突き抜けるまで問い続けろ の商品レビュー
Audibleで読了。筆者の文体は理解しやすく、ナレーターも朗読が上手でよかった。 ・楽天イーグルスでは、球団初年度から業界では異例の黒字を作った。三木谷さんの指令の元、業界の慣習にとらわれず利益を上げることにこだわった。「エンターテイメントベースボールカンパニー」を掲げ、ライバ...
Audibleで読了。筆者の文体は理解しやすく、ナレーターも朗読が上手でよかった。 ・楽天イーグルスでは、球団初年度から業界では異例の黒字を作った。三木谷さんの指令の元、業界の慣習にとらわれず利益を上げることにこだわった。「エンターテイメントベースボールカンパニー」を掲げ、ライバルは居酒屋と考えて、施策を練り上げた ・ビズリーチの事業コンセプトを考えた後、すぐに創業メンバーが集まったわけではない。南さんは勉強会や交流会に出続けて、創業メンバーと出会い、いっしょに仕事をすることを口説き続けた ・ビズリーチはWebマーケティングが強く、細かく効果を計測し、改善をし続けていった。そこでも、いまいち社会に浸透しきらなかったところで、テレビCM放映の決断をし、目標通りの顧客獲得に成功した。テレビCMでは、元来正確な効果測定をすることは難しいと考えられていた。Webマーケティングで培った計測方法を応用し、放映時間を細かく絞ることなど工夫を続けることで、効果測定に成功した
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星4 非常に読みやすかったのと、イメージがしやすい内容だった。こういう文体好き。 南さんは熱いイメージだったけど、その通りだと思ったのと、自分の過去の経験のない業種でここまで結果を出せる原点がわかる内容。 楽天イーグルスの時の成功の法則の見つけ方を自分のものにして次も同じように展...
星4 非常に読みやすかったのと、イメージがしやすい内容だった。こういう文体好き。 南さんは熱いイメージだったけど、その通りだと思ったのと、自分の過去の経験のない業種でここまで結果を出せる原点がわかる内容。 楽天イーグルスの時の成功の法則の見つけ方を自分のものにして次も同じように展開している。途中で社長を引き継ぐ潔さなども非常に参考になる。強みを活かす働き方
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南さんの自伝?は2冊読んでいて、キャラクターやや起業の経緯は掴んでいたつもり。 この本は第三者的に書いてあるが、それでもやっぱり南さんやビジョナルの強さが際立つ。 大吉しか出ない、だって大吉出るまで引くんで。ってのは忘れないようにしよう。しつこさも大事。 あとは、計器飛行(メ...
南さんの自伝?は2冊読んでいて、キャラクターやや起業の経緯は掴んでいたつもり。 この本は第三者的に書いてあるが、それでもやっぱり南さんやビジョナルの強さが際立つ。 大吉しか出ない、だって大吉出るまで引くんで。ってのは忘れないようにしよう。しつこさも大事。 あとは、計器飛行(メトリクス文化みたいなやつ)とか、勝ち癖、プロダクトと営業が対等ってのも意識しておきたいメモ
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今をときめくビズリーチの輝かしき軌跡をなぞった本です。好きな人にはたまらないでしょう。 …ただ、企業の評判を投稿できるサイトを拝見する限り、メガベンチャーとしては成長が飽和状態にある雰囲気です。会社の規模が大きくなったことで社員の二極化を肌で感じている方が多いようです。どこの企...
今をときめくビズリーチの輝かしき軌跡をなぞった本です。好きな人にはたまらないでしょう。 …ただ、企業の評判を投稿できるサイトを拝見する限り、メガベンチャーとしては成長が飽和状態にある雰囲気です。会社の規模が大きくなったことで社員の二極化を肌で感じている方が多いようです。どこの企業でも起きている現象がビズリーチでも例外なく起きているのでしょう。 また、ビジネルモデルについても一部「?」となる部分があり、私のような凡人には理解が及びません。 某取材で"ビズリーチは報酬をくれる企業だけを「お客様」として丁重に扱うサービスにしないために、求職者側にも有料プランを設定して「報酬」を受け取っている"旨の発言があったのですが、冷静に考えると釈然としないものがあります。 企業はビズリーチに対して ①収益の源となる求人を恵んでいる ②数百万円単位の成功報酬を支払う 一方、求職者側は ①精々数千円のサービス料を毎月支払う 多少求職者への対応が丁寧になるかもしれませんが、企業側の優位は依然変わりない気がします。所詮は端金です。 両者からお金をもらった場合、たくさん儲けさせてくれる方を比較的丁重に扱うことは容易に想像ができます。企業は太客、求職者はションベン程度の金しか出さない細客です。 結局の所、三者の構図は大して変わらず、求職者側からも儲けるための手法が追加されたようにしか見えません。数十万数百万ならまだしも、数千円では無理もないことです。 某Youtuber曰く「お金を払ってでも転職したい人はやる気があると判断される」とのことですが、お金を儲けるためにお金を払うような人間は手段と目的の区別を見失っているだけのように感じます。自分の市場価値に自信がある人なら尚更金なんか払いたく無いでしょうに。 ビズリーチに就職したい人が面接時の話のネタ作りのために読む分には生産性がありますが、そうでない方が読んでも得るものはあまりない気がします。
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有名企業の誕生からグループ会社化するまでの物語で勉強になり、面白かった。徹底的に深掘りすること、対応すべき批判を見極めることの大切さを学んだ。
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スケールの大きなメンターの存在というのはかくも大きい。ただ、後発とはいえまだまだ「この時代の」ベンチャーならではの逸話も多いので留保は必要。
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徹底に考え抜いて調べて仮説をたてて、行動し続ける。シンプルだけれど強いアクション。南さんのレベルでやり抜くことはふつう無理だけれど、このシンプルな構造にどれだけ、自分も追い込めるか。シンプルだけど、日々のビジネスの行動に役立てたい。
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元々気になっていた本だったけど、多田社長の死去のニュースを見たことをきっかけに購読。読後の感想として真っ先に出てくるのは、こういった所謂「起業家」という方々の熱量が凄まじいということ。もちろんお金を稼ぎたいという気持ちもあるだろうけど、それ以上に社会の課題を解決したいといった情熱...
元々気になっていた本だったけど、多田社長の死去のニュースを見たことをきっかけに購読。読後の感想として真っ先に出てくるのは、こういった所謂「起業家」という方々の熱量が凄まじいということ。もちろんお金を稼ぎたいという気持ちもあるだろうけど、それ以上に社会の課題を解決したいといった情熱があるからこそ、ここまで取り組み続けられるんだろうなと。正直一般人からすると浮世離れしてる世界だし、自分にもここまでの情熱はないけど、好奇心という面においては持ち続けられてると思うので、この気持ちとフットワークの軽さは大事にし続けていきたいと思いました。 そして「ビズリーチ」というサービスがなぜここまで急激に成長したのか、他のリクルートサービスとどのように違うのかが知ることができたのも、本書を読んだ大きな成果。つい最近までサービスを利用していた身としても(笑) その他最新のサービスを色々と知ることができたという意味でも、購読して良かったと思います。
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薦められなかったら読まなかったような装丁の本だが、面白い!4.5くらい。 ビズリーチ創業者の南氏が、先輩方から学んだり体験から身につけた、事業立ち上げの勝ちパターンのフレームワークの紹介や、事業の拡大期にぶつかったハードルなど、ベンチャーに興味はなくても企画としてとても勉強になる...
薦められなかったら読まなかったような装丁の本だが、面白い!4.5くらい。 ビズリーチ創業者の南氏が、先輩方から学んだり体験から身につけた、事業立ち上げの勝ちパターンのフレームワークの紹介や、事業の拡大期にぶつかったハードルなど、ベンチャーに興味はなくても企画としてとても勉強になる。興味ある分野で早速実践してみたい。 「自分が思いついたことは世の中の誰かが先に大抵やっている」から、まずは世界中の成功事例をリサーチし尽くす、というのが意外だった。ベンチャーの創業者なのに、冷静で現実的。 しかし、南氏は、ゆくゆくは自身がビズリーチのボトルネックになりかねないと考え、数年かけて多田氏という後継者を探し出し、そして育て上げた。自身が持株会社であるビジョナルに移り、多田氏がビズリーチ社長になったときは、権限を明確に分けるためにわざわざ自らは近くの雑居ビルを借りて物理的にも離れてまでして愛着も執着もあるビズリーチから自身を無理やり離し、経営に関わらないようにした。それなのに、多田氏は今年7月に急逝された。南氏はどんなにやり切れない思いだっただろう。 (事業をつくる流れ) ・興味ある社会課題、分野を見つける ・その分野の白書やレポートなどを読み込み概観を掴む ・課題のセンターピンを見つける ・お手本(ベンチマーク)を見つける(同じ業種でなくても可。むしろ、業種はずれていてコンセプトが同じものがよい) ・打ち出し角度を決める(対象ユーザーの絞り込みなど)
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久しぶりの当たり本。もちろん恣意的なストーリーはあるであろうが、第三者のインタビュー視点で書かれているのがとても読みやすかった。
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