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雨の日は、一回休み の商品レビュー

3.6

57件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    25

  3. 3つ

    19

  4. 2つ

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2022/05/01

面白かった。 主役が短編ごとにかわっていく構成は面白い。 それぞれが人生の主役なんだなと、改めて思う。

Posted byブクログ

2022/02/14

図書館で借りたもの。 40代で派遣社員。ストレス解消にネット上で女子高生を装う男がピンチに…。「天気雨」ほか、働くおじさんの日常を時におかしく、時に切なく描く全5編の連作短編集。 1話目から典型的な(といったらそれも男性差別?)昭和の男が出てきてげんなり。 “男はその点身軽な...

図書館で借りたもの。 40代で派遣社員。ストレス解消にネット上で女子高生を装う男がピンチに…。「天気雨」ほか、働くおじさんの日常を時におかしく、時に切なく描く全5編の連作短編集。 1話目から典型的な(といったらそれも男性差別?)昭和の男が出てきてげんなり。 “男はその点身軽なものだ。ご指名とあらばどこへでも飛べる。そう、たとえ妻が妊娠中であってもだ。” 「それが当たり前」だったんだもんね。何が当たり前かは、時代によって変わる。 私も、当たり前・先入観にとらわれず、少しずつアップデートしていかなきゃな。

Posted byブクログ

2022/02/06

おもしろかった。 おじさんといってもいろんな世代のおじさんのいろいろが描かれている。共通しているのは、昔はパワハラ、モラハラとかセクハラとかは当たり前で、夜の付き合いも仕事のうちっていうくだり。 行き過ぎた圧力はどうかと思うけど最近の風潮は人間がさらに弱くなる元にもなってるとも思...

おもしろかった。 おじさんといってもいろんな世代のおじさんのいろいろが描かれている。共通しているのは、昔はパワハラ、モラハラとかセクハラとかは当たり前で、夜の付き合いも仕事のうちっていうくだり。 行き過ぎた圧力はどうかと思うけど最近の風潮は人間がさらに弱くなる元にもなってるとも思う。イジメと教育は違うんだ〜と言いたい。オヤジ達もいろいろ大変だと同情する。

Posted byブクログ

2022/02/13

どちらかと言えば昭和後半のサラリーマンの心情が描かれているが、このテーマの小説はけっこう有るが、これを経験してないだろう女性作家が書いてるところが凄い。

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2022/01/15

うわー、何とまあ、つらい本。 おじさんって、本当に面倒な生き物だけど、 おばさんだって、気をつけないとやばい! 自分、大丈夫だよねぇ?とドキドキ。 ただ、おじさんだって変われるんだから、 おばさんだって変われるだろうという ちょっとした安心感は得られたな。

Posted byブクログ

2021/12/16

雨を舞台にした5つのドラマ。 ひと口に雨といっても様々だ。 スコール、時雨、涙雨、天気雨、翆雨。 それぞれの物語・登場人物は 緩やかにつながっている。 主人公を変えながら、物語は展開する。 主人公はみな、オジサンと呼ばれる人たち。 晴れやかな上り調子の年頃を過ぎ、 それぞれ人生...

雨を舞台にした5つのドラマ。 ひと口に雨といっても様々だ。 スコール、時雨、涙雨、天気雨、翆雨。 それぞれの物語・登場人物は 緩やかにつながっている。 主人公を変えながら、物語は展開する。 主人公はみな、オジサンと呼ばれる人たち。 晴れやかな上り調子の年頃を過ぎ、 それぞれ人生の雨雲に追われる。 急な激しい雨に打たれたり、 止むことなく降り続ける雨に 濡れることもある。 多くの人が晴れた日を好むように、 自分自身も人生の雨にうんざりしている。 悪い事ばかりではない。 雨模様の空を知るからこそ、 晴れ渡る空の気持ち良さがわかる。 冷たい雫は頭を冷やし、 しばし立ち止まり 周囲を見渡す冷静さを与えもする。 タイトルには作者のそんな気持ちが宿る。 一回休んでもいい。 大切なのは諦めて、 ぜんぶ投げ出してしまわないこと。 ひどく降る雨もあるし突然の雨もある。 永遠に降り続けると感じられることも。 周囲が敵だらけと思える時もあるだろう。 すべての人がオジサンを敵視するわけじゃない。 心落ち着いたら、もう一回歩き出そう。 そんな前向きな気持ちにさせられる。

Posted byブクログ

2021/11/06

オレがセクハラで訴えられるだとースコール もうすぐ定年で残り物の惣菜ばかりー時雨雲 やりきれない思いは女を買ってやり過ごせー涙雨 派遣社員の憂さ晴らしはー天気雨 退職した男の名は世直しオジサンー翠雨 会社で働いてきた男たちが社会についてゆけなくなって苦しむお話が5編。 1本目...

オレがセクハラで訴えられるだとースコール もうすぐ定年で残り物の惣菜ばかりー時雨雲 やりきれない思いは女を買ってやり過ごせー涙雨 派遣社員の憂さ晴らしはー天気雨 退職した男の名は世直しオジサンー翠雨 会社で働いてきた男たちが社会についてゆけなくなって苦しむお話が5編。 1本目では「え、察しわる!」と驚き呆れ読めば読むほど「そんなこと考えている非生産的なヒトなんて今時いるの?!」胸糞悪くすらなった。 2本目では「なんでそんなに不貞腐れとん?」とこれまた不快感。 3本目では「バカなん?」 4本目では「卑屈だなぁ」 5本目では「うわ、迷惑なひと!」 おおまかにはこんな思いを抱きながらそれぞれ読んだのですが、登場人物が今のよくない状況からお話によっては自分をみつめ、他者を見つめ、少しだけ違ったステージに移りホっとできる。 結局この「ホっとする」ことが快感になりどんどこ読み進めてしまいました。 いつもは手に取ることがない、良い本を読めました。 ブクログのおすすめかなんかで見つけたんですよね。 ブクログさんありがとう!

Posted byブクログ

2021/10/23

おじさんに限りませんが、歳をとるにつれ自分の経験や正しいと思ってきた価値観を否定されても受け入れられない人が多いのではと思います。 今まで正しいと思っていたとしても、異なる意見の人がいれば一度自分自身を疑ってみるべきものです。 嫌われる原因、友達が少ない原因は周りの人や環境の問題...

おじさんに限りませんが、歳をとるにつれ自分の経験や正しいと思ってきた価値観を否定されても受け入れられない人が多いのではと思います。 今まで正しいと思っていたとしても、異なる意見の人がいれば一度自分自身を疑ってみるべきものです。 嫌われる原因、友達が少ない原因は周りの人や環境の問題だけではなく自分自身にも原因があるはず。 自分も気をつけようと思いました。

Posted byブクログ

2021/10/15

働くおじさん達の日常、それぞれ5話。 セクハラで訴えられた相手がまさかの…思いもしない相手だったり。 年代が違えどさまざまなおじさん達が登場する。 まぁ、こんなこともあるかもな〜と。 なくはないかなぁと。

Posted byブクログ

2021/10/10

突きつけられてきた言葉を、言う側の物語。 みんないろんなものを抱えて生きてる。 どちらも、誰かの言葉で傷ついてる。

Posted byブクログ