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リボルバー の商品レビュー

4

471件のお客様レビュー

  1. 5つ

    128

  2. 4つ

    202

  3. 3つ

    110

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    1

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2021/06/24

読めば読むほどハマる。 サラの追想あたりから一気に加速する感じ。 「たゆたえども沈まず」でゴッホの話はある程度頭に入っていたので、分かりやすかったです。 続きが気になると同時に、この本の終わりに近づくと思うとじっくり読もう、そんな気持ちになりました。 あえてどこからがフィクション...

読めば読むほどハマる。 サラの追想あたりから一気に加速する感じ。 「たゆたえども沈まず」でゴッホの話はある程度頭に入っていたので、分かりやすかったです。 続きが気になると同時に、この本の終わりに近づくと思うとじっくり読もう、そんな気持ちになりました。 あえてどこからがフィクションでどこまでが史実なのか知りたくないような気もします。 マハさんの作品の中で暗幕のゲルニカに並ぶトップクラスで面白かった。

Posted byブクログ

2021/06/24

おもしろかったー。 一気読みして、途中からは読み終わるのがもったいなくて少しずつ読み進めました。読後感、すっきり。 今作も、史実に基づくフィクションです。 マハさんのアートに関する膨大な知識と熱意と文才で物語を編み進めていく過程は、大変な作業でしょうが幸せな時間なんだろうなあ、と...

おもしろかったー。 一気読みして、途中からは読み終わるのがもったいなくて少しずつ読み進めました。読後感、すっきり。 今作も、史実に基づくフィクションです。 マハさんのアートに関する膨大な知識と熱意と文才で物語を編み進めていく過程は、大変な作業でしょうが幸せな時間なんだろうなあ、と思いました。それを読ませてもらえる読者も、幸せ。

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2021/06/23

原田マハの作品を初めて読了した。 少なからず印象派にハマった時期もあり、誰でも知っているゴッホとゴーギャンの物語をこんなに興味深く色づけされている事にグングン引き込まれてしまった。

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2021/08/29
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※このレビューにはネタバレを含みます

章のバランスが悪い 途中で飽きた、、、 結局、オークションに出さずに土に戻すんかい 美術館に行きたくなった

Posted byブクログ

2021/06/23

間違いなくマハさんのアートミステリー作品では「楽園のカンヴァス」と甲乙つけがたい大傑作作品。前半の「ふたつのリボルバー」は少し冗長であまり面白くないかなと思ったが、「サラの追想」からエンジン全開、俄然面白くなり、あれよあれよの怒涛の展開と素晴らしい落としどころに瞬きも忘れるほど熱...

間違いなくマハさんのアートミステリー作品では「楽園のカンヴァス」と甲乙つけがたい大傑作作品。前半の「ふたつのリボルバー」は少し冗長であまり面白くないかなと思ったが、「サラの追想」からエンジン全開、俄然面白くなり、あれよあれよの怒涛の展開と素晴らしい落としどころに瞬きも忘れるほど熱中させてもらった。ゴッホとゴーガンという二人の天才へのリスペクトが全編を貫き、アート愛に満ちたワクワクするミステリーに仕上がっている。ひとつだけ言いたいのは装丁。表表紙はゴッホの「ひまわり」でいいが、裏表紙はゴーガンの晩年の「団扇を持つ少女」あたりにしてほしかったなあ。架空の「ヴァエホの肖像」ならもっと乙だけど。

Posted byブクログ

2021/06/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『たゆたえども沈まず』のように、ゴッホとゴーギャンがメインででてくるのかと思って読みはじめたが、ほぼ冴やサラ視点で話がすすむ。 完全にフィクションではあるものの、もしかしたらこういうこともあったかもしれないと思わせる書き方で楽しめた。 ただ、原田さんの他の小説でも思ったけど感傷的すぎるというかロマンチックに盛り上げすぎてる気もして多少鼻白む場面もあった。 あくまで私の好みなのでこれが好きな人も多いとは思う。 相変わらず装丁は最高に素敵。 小説の内容自体の話ではないけど、それにしてもゴーギャンはやっぱり好きにはなれないなぁ…。 数人の未成年の少女と結婚したり子供うませたり堕ろさせようとしたりするのは愛だなんだといってもやっぱりきつい…愛なのかそれは…?

Posted byブクログ

2021/06/25

ゴッホの死の謎に迫るアート・ミステリー。 誰が引き金を引いたのか? 史実とフィクションを織り交ぜて、ドラマチックなストーリーを仕立ててしまうところはさすが。原田マハさんのアートに対しての愛情がひしひしと伝わってきてほっこりする。 ただ、なぜか僕自身は盛り上がることなく淡々と読...

ゴッホの死の謎に迫るアート・ミステリー。 誰が引き金を引いたのか? 史実とフィクションを織り交ぜて、ドラマチックなストーリーを仕立ててしまうところはさすが。原田マハさんのアートに対しての愛情がひしひしと伝わってきてほっこりする。 ただ、なぜか僕自身は盛り上がることなく淡々と読了してしまった。なぜだ… ちと寂しいが、絵心ないからな。 仕方ないのかな… でも、タイトルと装丁はすごく好き。 飾っておきたくなる。 表紙の絵のゴッホの「ひまわり」、いつかしっかりと鑑賞したいなー、と思った。

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2021/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大好きな原田マハ作品最新作。 いつのまにかマハさんの作品としては12冊目の読了となりました。 過日読み終えた「風神雷神」の時にも感じましたが、史実とフィクションの境目がわかりません^^; 結果、貪るように一気読みさせられました。 ゴッホとゴーギャンという2人の天才画家にまつわる物語で、アート史上最大の謎と言われる「ゴッホの死」の謎を主人公である高遠冴が解明していきます。 晩年のゴッホに耳に苦難を背負っていたのは有名な自画像で知っていましたが、まさかそこにはゴーギャンとの別れが原因だったとはお恥ずかしながら知りませんでした...トホホ そして、ゴッホが若くして亡くなっていたことも、又、それが自ら拳銃で自殺をはかった結果だということも。 (ここまでは史実なんですよね?) そして、まさにここからがマハさんの旨さが凝縮されていました。 ゴッホが自らを撃ったと思われたリボルバー、しかし、それはゴッホを救おうと自ら自殺の演技をしようとするゴーギャンをゴッホが救おうとした結果、引き起こされた事故であった。 あまりにも不器用で、そのくせ真っ直ぐで、互いの思いを口にすることも出来ない臆病者で、無骨な2人の天才画家。 自分の目で、耳で、においや味覚を通じ、まるで冴(主人公)の隣にいるかのような臨場感を感じることが出来ました。 説明 誰が引き金を引いたのか? 「ゴッホの死」。アート史上最大の謎に迫る、著者渾身の傑作ミステリ。 パリ大学で美術史の修士号を取得した高遠冴(たかとおさえ)は、小さなオークション会社CDC(キャビネ・ド・キュリオジテ)に勤務している。週一回のオークションで扱うのは、どこかのクローゼットに眠っていた誰かにとっての「お宝」ばかり。 高額の絵画取引に携わりたいと願っていた冴の元にある日、錆びついた一丁のリボルバーが持ち込まれる。 それはフィンセント・ファン・ゴッホの自殺に使われたものだという。 「ファン・ゴッホは、ほんとうにピストル自殺をしたのか? 」 「――殺されたんじゃないのか? ……あのリボルバーで、撃ち抜かれて。」 ゴッホとゴーギャン。 生前顧みられることのなかった孤高の画家たちの、真実の物語。

Posted byブクログ

2021/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ゴッホの死に関係したリボルバーを巡るミステリー。 著者の史実の裏側の想像力には脱帽します。 一つ一つの謎の推測はできるかもしれませんが、一つの物語としてつなげてしまえるのがすごいです。 本作に登場するリボルバーも、ゴーギャンの現地妻の絵も、ゴーギャンの孫も、ゴッホの死の真相も事実証明はできないものの、あり得るかもしれないと思わせるので、一気読みしてしまいました。

Posted byブクログ

2021/06/20

ゴッホとゴーギャン。名前と作品は多くの人々に知られてますが、2人の生き様は私自身も詳しくありません。マハさんはミステリアス&ドラマチックに対照的な2人を描いてくれてます。

Posted byブクログ