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突き抜けるまで問い続けろ の商品レビュー

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30件のお客様レビュー

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2021/09/27

課題のセンターピンを見つけるということ。ただ漠然と物事を進めるのではなく、課題はなんなのか、本質を見抜く力が秀でている人なんだなと。 自分自身に置き換えたときにもやはり同じことが、重要視される。スケールが違えど意識してやっていきたい。

Posted byブクログ

2021/09/23

読了、ビズリーチ創業ノンフィクション。単なる物語ではなく、南さんに影響を与えた先輩経営者(楽天三木谷さん、Z小澤さん)や同僚(多田さん)の経営哲学が具体的に描かれている点が、めちゃ勉強になった。 ① 何かを始める際は徹底的に調べ抜く ・Z小澤さん「課題のセンターピンを探せ」: ...

読了、ビズリーチ創業ノンフィクション。単なる物語ではなく、南さんに影響を与えた先輩経営者(楽天三木谷さん、Z小澤さん)や同僚(多田さん)の経営哲学が具体的に描かれている点が、めちゃ勉強になった。 ① 何かを始める際は徹底的に調べ抜く ・Z小澤さん「課題のセンターピンを探せ」: 事業構造を徹底的に調査する。成功している事業には必ず理由がある。それが何かを探り当てることから始めろ。うまくいっている会社を世界中から5社くらい見つけて、つぶさに調べていく。すると、見えてくるものがある。 →楽天球団設立時:「とにかく、調べ方尋常じゃなかった。ありとあらゆるプロスポーツの事業構造を全部、調べまくった」「(小澤さんは)ニュースや公開情報で興味のある話題を見つけると、自分の人脈を駆使して当事者に直接、話を聞きに言った。会える限りの人に会い、とにかく情報を集めていた。」 ② スプレッドシートに落とし込んで考えられなかったら意味がない。 ・楽天三木谷さん: 立てた課題の達成具合を計測できるよう、必ず数字に落とし込んでいくことを求めた。どんな取り組みも、スプレッドシートに落とし込んで考えられなかったら意味がない。頑張った成果を測定できなければ、何のために努力しているのかわからない。とにかく測定できる方法を考えてみろ。 ③ 採用に対する圧倒的なコミット ・「この人がいなかったらマズかったということは、これまでに何度もあった。だがそのたびに、ここぞいというタイミングで救世主のような人が現れた。これは偶然ではなく必然で、日ごろから採用したいと思う候補者と会い続けているから」 ④ 絶対達成の勝ち癖を醸成する ・多田さん: 目標達成が当たり前の組織と、未達成でも仕方がないと考える組織では、天と地ほどに業績が違う。「達成していないことが格好悪いというカルチャーをいかに早くつくるかが大切」。 ・USEN宇野さん「自分は部下とたくさん飲みに行って、信頼関係を構築しているつもりだった。だが業績が下がった瞬間に社員は辞めていく。それまでの努力はほとんど意味がない。だから、経営者は業績を伸ばすこと以外は考えない方がいい」 ・多田さん:「どんなに強い絆で結ばれていると思っていても、業績が悪化すると、人はこんなに簡単に辞めていくのか、と。成長がすべてを癒やすのはその通りだし、そのためにも目標を必達する文化をつくることが大事だと肝に銘じた。」 それ以外 〇大義を持て ・楽天三木谷さん: 事業としてやる以上、社会にインパクトを与え、世界を変えるようなスケールの大きな問いに向かわなくては意味がない。そこに、大義があるのか。 ・政治では世の中は変わらず、実業によってしか世の中は変わらない。だからこそ、実業家は社会をよくしていかなければならない。事業を通じて誰が幸せになるかを考えている。 ・南さんも「目先でいくら儲かるか」といった話にはほとんど興味を示さない。「お前は世の中をどう変えたいんだと逆に質問攻めにされる」 〇経営者の質をなにで判断しているか? ・三木谷さん: 経営者というのは決断の量とスピードでだいたい決まる。日々、多くの情報を仕入れて考え続ける必要があるし、リスクを積極的に取っていこうと考えるマインドセットも必要になる。 〇しつこさ 絶対に諦めない

Posted byブクログ

2021/09/20

ビズリーチ創業者南氏の創業へと繋がるビジネスの原点と、ビズリーチ(現ビジョナル)の企業としての成長と産みの苦しみ、課題への挑戦の軌跡がとてもリアルに書かれている。貫かれているのは「人と事業はセット」「いかに問を立てるか」ということ。問いを立てる力を育むには、内なる問いと、外向きの...

ビズリーチ創業者南氏の創業へと繋がるビジネスの原点と、ビズリーチ(現ビジョナル)の企業としての成長と産みの苦しみ、課題への挑戦の軌跡がとてもリアルに書かれている。貫かれているのは「人と事業はセット」「いかに問を立てるか」ということ。問いを立てる力を育むには、内なる問いと、外向きの問いに向き合い自分が心からやりたいと思えることを知り行動すること、ということを教えてくれる。南氏の原点となる経験が楽天イーグルスでのものだったとは知らなかった。

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2021/09/19

ビズリーチを創り上げ現在はその持株会社であるビジョナルを率いている南を中心にビジョナルグループの人々、グループ事業会社の奮闘について語られる書籍。「問いを立てる」こと、それにより世の中に「新しい価値を次々と」創出していくこと、それには、「変わり続ける」こと、そのために「成長し続け...

ビズリーチを創り上げ現在はその持株会社であるビジョナルを率いている南を中心にビジョナルグループの人々、グループ事業会社の奮闘について語られる書籍。「問いを立てる」こと、それにより世の中に「新しい価値を次々と」創出していくこと、それには、「変わり続ける」こと、そのために「成長し続ける」ことが重要であることが述べられている。ビズリーチは企業人として、また一般人としてそのサービスを利用している。まだまだビジョナルはビズリーチの会社であるというのが世間一般の認識であるに違いない。しかしながら、他業種含むさまざまな事業へのチャレンジ、それに伴うメンバーへの権限移譲や継承。会社として変わり続ける姿勢が醸成されており、今後のビズリーチ以外の事業の展開に目が離せない。

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2021/09/08

■読んだ日付: 2021/8/30 ■読もうとおもった理由: 自分が現在携わっている仕事にビズリーチの領域が関係しており、急成長しているビズリーチの成り立ちについて知りたいと思ったから。 ■読んだ後に得たいと思ったこと: ビズリーチ創業の経緯と、創業期の奮闘と現在に至るまでの...

■読んだ日付: 2021/8/30 ■読もうとおもった理由: 自分が現在携わっている仕事にビズリーチの領域が関係しており、急成長しているビズリーチの成り立ちについて知りたいと思ったから。 ■読んだ後に得たいと思ったこと: ビズリーチ創業の経緯と、創業期の奮闘と現在に至るまでの道程を知り、苦しい時に乗り越えるためのヒントを得たい。 ■目的は達成出来たかを4段階で(×,△,○,◎):◎ ■心に残った箇所: ・「問題のセンターピンを決める」 ・「大義はあるか?」 ■感想: 本書において創業者の南氏は経歴こそスーパーマンだが、これまで歩んできた道のりは非常に険しく、泥臭く戦ってきたのだと知った。どんな時もまずは問題の本質(センターピン)が何かを考え、決めたら突き抜ける覚悟で動き出す。このプロセスは万事において重要であると実感した。 また単純に読み物としても非常に面白かったため、何か苦しい時にはまた読み返したいと思う。

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2021/09/07

南さんのようには中々なれないと思いながら読みました。自分のやりたい事を実現するために行動するだけでもすごいし。

Posted byブクログ

2021/08/26

前半のおざーんさん達との楽天球団話が面白かった。中盤は昔南さんが出してた、「ともに戦える仲間の作り方」と同じ内容。 後半はやや礼賛すぎるかなーという感想。

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2021/08/15

内なる問いは心の叫び 後書きがサマリーになっており、「問いを立てる力」を考えるヒントになる。 大切なのは内なる問い(心の叫び)と外の問い(世間の課題)をどう一致させていくか。 ■概要 ・起業家(南さん)の思いと組織の変遷 - 南さんが問いを立てるに至るまでの話:楽天イーグル...

内なる問いは心の叫び 後書きがサマリーになっており、「問いを立てる力」を考えるヒントになる。 大切なのは内なる問い(心の叫び)と外の問い(世間の課題)をどう一致させていくか。 ■概要 ・起業家(南さん)の思いと組織の変遷 - 南さんが問いを立てるに至るまでの話:楽天イーグルスでの三木谷さんや島田さんらとの逸話 - 人材領域で起業に至るまでの問いの磨き込み - 起業してから仲間がどう集まってきたか、組織をどう変えていったか  ★特に営業部隊の大切さがわかる  成長著しいテック企業はプロダクトだけでなく営業も両輪を担う  マイクロソフトやセールスフォースもそう ・個別戦術(プロモーション)の教科書 ビズリーチといえばテレビCMのヒットが有名で、そのエッセンスを学ぶのにも役立つ。テレビCMという効果測定が難しいものの検証をどうするか、何を狙ってCMを打つべきか、企業むけCMのヒットの黄金則は何かなどがストーリーの中でわかりやすく記載されていた ・内なる問い(心の叫び)こそ大切に 問いを立てるとは、課題発見や論点設定だけではない。それらは外なる問いであり、いかにその問いを自身の内に眠る問いと結びつけるかが大切。 ■所感 起業家のマインドセット、成長企業の文化を体感するのには良い。リクルート創業者の江副氏を描いた『起業の天才』には劣るが、起業家の葛藤=まさに「問い」がひしひしと伝わってきた。 後書きがサマリーになっており、「問いを立てる力」を考えるヒントになる。 大切なのは内なる問い(心の叫び)と外の問い(世間の課題)をどう一致させていくか。ここは何となく思っていたことを言語化してもらった。 直接的なインプットは少ないが、潜在的に良い影響を与えてくれる内容だったように思う。

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2021/07/28

ビジネス書なのに映画を見ている気分になった。 内なる何かを奮い立たせてくれる一冊。 また何度も読み返したい。

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2021/07/17

タクシー内CMでお馴染みのビズリーチ創業の物語。 社長の南氏はモルガン・スタンレー→楽天球団を経て起業するのだが、楽天球団で触れ合った三木谷社長、小澤氏、島田氏から徹底的に問い詰めるというビジネスの真髄を学び、その力を持って、ビジョナルグループ内で数々のビジネス立ち上げを行なっ...

タクシー内CMでお馴染みのビズリーチ創業の物語。 社長の南氏はモルガン・スタンレー→楽天球団を経て起業するのだが、楽天球団で触れ合った三木谷社長、小澤氏、島田氏から徹底的に問い詰めるというビジネスの真髄を学び、その力を持って、ビジョナルグループ内で数々のビジネス立ち上げを行なってきている。 タイトルにある問い続けるということは、ビジネス立ち上げにとって不可欠であり、起業や新規事業立ち上げの際に参考になること間違いない。 またその問い続ける能力に加え、一度行けると思った領域については、成功するまで粘り続けるという泥臭さも兼ね備えていることを忘れてはならない。 ひさびさに胸が熱くなる一作であった。

Posted byブクログ