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いつかの岸辺に跳ねていく 幻冬舎文庫
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いつかの岸辺に跳ねていく 幻冬舎文庫

加納朋子(著者)

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いつかの岸辺に跳ねていく 幻冬舎文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2021/08/05
JAN 9784344431096

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商品レビュー

4.5

42件のお客様レビュー

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2024/10/26

読後感が少し切なく、心が温かくなるような素晴らしい話。最後の最後、ピースがはまるような感覚は脱帽。 前半の『フラット』は護視点で、護と徹子の青春小説みたいな感じ。この2人はくっつくんだろうか?徹子が変わった行動をするのに理由はあるのだろうか?などと思いつつ、さらっと気軽に読めた...

読後感が少し切なく、心が温かくなるような素晴らしい話。最後の最後、ピースがはまるような感覚は脱帽。 前半の『フラット』は護視点で、護と徹子の青春小説みたいな感じ。この2人はくっつくんだろうか?徹子が変わった行動をするのに理由はあるのだろうか?などと思いつつ、さらっと気軽に読めた。通勤中などに、チマチマ読み進める。 後半の『フラット』は徹子視点。徹子の優しさと苦しみに胸が締め付けられる。前半のあれはそういうことだったのか!の連続で読み進める手が止まらず、怒涛の展開にあっという間に最後まで読了。最後の展開は感動で少し泣きそうになってしまった。 他の趣味で忙しく何年も小説は読めていなかったが、通勤中など暇だな…と思い、とても久しぶりに小説を読んでみた。何気なく手に取った本がこちらで良かった。ひたすらに面白かった。

Posted by ブクログ

2024/08/19

前半のフラットでは護が語り、後半のレリーフでは徹子が語る物語。 前半のような感じでずっと話が続いていたら、ここまで引き込まれなかったかも。 後半、徹子目線になってから、一気に全てが見えてきて、面白くなった。幼馴染みの護が、全幅の信頼をよせる徹子。ちょっと変わった行動を取ったり...

前半のフラットでは護が語り、後半のレリーフでは徹子が語る物語。 前半のような感じでずっと話が続いていたら、ここまで引き込まれなかったかも。 後半、徹子目線になってから、一気に全てが見えてきて、面白くなった。幼馴染みの護が、全幅の信頼をよせる徹子。ちょっと変わった行動を取ったりする理由がわかった途端、前半のレリーフにも一気に面白さを引き寄せた。 カタリが登場してからは、どうなることやらとハラハラした。こんな人が近くにいたら、怖すぎる。だから、徹子がいろんな景色を見ながらたどり着いた場所を知ったときは、ほっとした。最後は、あっという間に時が流れてしまったけれど、護の優しさを感じるのには充分な気がした。

Posted by ブクログ

2024/04/14

幼馴染みの護と徹子 二部構成となっていて、 前半「フラット」の章は護、後半「レリーフ」は徹子視点で語られる 心優しいが突然不思議な行動に出る徹子 その不思議な行動には何か謎があるんだろうと思いながら読み進め、後半の徹子視点でそれが明かされる とても素敵な話だった

Posted by ブクログ

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