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すみれ荘ファミリア の商品レビュー

4.1

341件のお客様レビュー

  1. 5つ

    105

  2. 4つ

    148

  3. 3つ

    63

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    2

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2024/08/14

章によって焦点を当てる人物は変われど、常に和久井一悟視点であるからこその面白みを感じた。 愛には色々な形があって、どこからが間違いとは一概には言えない。 だからこそ、そういう時こそ、相手ばかりをみるのではなく自分自身をじっくりと見つめ、対話し、受け入れることが必要なのかもしれない...

章によって焦点を当てる人物は変われど、常に和久井一悟視点であるからこその面白みを感じた。 愛には色々な形があって、どこからが間違いとは一概には言えない。 だからこそ、そういう時こそ、相手ばかりをみるのではなく自分自身をじっくりと見つめ、対話し、受け入れることが必要なのかもしれない。

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2024/08/09

住人たちを囲んでほっこりする共同生活のお話と思ったら、だんだん不穏な雰囲気を帯びてきて、、 人によって愛の形は色々だけど、歪んだ愛では愛の役割を果たせない 愛することってやっぱり家族構成だったり、育ちで形成されていくんだよな… 愛を持って人と接したい

Posted byブクログ

2024/08/02

だんだんすごいことになっていった。愛に囚われている人の行動は、恐ろしいところがあるなと感じた。親でも子供を平等に愛してはくれないという言葉が重かった。日々のイライラが些細なことで爆発する気持ちには共感できた。自分が見ている一面が、その人の全てではないと改めて感じる話だった。

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2024/07/29

歪んだ愛が生むものが恐ろしい。ハートフルなストーリーかと思ってたから予想外の展開だった。でも少しずつ前に進もうとする人物の姿も描かれてて面白かった。

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2024/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

虚弱体質の管理人さん。 20年以上離れて暮らした弟と再開し、お互いに身分を伏せたまますみれ荘で同居することになる。 タイトルからほんわかしたストーリーかな、と思っていたら予想に反してアバンギャルドなね、いろいろ。 新しくなったすみれ荘はきっとほんわかした空気が流れていそう。

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2024/07/26

図書館で見かけたて凪良ゆうさんの作品だから何となく借りた 表紙と題名でほっッとする話しかなと思って 何気なく読んでた。 いや〜途中から目が離せなくなって夢中で読んだ。 愛が深過ぎると‥こうなるのか どこかほっこりするけど サスペンスもあり推理もあり面白かった。

Posted byブクログ

2024/07/19

読み進めるほどおもしろかった! じわじわゾッとするかんじ 愛ゆえのまちがいが世の中には溢れている すべての人が理解し合い、 許し合えるなんてのは幻想だ (→世の中そんなもんか、、と落胆) それでも、あってほしい「愛」 自分が見てるのは、表か裏か どちらにしても、 自分が信じたい...

読み進めるほどおもしろかった! じわじわゾッとするかんじ 愛ゆえのまちがいが世の中には溢れている すべての人が理解し合い、 許し合えるなんてのは幻想だ (→世の中そんなもんか、、と落胆) それでも、あってほしい「愛」 自分が見てるのは、表か裏か どちらにしても、 自分が信じたいものを信じることが幸せなのかな。 どんな状況でも、一悟と芥が一緒にいるシーンは好き。

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2024/07/15

可愛らしい装丁も相まって、勝手にのほほんとした気分で読み始めてしまいました。気付いたら思わぬ方向へ話が進んでいて引っ張られるまま一気読みでした。 親子・兄弟姉妹・恋人・友人の関係性は、何が普通で、どこから異常になるのか…問いかけがじんわり効いてきます。いつどこで形成されたかもわ...

可愛らしい装丁も相まって、勝手にのほほんとした気分で読み始めてしまいました。気付いたら思わぬ方向へ話が進んでいて引っ張られるまま一気読みでした。 親子・兄弟姉妹・恋人・友人の関係性は、何が普通で、どこから異常になるのか…問いかけがじんわり効いてきます。いつどこで形成されたかもわからない固定概念や先入観を、この先、むやみに押し付けないように気をつけたい。「流浪の月」に続いて、教えてもらいました(u_u*) 2024.7

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2024/07/13

✳︎✳︎✳︎ 感情がなければ人間関係はきっとスムーズなんだろう。 でも感情がない人生を生きたいかというと それを私は望まない。 愛猫が突然死した時 あまりの悲しさから 私から感情が消えた。 全てがどーでも良くなった。 当然お得意の「くっそー」も無くなった。 あの時の私のままで...

✳︎✳︎✳︎ 感情がなければ人間関係はきっとスムーズなんだろう。 でも感情がない人生を生きたいかというと それを私は望まない。 愛猫が突然死した時 あまりの悲しさから 私から感情が消えた。 全てがどーでも良くなった。 当然お得意の「くっそー」も無くなった。 あの時の私のままで生きたら 落ち込んだり 悲しんだり 腹立ったりすることなく 穏やかに過ごせたのかもしれない。 でもそれじゃぁ私じゃない。 死んだように生きる事になる。 そんな事を思った あかり図書室で借りた 凪良ゆう 「すみれ荘ファミリア」 読んでよかった!

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2024/07/08

あとがきにもあったけれど、人はいろんな面があるんだということ。ふんわりと優しく、ウィットに富んだ会話や美しい情景の中に、さりげなくミステリー要素もあり、楽しめた。凪良さんの人物描写は奥が深い。

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