めぐりんと私。 の商品レビュー
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今回はウメちゃんテルさんコンビが主役ではなくめぐりん利用者さんたちの物語 「昼下がりの見つけもの」は本好きからすると許せない親の行為!失くしものの苦しさから解放されてまた読書に親しめるようになれば良いな 予算の関係で運営は難しくなるのだろうけれど、移動図書館、自分の街にやってくるとしたらとてもわくわくする(憧れ!)
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移動図書館に集まってくる人たちの出会いや、謎の解決。こういう出会いは移動図書館ならではかなと感じる。
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印象的なのは「本は峠〜」。家族がなぜこの家に引っ越す事を節子に勧めたのか。その真意が家族の愛情が篭っていて素敵でした。 「団地ラプンツェル」も旧友との再会で少し謎が残り、それを解明できた時は又友情が深まって微笑ましかったです。 移動図書館のめぐりんを通して、それぞれ何かを抱えてる人が、司書のウメちゃんと運転手のテルさんの力を借りて前向きになれるのがとても温かくて好きなシリーズです。 公共図書館にはない、移動図書館ならではのワクワク感もあって、利用した事はないけれど見てみたいです。
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シリーズ第2弾、図書館で借りようと思ってたけど待ちきれず買いました♪ 今作も、ウメちゃん、テルさんやめぐりんを利用するみんなの笑顔が見えるようでよかったです。 人が車で本のあるところにと新しいかたちに変化しようとする「ほんまる」いいですね。あれば乗ってみたいです。
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本を積んで地域を巡回する移動図書「めぐりん」に乗務する司書のウメちゃんとテルさん。二週間に一度巡回するめぐりんを待ちわびる人たちの本への思いや思慕のやさしい話。そして、ちょっとした不思議な出来事も解決する。財政的な問題から隣の市の移動図書館の「ほんまる」か廃止されることになり、時...
本を積んで地域を巡回する移動図書「めぐりん」に乗務する司書のウメちゃんとテルさん。二週間に一度巡回するめぐりんを待ちわびる人たちの本への思いや思慕のやさしい話。そして、ちょっとした不思議な出来事も解決する。財政的な問題から隣の市の移動図書館の「ほんまる」か廃止されることになり、時代の流れもあって仕方ないが、担当者の本を図書館本館に遠い所に住む人たちにも届けたいという願いが伝わる。図書館の有り難さをつくづく感じた。
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移動図書館めぐりんに出逢った人利用した人働く人のちょっとしたミステリー。 どれもほんのり心に火を灯す掌編。 コロナ禍で職場と家族以外の人に逢えず 出かけられず映画や演劇も楽しめない今 楽しみはテレビと本。 図書館がしばし休館だった時期もあり 余計にそのありがたみを痛感してる今にF...
移動図書館めぐりんに出逢った人利用した人働く人のちょっとしたミステリー。 どれもほんのり心に火を灯す掌編。 コロナ禍で職場と家族以外の人に逢えず 出かけられず映画や演劇も楽しめない今 楽しみはテレビと本。 図書館がしばし休館だった時期もあり 余計にそのありがたみを痛感してる今にFIT。 [図書館·初読·6月3日読了]
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移動図書館めぐりんのスタッフのテルさんとウメちゃんが、めぐりんの利用者が持つちょっとした謎を解いていく短編集。「リボン、レース、時々ミステリ」の、めぐりんで専ら趣味の本を借りる派遣社員の佳菜恵がミステリ好きの桐原さんに声をかけられて、ウメちゃんに相談して辻村深月や綾辻行人を読んで...
移動図書館めぐりんのスタッフのテルさんとウメちゃんが、めぐりんの利用者が持つちょっとした謎を解いていく短編集。「リボン、レース、時々ミステリ」の、めぐりんで専ら趣味の本を借りる派遣社員の佳菜恵がミステリ好きの桐原さんに声をかけられて、ウメちゃんに相談して辻村深月や綾辻行人を読んでるところとか、桐原さんがミステリ作家志望のボタンさんといるのを見てしゅんとなってるのとかが初々しくてキュンとした。最初の「本は峠を越えて」の、夫が最期にこだわった一軒家には節子が好きだと言った「あすなろ物語」のあすなろの木が植えてあった話も好き。
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移動図書館めぐりん号。 利用者の抱える謎をウメちゃんとテルさんが解いていく。 特に好きなのは少年たちのお話。 可愛いくて微笑ましくて。 ラプンツェルってのがまた素敵。 あるきっかけで小説を読み始めた派遣社員さんのお話も微笑ましい。 最終話、めぐりんやほんまるが抱える問題は、他の自...
移動図書館めぐりん号。 利用者の抱える謎をウメちゃんとテルさんが解いていく。 特に好きなのは少年たちのお話。 可愛いくて微笑ましくて。 ラプンツェルってのがまた素敵。 あるきっかけで小説を読み始めた派遣社員さんのお話も微笑ましい。 最終話、めぐりんやほんまるが抱える問題は、他の自治体でも抱える(あるいは抱える可能性のある)大事な問題だよね。こういう、採算のとれないところにこそ自治体が頑張ってほしいとは思うけど、利用しない人の声、他に優先すべきことがあるだろう、というのも分からないわけじゃないし。そんな中でも、進化して生き残ってくれることを願わずにいられない。
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移動図書館(めぐりん)が地域を巡回し、其処で出逢う人々の謎や問題を解決。微笑ましく、本への愛情が伝わる1冊だった。昔、走っていた移動図書館を懐かしみつつ読了。
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【収録作品】本は峠を越えて/昼下がりの見つけもの/リボン、レース、ときどきミステリ/団地ラプンツェル/未来に向かって 厳しい現実を描きつつも、このシリーズは温かい希望をつないでくれる。
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