すみれ荘ファミリア の商品レビュー
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愛とか家族とか血のつながりとか、狡い人に使われると呪いでしかないなって話。 読んだ後、よくよく考えるとちょっと事件がすぎない?って所があるんだけど、 読んでる最中はむしろ自然でそれもまた呪いやなと。 ひどい話です。 それなのに読んだ後は爽やかなんだよなー。 凪良ゆう作品、好きです。
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凪良ゆうさんの小説は引き込まれます♪ あっという間に読んでしまいました! 愛って色々な形があるんだな〜と。。。 相手を不幸にする愛は納得できないですが
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初めて読む、凪良ゆうさん。 結論から言うと、好きな作家さんがひとり増えた! 白と黒、善と悪、陰と陽、勝ち負け…どちらかに決めることは出来ないのに、人は二分したがる。 グレーゾーンはあって然るべきで、どんな人間にも多面性があり、家族でさえ知らない顔を持っている。 理解することと許...
初めて読む、凪良ゆうさん。 結論から言うと、好きな作家さんがひとり増えた! 白と黒、善と悪、陰と陽、勝ち負け…どちらかに決めることは出来ないのに、人は二分したがる。 グレーゾーンはあって然るべきで、どんな人間にも多面性があり、家族でさえ知らない顔を持っている。 理解することと許容することは別で、頭で割り切れなくても心で許すことは出来るのだと改めて感じた。 凪良さんの世界感、とても好き。他のお話も読んでみたい。
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家族のような下宿生活。ほのぼの〜と思ったら、とんでもなかった。 一悟と芥の関係性が徐々に明らかになり、周りもふんわり〜という先見も、完全に崩された。 青子…がいなかったら、一悟の人生は全く違うものだっただろうな… 一悟のお母さん、天秤って難しいし、意図的にやるのも違う…難しい… 青子と桜子のお父さんお母さん、何があったか全部知って、一咲ちゃんのこと考えてほしい… きっと、取り繕いながら、みんな生きていて、全てを晒して生きることが決して幸せではない…人の立体感を感じました。
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すみれ荘に住む住人、その周りの悩み、嫉妬が上手く描かれていてスラスラと読めてしまいました。 特に和久井一悟の弟、芥の鋭い言葉、幼少期の思いなどが心にくる作品でした。 人それぞれ様々な悩みがあり、苦労していると思い考えさせられました!
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家族と愛情について色々考えさせられた。やっぱ偏ってる事ってあるよなあ!?!? 自分も美寿々さんよりは症状軽いけど、同じようなのに悩んでいるから共感できた。 隼人くんの話もしんどいけど好き。 それぞれのどうしようもなさが伝わってきて、これからのすみれ荘で過ごす日々が少しでも穏やかになりますようにって祈りたくなった。 傲慢なオッサンの描写上手くてキツい。三上さんの行動力だけは予想できなかったな…。青子さんは分かりやすかったけど。
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愛=毒、苦しみって思うお話たちでした。表紙のほわんとした、やさしく儚げな感じではないかな。でも、救いのないストーリーとかいうわけではなく、私も、他のだれかも、みーんなこんな風に生きてるよね、苦しくなるよね、って共感できるお話でした。引き込まれました。あと、牧師さんの言葉が印象に残...
愛=毒、苦しみって思うお話たちでした。表紙のほわんとした、やさしく儚げな感じではないかな。でも、救いのないストーリーとかいうわけではなく、私も、他のだれかも、みーんなこんな風に生きてるよね、苦しくなるよね、って共感できるお話でした。引き込まれました。あと、牧師さんの言葉が印象に残りました。
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とても読みやすくて、いつの間にか惹き込まれていて気がついたら読み耽ってた。 まさに、愛故にな作品!愛という名の毒。愛は実は自分自身をも狂わす程怖いもので、だけど理屈で止められるほど単純なものではない。滅茶苦茶読み応えのある作品! 凪良先生の作品は本当に愛が溢れていて出てくる登場人...
とても読みやすくて、いつの間にか惹き込まれていて気がついたら読み耽ってた。 まさに、愛故にな作品!愛という名の毒。愛は実は自分自身をも狂わす程怖いもので、だけど理屈で止められるほど単純なものではない。滅茶苦茶読み応えのある作品! 凪良先生の作品は本当に愛が溢れていて出てくる登場人物が弱点も含めて愛くるしくて、読み終わってもまた会いたくなってついめくってしまう作品ばかり。 語りたくなる程素敵な作品だと思いました!
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初めての凪良ゆうさん。 かなり好きな一冊だった! 実家の下宿を営む虚弱な和久井さんの元に、両親の離婚で生き別れになった弟が偽名であらわれて… という所から始まるが、どんどん引き込まれて行く。 PMSと月経困難症に悩む美寿々ちゃん、夢を諦めて制作会社に勤めている隼人くん、みんなの...
初めての凪良ゆうさん。 かなり好きな一冊だった! 実家の下宿を営む虚弱な和久井さんの元に、両親の離婚で生き別れになった弟が偽名であらわれて… という所から始まるが、どんどん引き込まれて行く。 PMSと月経困難症に悩む美寿々ちゃん、夢を諦めて制作会社に勤めている隼人くん、みんなのお姉さん的存在の青子さん。 みんな立場も考え方も違うのに、共感できることも多々あって、苦しくなることも何度もあった。 その後を描いた『表面張力』にあるけど、『普通そうにしてても、みんな、誰にも見せない顔がある』が一番物語っていると思う。
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青子や三上さんが愛ゆえに殺そうとするのは、正直共感できるものがあって、自分も危ういグレーゾーンに立つことがあるんだなと感じた。 独占したい気持ちも、誰かに取られたくない気持ちも、強くなりすぎると毒になってしまう。 そうはなりたくないけど、愛を捨てることはできない。 表面張力の方は、ほんとにギリギリで形を保ってるんだなと思った。 歪に見えてよくあることなんじゃないかと思う。
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