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すみれ荘ファミリア の商品レビュー

4.1

356件のお客様レビュー

  1. 5つ

    113

  2. 4つ

    154

  3. 3つ

    63

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    2

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2023/05/23
  • ネタバレ

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タイトルからは想像がつかないほどダークで殺伐としていてびっくりした。こういう無神経な発言するやついるよなーって思った。凪良さんの作品はどれも恋愛や結婚だけではない、人との繋がりを描いている。普通の概念をもっと幅広くしていける力があると思った。 ・あたしにとってアンディは楽しいコンテンツだもん。漫画でもゲームでもホストクラブでもなんでもいいんだけど、とりあえず娯楽の一種なの ・あたしにとって本気の恋愛って楽しいことじゃないし、自分が毎日生きるのだけで精一杯だし、誰かの夢を応援する余力はないし、逆にあたしが応援されたいくらい。

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2023/05/19
  • ネタバレ

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かなり題名とはかけ離れた内容に、ちょっとゾクゾクしてしまいました。オカルトとは違いますが、怨念?を感じる場面があり、粘着質っぽい内容にもビックリ。結構前に読みたいに入れて、最近購入して、やっと読みました。次は今年の本屋大賞の作品を読もうと思います。

Posted byブクログ

2023/05/19
  • ネタバレ

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芥と和久井の関係が和解していく感じはよかった。 けど、青子さんもお母さんの再婚相手もクソ。芥は感情がなくなったと言っているけど、和久井にはちゃんとした感情を持って接してると思う。自分で気づいてないだけ。

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2024/03/08

タイトルから何かほのぼのとしたものを感じてしまい、敬遠していました。 しかし凪良ゆうさんが、ただほのぼのとした家族ものを描く訳はありません。緊張感のある人間関係が織りなす物語は非常に面白かったです。 短編小説のようなエピソードを織り交ぜながら、全体は軽いミステリーとなっている巧み...

タイトルから何かほのぼのとしたものを感じてしまい、敬遠していました。 しかし凪良ゆうさんが、ただほのぼのとした家族ものを描く訳はありません。緊張感のある人間関係が織りなす物語は非常に面白かったです。 短編小説のようなエピソードを織り交ぜながら、全体は軽いミステリーとなっている巧みな構成で、先へ先へと読み進めさせられます。 各エピソードは、共感はするけど同意は出来ない物語りが語られます。しかも、美寿々,隼人、青子と話が進むほど共感度も下がってくるという嫌な構造。しかし、同時に不穏な空気が充満してきてページを捲るスピードはどんどん上がっていきます。 凪良ゆうさんの作品は、何故か一気読みさせられることが多いですね。 追加収録された後日譚も面白かったです。二人が元気そうで良かったけど、芥の次回作によってまた事件が起こらなければ良いのですが、、、

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2023/05/10

ほのぼのストーリーかと思いきや、ミステリ要素もあり、人生観を問われる場面もあり、凪良ゆう作品はどうしてこうも奥深いのか。それでいて読みやすく、うっかり寝食を忘れて読み入ってしまう。最後の短編「表面張力」がすごくよかった。愛って何だろうね。

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2024/12/04

2024.12 人間には色んな顔がある。見る人によって、その人の表と裏の感じ方も違う。 気づかず通りすぎ、気づいて焦り、戻る。そういうのが人生ではたくさんあるが、気づいたら戻ればいい。 遅くはない。 みんな自分が好きだよね。 凪良さんの作品は、伊坂幸太郎以来の面白さとメッセ...

2024.12 人間には色んな顔がある。見る人によって、その人の表と裏の感じ方も違う。 気づかず通りすぎ、気づいて焦り、戻る。そういうのが人生ではたくさんあるが、気づいたら戻ればいい。 遅くはない。 みんな自分が好きだよね。 凪良さんの作品は、伊坂幸太郎以来の面白さとメッセージ性が強く、気に入りました 愛とは。というテーマが多いのかな? 作品の中に主人公たちが出会う言葉に、自分も胸を打たれて、あぁ小説っていつ読んでも良いなぁと。読書の数がその人の人生を豊かにする、って言われたことあるけど、それがなんとなくわかった気がする。 自分で自分を愛しなさい、とか。

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2023/04/30

愛ゆえに、とか、愛は毒か、とか表紙に書いてたけど、愛なんかじゃ全然ないと思う。 人には表と裏の顔があって、表面は優しさや親切を装ってても、自分勝手で、エゴの塊だ。 怖いけど、人に危害を加えなければ、それでもいいと思える。 どう生きたって本人がそれでいいと思うなら、他人がとやかく言...

愛ゆえに、とか、愛は毒か、とか表紙に書いてたけど、愛なんかじゃ全然ないと思う。 人には表と裏の顔があって、表面は優しさや親切を装ってても、自分勝手で、エゴの塊だ。 怖いけど、人に危害を加えなければ、それでもいいと思える。 どう生きたって本人がそれでいいと思うなら、他人がとやかく言うことではない。 凪良ゆうさんの著書を読むと、いつも思うけど、世間で信じられてる良識や普通の概念を壊される感じ。 それが気持ち悪くもあり、痛快だ。

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2023/04/28
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同情はありがたく、重く、いただきすぎると疲れてしまう。(P.25) 「大多数の意見なんて、ユメマボロシでしかないんだから」(P.60) 「人間も物も同じだ。知らないうちに穴が空いてて、最後はしぼんで使い物にならなくなる。偉人も、凡人も、善人も、悪人も、行き着く先だけは平等だ」(P.62) 世界は面倒ごとであふれ、そのおかげで自分は立ち続けていられる。(P.89) 人間は環境に染められる生き物だから。(P.211) 七色の虹を眺めながら、自分もそうかもしれないと思った。ただの光の屈折でそこにはないものなのに、多くの人の目に同じ夢幻を映すもの。愛によく似ている。(P.221) 気づかず通り過ぎ、気づいて振り返り、慌てて戻る。 間に合わないことのほうが多いが、間に合うこともいくつかはある。 そうして今日という日が流れ、過ぎ去り、また明日がくる。(P.305) 『 普通そうにしてても、みんな、誰にも見せない顔がある』(P.343)

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2023/04/19
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2冊かぶって買ってしまったので、Tさんに1冊あげたので、読んでおかないとと。 すみれ荘という古い下宿屋さんに大家代理として住む一悟くん、正体を隠して一緒に住み始めた芥くん、美寿々さん、隼人くん、青子さん。芥くんは思うところあって接触してきたけど、何事にも心が動かない小説家。一悟くんの亡くなった奥さんの姉でもある青子さんは、とても優しいお義姉さんとして一悟くんは最も信頼してたのに、青子さんの中ではゆがんだ愛が徐々に膨らんでいたことに芥くんが気づいて、助けてくれた。ゆがんだ愛は、一悟くんの母の恋人のおじいさんも。 なんとなく橘井寮のイメージがあったすみれ荘は、建て替えて今風になったのかな。「表面張力」で、食材を9人分買っていたけど、最後の一人が誰かが気になった。アンディ?青子さん?隼人くん?

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2023/04/04

すみれ荘ファミリア 芥 しゅんり 美寿寿 わたなべ 青子さん せいこさん? 三上さん 隼人 スカビオサ クソみたいな毎日に首まで浸かって 幸せは口にすると薄っぺらくなる 私からみたあの人の顔は表かもしれない。他の人が見てるあの人の顔は裏かもしれない。表とか裏とかない。顔がた...

すみれ荘ファミリア 芥 しゅんり 美寿寿 わたなべ 青子さん せいこさん? 三上さん 隼人 スカビオサ クソみたいな毎日に首まで浸かって 幸せは口にすると薄っぺらくなる 私からみたあの人の顔は表かもしれない。他の人が見てるあの人の顔は裏かもしれない。表とか裏とかない。顔がたくさんある。裏が悪いと限らない。

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