めぐりんと私。 の商品レビュー

大崎梢(著者)

2024/09/03

めぐりんに続編があったとはー！！
私には「めぐみ」ちゃんという名前のお友達が10人近くもいて。
だから「めぐりん」には勝手に親近感を覚えるの。
ついでに私が子どもの頃は移動図書館にいつもお世話になっていたから、なんだか心の友！みたいな心境になってしまうのよね。
今回はお話の中で我が県の県立図書館の事が少し出てきてね。
移動図書館ができた経緯なんかも知れて、あぁ私が利用していたあの移動図書館はそういう理由で来てたんだ。と新たな発見があったりして。
そんな我が県の県立図書館、現在新たな場所に移転新築工事の真っ最中でございます。
普段は市立図書館にお世話になっているので、実は県立図書館には足を踏み入れたことすらないんだけど。
たぶんずーっとあの場所にあるから、建てられた当初のままなのかなぁ？
移転する前に一度行ってみようかな。なんて思ってます。
感想書きながら、そういえば私が利用していた移動図書館ってクリーミーな薄緑色で、何か音楽かけながらやってきたなぁとふと思い出しました。
もうないのは分かっているけど、もう一度だけ会いたいなぁ。
あ、本の感想ちっとも書いてないや笑

2024/08/17

本バスめぐりん。の2作目
作品の中でも実在する本のタイトルが出てきて、読んだ事がある本だったら嬉しくなったり、まだ読んだ事がない本を読みたくなったりとワクワクしました。
作品も宝探しをしているような楽しい気分になれる作品が多かったです。

2024/08/05

前作の「本バスめぐりん」もずっと前に読んでいたはずですが、きれーに内容忘れてました。
それでも普通に面白かったので、ここから読んでも大丈夫な本です。

移動図書館のお話。本が好きなので、本にまつわる話は好きですが、大崎梢さんは元書店員さんということもあって、信用がおける安定の本好きさんの小説です。
私は図書館がそんなに遠くなかったし、小学校の図書室も割と充実していたのもあって、移動図書館を利用したことがありません。
でも小学生の頃とかは、自力で行くには図書館微妙に遠くて、親にねだって連れていって貰っていたし、あの頃に目の前に移動図書館が来ていたなら、ぶわーっとテンションあがっていただろうなあ…、と空想します。
移動スーパーの如く現れるバスの形の図書館。扉が大きく開くと、そこには読んだことがないたくさんの本が詰まった本棚。
物語の中の人物たちにとって、めぐりんがそうであるように、私にも思い出の、楽しみが詰まった移動図書館があっても良かったなあ。

ほのぼのとした移動図書館の話ですが、いわゆる「人が死なないミステリー」なので、この謎の真相は…！？と気になりながらページをめくる本です。

2024/05/25

移動図書館という本を積んだ車の短編集。本を借りに来る人たちを巡る出会いや人間模様や謎解きで、展開が気になり面白い。普通の図書館だと基本は静かにしてないとなので、借りに来た人同士のコミュニケーションも和むなぁと感じた。

2024/05/04

私にとって、子どもの頃の思い出が
いっぱい詰まった移動図書館。
もう見かけなくなってしまったけれど
こうして物語の中だけでも再会できることが
とてもうれしい。
続編が読めてよかったな。
シリーズ化してくれないかなぁ。
読みながら、本が大好きになれたことや
大人になっても毎週図書館に通い続けているきっかけとなった移動図書館に
感謝の気持ちが溢れてくるのでした。

2023/12/23

移動図書館“めぐりん”を舞台にした二作目。一作目では新人運転手のテルさんから見た話が多かったが、二作目では利用者などめぐりんに関わる人たちから見た話が多く興味深かった。
それぞれの話で出てくる日常の謎や引っ掛かりを、テルさんウメちゃんがすっかり探偵役みたいになって解きほぐすのも、前作とのギャップのように感じてとても面白かった。

2023/11/12

移動図書館を舞台にした話の2作目ですね。
アットホームなミステリーという感じです。
刺激は足りないけど『ほのぼの』とした気持ちになりますね。
続きが読みたいですね。

2023/08/07

ミステリー要素もあり
続きがどうなるんだろうと
ワクワクと物語を読み進められました。
後味悪い話もあったのですが、
心があたたかくなれるお話が多くて
とても良かったです。

2023/07/13

本を通して触れる人生。簡単には言い表せない思いが交錯していく。でもちょっと優しい気持ちになれる！！そんな作品でした。

2023/06/26

種川市の移動図書館・めぐりんを利用する人々をめぐるコージーミステリー。前作は、担当司書のウメちゃんと運転手のテルさんが図書館側から利用者を見守る形だったが、今回は利用者側から描かれる。されぞれの小さな謎を解く鍵が、ウメちゃんとテルさんからさり気なく示される。