いつかの岸辺に跳ねていく の商品レビュー
同じ感想を書いていた方がいました。本当にそれでした。 最初は読み出す度に眠くなって寝てしまうを繰り返して、もう読むのを止めようかなと思い、でもその前にみんなの感想を見てみようと。すると、眠くなってやめようとしたけど、後半は先が気になって眠れなかった。と言う意見を発見!他にも後半が...
同じ感想を書いていた方がいました。本当にそれでした。 最初は読み出す度に眠くなって寝てしまうを繰り返して、もう読むのを止めようかなと思い、でもその前にみんなの感想を見てみようと。すると、眠くなってやめようとしたけど、後半は先が気になって眠れなかった。と言う意見を発見!他にも後半が面白いと言う意見が多く、最後まで読む事を決意した。結果、最後は鳥肌がたった!! ほんと、最初で投げ出さず、最後まで読んで良かった!同じ事をもし思っている人がいれば、最後まで読む事を勧めたいな。
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幼馴染の護と徹子 前半は護の視線で物語が進んでいくフラット。ちょっと甘酸っぱいような微妙に交わらない二人。切ない物語の終わりを見せるのだが…。 後半の徹子目線のレリーフで、前半に感じていた??部分が回収されていく。こんな伏線だったのかと、一気にラストまで読んでしまった。カタリが不...
幼馴染の護と徹子 前半は護の視線で物語が進んでいくフラット。ちょっと甘酸っぱいような微妙に交わらない二人。切ない物語の終わりを見せるのだが…。 後半の徹子目線のレリーフで、前半に感じていた??部分が回収されていく。こんな伏線だったのかと、一気にラストまで読んでしまった。カタリが不気味に怖い。このままカタリに飲み込まれるギリギリに仲間たちが助けに集結する結婚式のシーンは圧巻。 そしてラストには涙
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重たい本を読んだ後にはうってつけの水戸黄門!! うーん、この本はスカっとした後味。 そしてとても心がホカホカと温かくなる(^^) 前半は護目線。 俺の幼馴染の徹子は変わり者。道端で突然見知らぬ人に抱きついたり、俺が交通事故で入院した時、夜中にも関わらず枕元で泣いて謝ったり。 ...
重たい本を読んだ後にはうってつけの水戸黄門!! うーん、この本はスカっとした後味。 そしてとても心がホカホカと温かくなる(^^) 前半は護目線。 俺の幼馴染の徹子は変わり者。道端で突然見知らぬ人に抱きついたり、俺が交通事故で入院した時、夜中にも関わらず枕元で泣いて謝ったり。 うーん、もうこの時点で、この本はファンタジー的なノリかなぁ??と感じられる(笑) しかし護くんは好感触。素敵な子だなぁという印象。 さて、突然話が変わったと思ったら、後半は徹子目線。 これまでの不可解な行動が明らかにされていく。。。 ちゃんと気持ちよく伏線が回収され、落ち着くところに見事に着地(^^) 実に清々しい! 日本人ってやっぱり水戸黄門が好きだよね! こうい小説は文句なしにスッキリする(^^)
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前半は寝る前にちょうどいい (すぐに眠くなる) 後半は展開が気にって眠れなくなって 結局最後までいっきに読んでしまった ドラマを見ているようなそんな感じの展開でした 前情報なしで読んだけど(から?)面白かったです
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いい意味で思っていた内容と違った。 2度楽しめる小説。 初めは少し変わった幼なじみとの日常かと思い退屈するかと思ったがすぐに物語に引き込まれ、早く次のページを読みたいと思えた。 "先のことなんて誰でも視えるようになる、今の生き方で変わる" 以前の私は先のことば...
いい意味で思っていた内容と違った。 2度楽しめる小説。 初めは少し変わった幼なじみとの日常かと思い退屈するかと思ったがすぐに物語に引き込まれ、早く次のページを読みたいと思えた。 "先のことなんて誰でも視えるようになる、今の生き方で変わる" 以前の私は先のことばかり考えて不安になり、未来のためにと思って自分の可能性を狭めて窮屈な日常を送っていた。 だがある時から、いつ死ぬか分からないのだから、わがままに自分に甘く楽しもうと思って生きようと決めてからすごく前向きになれた。 別の作品だが、『幸せとは自分の意思で判断して生きること』を忘れないようにしている。 今この瞬間に読んでよかったと思える作品だった。
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前半は前半でよかった。後半は前半を引きずって読まされ、ビックリと憂鬱が入り乱れて大変。それでクルッと、いや、ババーンとひっくり返されて、最後にこれでもかーとピリオド打たれて撃沈。久しぶりの読後感。
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とても読みやすい文章だが、盛り上がりに欠けるし、先の展開が読めるなぁ...と思いながら読み進んでいたら、最後になって想像のナナメ上の2回半ひねり(^ ^; まんまと感動させられてしまい、まさかの電車内で吊革につかまったまま落涙。いやこれはまいりました(^ ^; 何を書いてもネタ...
とても読みやすい文章だが、盛り上がりに欠けるし、先の展開が読めるなぁ...と思いながら読み進んでいたら、最後になって想像のナナメ上の2回半ひねり(^ ^; まんまと感動させられてしまい、まさかの電車内で吊革につかまったまま落涙。いやこれはまいりました(^ ^; 何を書いてもネタバレになってしまうような気がしますが...登場人物の主観で進む物語の、文体・口調が成長に合わせて大人っぽく進歩していくのが「さすが」という感じ。読みやすい文章をキープしたまま時間経過と精神的な成長を「説明臭くなく」読み手に感じさせる。まさに手練れである。 最後の「すべてが伏線だったのか」という収束感は、快感としか呼びようがない。ただ、そこに至るまでが若干長いので...「読書慣れ」している人にお勧めの一冊かな(^ ^
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護の目線のフラットと徹子の事情のレリーフ この2編からなっていて、 徹子の優しさや強さに助けられた仲間たちに、逆に見守られて助けられて幸せになっていく 温かさと一途な清らかさの徹子。 素敵なお話でした。
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清々しい読後感の物語でした。幼なじみから、ずーっと人を信じて疑わない一途さが、じわじわと心に沁みてきました。 前半は、徹子のフラットさ(内心が読めない、言葉の意図が測れない、行動も目的も読めない)と、それ故に人に侮られ軽んじられることが許せない護の目線で描かれます。 後半、...
清々しい読後感の物語でした。幼なじみから、ずーっと人を信じて疑わない一途さが、じわじわと心に沁みてきました。 前半は、徹子のフラットさ(内心が読めない、言葉の意図が測れない、行動も目的も読めない)と、それ故に人に侮られ軽んじられることが許せない護の目線で描かれます。 後半、徹子目線でハートウォーミングなラブストーリーが続くと思ったら…。徹子の意味不明だった行動も意図が明かされつつ、物語が急展開し、文字通りレリーフ(浮き彫り)の如く動いていきます。 悩み、迷い、苦しんでいる人と最後までその人を信じて支える人…。新たな一歩を踏み出す勇気をもてるかどうかは、不遇が放置されている状況へ、踏み込む所から始まるのかなと思います。理解し合うためには、「分かり合えないところから」始まる気がします。 人との繋がり、未来への希望に飢えている人におすすめの一冊です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
また素敵な小説に出逢えました。 前半の「 フラット 」では、護目線で話が進み、幼馴染の徹子の謎の行動が気になりながらも読み進めましたが、後半。徹子目線の「 レリーフ 」からは見事な伏線回収。作品の印象がガラッと変わり、思いもよらない展開に目頭が熱くなりました。ラストシーンもとても良かったです。読み終わった後、本当に良かった...と温かい気持ちになりました。大好きな一冊になりました。
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