すみれ荘ファミリア の商品レビュー
こんなにハラハラする物語だとは思わなかった! 愛が強すぎると怖いです。 それでも読み終わった今、登場人物がみな愛おしいです。 上手いんですね。凪良ゆうさんが!
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うーん、ただの家族ものではない、苦味があって良いです。 キャラ設定の、個性の振り方も良い。 けっこう恐ろしいことが色々起こってるのに和久井と芥のキャラの安定感で、優しいストーリーにも感じられる。
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魅了されて、一気読みしてしまいました… いや〜『流浪の月』以来の一気読みで、すごく面白かったです!! 居酒屋の二台目さんと隼人さんには一言一言がイライラして自分勝手でセクハラばっかで殺意まで抱いてしまうし、アンディさんの愛はやっぱり理解できないけど、“自分に理解できないから間違ってると決めつけるのは早計だ”っていう文章にハッとさせられました。 青子さんの場面では、桜子さんの妹と判明した時点で芥さんの物語と重ね、「…まさかね?」って思ってました。 でも、病人に“植木鉢”と“スズラン”持ってきた時本当に鳥肌立ちました…! そして、芥さんですよ! 生きててよかった…本当に… 火事の時助けに来た芥さんの「和久井さん!」で涙腺崩壊し、「行ってくれ」という和久井さんを守る芥さんに服とティッシュ濡らしました。 いろんな形での“愛ゆえに”があって、自分も他人事じゃないし、“世の中の人すべてが理解し合い、許し合えるなんてのは幻想”という文もその通りだと思います。 私も今、家族と“その濃さゆえに、相容れないときは徹底的に弾き合う”状態で、それはこれからも変わらないし変わらせないです。
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凪良さんワールド。 みんなそれぞれ抱えてるんだな、と思った。 愛は毒か、というのがテーマだったけれど、過ぎた愛は毒になり得ると思う。だけど、主人公たちが愛情を持って歩んでいく姿がとても良かった。
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愛とか家族とか血のつながりとか、狡い人に使われると呪いでしかないなって話。 読んだ後、よくよく考えるとちょっと事件がすぎない?って所があるんだけど、 読んでる最中はむしろ自然でそれもまた呪いやなと。 ひどい話です。 それなのに読んだ後は爽やかなんだよなー。 凪良ゆう作品、好きです。
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凪良ゆうさんの小説は引き込まれます♪ あっという間に読んでしまいました! 愛って色々な形があるんだな〜と。。。 相手を不幸にする愛は納得できないですが
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初めて読む、凪良ゆうさん。 結論から言うと、好きな作家さんがひとり増えた! 白と黒、善と悪、陰と陽、勝ち負け…どちらかに決めることは出来ないのに、人は二分したがる。 グレーゾーンはあって然るべきで、どんな人間にも多面性があり、家族でさえ知らない顔を持っている。 理解することと許...
初めて読む、凪良ゆうさん。 結論から言うと、好きな作家さんがひとり増えた! 白と黒、善と悪、陰と陽、勝ち負け…どちらかに決めることは出来ないのに、人は二分したがる。 グレーゾーンはあって然るべきで、どんな人間にも多面性があり、家族でさえ知らない顔を持っている。 理解することと許容することは別で、頭で割り切れなくても心で許すことは出来るのだと改めて感じた。 凪良さんの世界感、とても好き。他のお話も読んでみたい。
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家族のような下宿生活。ほのぼの〜と思ったら、とんでもなかった。 一悟と芥の関係性が徐々に明らかになり、周りもふんわり〜という先見も、完全に崩された。 青子…がいなかったら、一悟の人生は全く違うものだっただろうな… 一悟のお母さん、天秤って難しいし、意図的にやるのも違う…難しい… 青子と桜子のお父さんお母さん、何があったか全部知って、一咲ちゃんのこと考えてほしい… きっと、取り繕いながら、みんな生きていて、全てを晒して生きることが決して幸せではない…人の立体感を感じました。
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すみれ荘に住む住人、その周りの悩み、嫉妬が上手く描かれていてスラスラと読めてしまいました。 特に和久井一悟の弟、芥の鋭い言葉、幼少期の思いなどが心にくる作品でした。 人それぞれ様々な悩みがあり、苦労していると思い考えさせられました!
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家族と愛情について色々考えさせられた。やっぱ偏ってる事ってあるよなあ!?!? 自分も美寿々さんよりは症状軽いけど、同じようなのに悩んでいるから共感できた。 隼人くんの話もしんどいけど好き。 それぞれのどうしようもなさが伝わってきて、これからのすみれ荘で過ごす日々が少しでも穏やかになりますようにって祈りたくなった。 傲慢なオッサンの描写上手くてキツい。三上さんの行動力だけは予想できなかったな…。青子さんは分かりやすかったけど。
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