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リボルバー の商品レビュー

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464件のお客様レビュー

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2021/06/26

美術に疎い自分が悔しい。 ゴッホとゴーギャンの作品を見てみたくなった。 絵にも色々な想いや描き手の情熱があるということが原田さんの文章で感じ取れた。 リボルバーが持ち込まれるまでは長く感じたけどサラの告白から一気に引き込まれた。 舞台化するらしいけどどんな舞台になるのか楽しみ。

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2021/06/26

原田マハさんの最新作は、表紙を見れば一目瞭然のゴッホである。彼が命を落とした原因となった“リボルバー”の謎を巡る話だ。今回はパリのオークション会社に務める日本人女性が主人公となり、ゴッホとゴーギャンの関係やリボルバーを繋ぐ糸を追うミステリー仕立てとなっている。真実がどうなのか誰に...

原田マハさんの最新作は、表紙を見れば一目瞭然のゴッホである。彼が命を落とした原因となった“リボルバー”の謎を巡る話だ。今回はパリのオークション会社に務める日本人女性が主人公となり、ゴッホとゴーギャンの関係やリボルバーを繋ぐ糸を追うミステリー仕立てとなっている。真実がどうなのか誰にもわからないが、本書のようなことであればいいなと思えた。

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2021/06/24

素晴らしい作品に出会えた。さすが原田さんの著書だ。以前風神雷神を読んで感動し次を楽しみにしていた、そして今回本書を読みすっかりファンになってしまった。今後も読み逃しの無いようにしよう。ゴッホとゴーギャンとの相剋、2人の作品と問題のリボルバー、心に残った。

Posted byブクログ

2021/06/24

読めば読むほどハマる。 サラの追想あたりから一気に加速する感じ。 「たゆたえども沈まず」でゴッホの話はある程度頭に入っていたので、分かりやすかったです。 続きが気になると同時に、この本の終わりに近づくと思うとじっくり読もう、そんな気持ちになりました。 あえてどこからがフィクション...

読めば読むほどハマる。 サラの追想あたりから一気に加速する感じ。 「たゆたえども沈まず」でゴッホの話はある程度頭に入っていたので、分かりやすかったです。 続きが気になると同時に、この本の終わりに近づくと思うとじっくり読もう、そんな気持ちになりました。 あえてどこからがフィクションでどこまでが史実なのか知りたくないような気もします。 マハさんの作品の中で暗幕のゲルニカに並ぶトップクラスで面白かった。

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2021/06/24

おもしろかったー。 一気読みして、途中からは読み終わるのがもったいなくて少しずつ読み進めました。読後感、すっきり。 今作も、史実に基づくフィクションです。 マハさんのアートに関する膨大な知識と熱意と文才で物語を編み進めていく過程は、大変な作業でしょうが幸せな時間なんだろうなあ、と...

おもしろかったー。 一気読みして、途中からは読み終わるのがもったいなくて少しずつ読み進めました。読後感、すっきり。 今作も、史実に基づくフィクションです。 マハさんのアートに関する膨大な知識と熱意と文才で物語を編み進めていく過程は、大変な作業でしょうが幸せな時間なんだろうなあ、と思いました。それを読ませてもらえる読者も、幸せ。

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2021/06/23

原田マハの作品を初めて読了した。 少なからず印象派にハマった時期もあり、誰でも知っているゴッホとゴーギャンの物語をこんなに興味深く色づけされている事にグングン引き込まれてしまった。

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2021/08/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

章のバランスが悪い 途中で飽きた、、、 結局、オークションに出さずに土に戻すんかい 美術館に行きたくなった

Posted byブクログ

2021/06/23

間違いなくマハさんのアートミステリー作品では「楽園のカンヴァス」と甲乙つけがたい大傑作作品。前半の「ふたつのリボルバー」は少し冗長であまり面白くないかなと思ったが、「サラの追想」からエンジン全開、俄然面白くなり、あれよあれよの怒涛の展開と素晴らしい落としどころに瞬きも忘れるほど熱...

間違いなくマハさんのアートミステリー作品では「楽園のカンヴァス」と甲乙つけがたい大傑作作品。前半の「ふたつのリボルバー」は少し冗長であまり面白くないかなと思ったが、「サラの追想」からエンジン全開、俄然面白くなり、あれよあれよの怒涛の展開と素晴らしい落としどころに瞬きも忘れるほど熱中させてもらった。ゴッホとゴーガンという二人の天才へのリスペクトが全編を貫き、アート愛に満ちたワクワクするミステリーに仕上がっている。ひとつだけ言いたいのは装丁。表表紙はゴッホの「ひまわり」でいいが、裏表紙はゴーガンの晩年の「団扇を持つ少女」あたりにしてほしかったなあ。架空の「ヴァエホの肖像」ならもっと乙だけど。

Posted byブクログ

2021/06/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『たゆたえども沈まず』のように、ゴッホとゴーギャンがメインででてくるのかと思って読みはじめたが、ほぼ冴やサラ視点で話がすすむ。 完全にフィクションではあるものの、もしかしたらこういうこともあったかもしれないと思わせる書き方で楽しめた。 ただ、原田さんの他の小説でも思ったけど感傷的すぎるというかロマンチックに盛り上げすぎてる気もして多少鼻白む場面もあった。 あくまで私の好みなのでこれが好きな人も多いとは思う。 相変わらず装丁は最高に素敵。 小説の内容自体の話ではないけど、それにしてもゴーギャンはやっぱり好きにはなれないなぁ…。 数人の未成年の少女と結婚したり子供うませたり堕ろさせようとしたりするのは愛だなんだといってもやっぱりきつい…愛なのかそれは…?

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2021/06/25

ゴッホの死の謎に迫るアート・ミステリー。 誰が引き金を引いたのか? 史実とフィクションを織り交ぜて、ドラマチックなストーリーを仕立ててしまうところはさすが。原田マハさんのアートに対しての愛情がひしひしと伝わってきてほっこりする。 ただ、なぜか僕自身は盛り上がることなく淡々と読...

ゴッホの死の謎に迫るアート・ミステリー。 誰が引き金を引いたのか? 史実とフィクションを織り交ぜて、ドラマチックなストーリーを仕立ててしまうところはさすが。原田マハさんのアートに対しての愛情がひしひしと伝わってきてほっこりする。 ただ、なぜか僕自身は盛り上がることなく淡々と読了してしまった。なぜだ… ちと寂しいが、絵心ないからな。 仕方ないのかな… でも、タイトルと装丁はすごく好き。 飾っておきたくなる。 表紙の絵のゴッホの「ひまわり」、いつかしっかりと鑑賞したいなー、と思った。

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