、
『醸造学科の宇一くん』にはキュンとさせられました〜爽やかな読後感ですね(〃ω〃)
『定食屋「雑」』はザツではありません、ぞうでした。雑色（ぞうしき）さん→ぞうさん。ここにもちょっと深い人生が、、。人生色々、前を向いて！と応援したくなります、料理には心を癒す力もありますね。ぞうさんの自家製コロッケ美味しそうだなぁ(*´ω`*)
そして。killing meでもありません、きりん組です。笑　「barきりんぐみ」。コロナ禍の先の見えない不安の重苦しさを吹き飛ばすような、とても賑やかなきりん組のママ（パパ）友さんたちが気持ちいいですね。（ちょっと賑やかすぎました、、笑）

おかわりも読んでみたいですね〜
来年の梅酒は黒糖にしてみようかな(*´ω｀*)

2024/08/21

いろんなお酒のお話し。
お酒は好きだけど、色々なお酒を学べた！果実酒を作ろうかとも思えた、お酒については色々経験や学びにつながる作品だと思う
お酒というものがどのような存在であるのか考えさせられた

2024/08/09

表紙がビールだったのでビールメインかと思いきや、「ほろよい」の表題通り酒がメインの話というわけではなく酒をモチーフにしたアンソロジー。

ウイスキーボンボンのリキュールや予測のつかなかった取り合わせの果実酒、そんな割り物ありなのか、そんな組み合わせ見たことない、みたいなカクテルなどが登場。狂言回し（？）であるお酒の種類が変則過ぎて、ストーリーそのものの面白さもさることながらそっちも興味深いお話ばかり。
自分も果実酒を作るのでやってみたいなと思ったのもあるし、カクテルもピザソースを焼酎で割るなんて斬新な感じがするけど美味いに決まってる。

どの話も、辛さがあっても終わりはほっこりするような温かさのあるストーリーで気軽に読めます。
名前は知ってても読んだことのない作家さんもいて新鮮な読み心地でした。
これ「おかわり（続編）」出てるようなのでそちらも手にとってみたいです。

2024/08/08

今日も一日よくがんばった自分に、ご褒美の一杯を。
酒好きな伯母の秘密を探る姪っ子、将来に悩む日本酒蔵の跡取り娘、自宅での果実酒作りにはまるアラフォー女性……など、
「お酒と女性」をテーマに今をときめく女性作家達が描いた、5つの短編小説集。（あらすじより）
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さらっと読めて、お酒が読みたくなる1冊。
原田ひ香さんの短編を読んで、ご飯とお酒を一緒に楽しめない人もいることに気付いてハッとする。私も熱々のギョーザにビール！とか、刺身に日本酒！とか、お酒で食事がよりおいしくなると思ってたから。食の楽しみ方は人それぞれ。
柚木麻子さんの、コロナ禍のリモートのみをテーマにした物語は、「あいにくあんたのためじゃない」の短編にもあって、つい最近読んだので似たものを感じた。

2024/07/11

お酒と大人のストーリー！
どのお話も、私の年代にぴったりの素敵なお話。様々な恋愛とお酒に乾杯！
5人の作家さんを読んでみて、この方たちの他の作品にも興味が持てた。
中でも、『醸造学科の宇一くん』がけっこう好きな内容でした！
大学に通う幼馴染。親同士は犬猿の仲。そして、お互い酒蔵後継とのことで、まさにロミオ&ジュリエット的な要素。2人に恋愛感情があるのか匂わせ感たっぷりで、恋愛に発展スレスレと思いながら読みました！久々にキュン！
この作品限らず、サクサク読める内容でした^_^

2024/07/01

お酒にまつわるアンソロジー。
どのお話もすごく良かったぁ～♡
実はお酒好きなので、より楽しく読めた気がします。

お酒を使ったお菓子、果実酒、日本酒、カクテル…
どれも美味しそう！

さぁ、私も今から1日のご褒美の一杯を♡♡♡

2024/06/22

289ページ
650円
6月21日〜6月22日

5人の作家によるお酒にまつわる短編集。どれも気持ちがほっこりとして、読後感が良かった。