めぐりんと私。 の商品レビュー
この本を一言で表すとしたら…ほのぼの×本かな? ほのぼのしてて、本との時間、友人との時間…いろんな時間を大切にしたいと思った!
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+++ 悩みを抱える〝私"たちが出会ったのは 移動図書館「めぐりん」とささやかな謎だった。 本と人々をつなぐハートフル図書館ミステリ連作集! 三千冊の本を載せて走る移動図書館「本バスめぐりん」との出会いは、屈託を抱えた利用者たちの心を解きほぐしていく。家族の希望で縁も...
+++ 悩みを抱える〝私"たちが出会ったのは 移動図書館「めぐりん」とささやかな謎だった。 本と人々をつなぐハートフル図書館ミステリ連作集! 三千冊の本を載せて走る移動図書館「本バスめぐりん」との出会いは、屈託を抱えた利用者たちの心を解きほぐしていく。家族の希望で縁もゆかりもない土地で一人暮らすことになった規子の、本と共に歩んできた半生を描く「本は峠を越えて」や、十八年前になくしたはずの本が見つかったことを引き金に当時の出来事が明るみに出る「昼下がりの見つけもの」など5編を収録。めぐりんが本と人々を繋ぐ移動図書館ミステリ、シリーズ第二弾。 +++ 「本は峠を越えて」 「昼下がりの見つけもの」 「リボン、レース、ときどきミステリ」 「団地ラプンツェル」 「未来に向かって」 +++ 本バスめぐりんシリーズ二作目である。種川市の移動図書館・めぐりん号に乗ってくるのは、以前と変わらず、テルさんとウメちゃん。いろんな場所で、いろんな人たちと、本を通して知り合い、知恵を出し合い、利用者さんたちのちょっとした謎の答えをみつけたり、もやもやを解きほぐしたりしながら、交流の輪も広げている。厳しい経済状態のなか、明るい未来も見えていて、希望が持てる。本はいいなぁ、と改めてありがたく思うシリーズである。
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久しぶりの続編、面白かった!移動図書館がなんのためにあるのか…というところや図書館界の実情は書籍の未来とも相通ずるところなので、考えさせられる。でも、これだけ電子書籍が普及しててもやっぱりリアルな本が好きなんだよなぁ…便利だとは思うけど。
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一服の清涼剤のように、スーと読了。もう少し物語展開があってもいいが。「寛大という、相手の許容を願わなくてはならない施設になりつつあるのだろうか、図書館は」「視線を動かせば、見えるものが変わる。思い込んでいた風景が実はほんの一部であること。世界はもっと広いことを気づかせてくれる」
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「本バスめぐりん。」の続編。図書館が近くにあるのは有難い事だと思った。でも、近くにめぐりんが来たらワクワクして子どもと行くんだろうなぁ。。 神奈川県大和市出身なので地名が出てくると嬉しい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
移動図書館に関わる人々の物語。公共施設として図書館は後回りにされがちだが、利用することで得る繋がりに目を向けてほしい。そんな世界が描かれている。
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移動図書館バスめぐりん。 そこで働く人、本を借りる人、そこから広がるコミュニティが楽しみな人。 図書館という建物ではなく、バスに集まりわいわい本の話をしたりするのは楽しいに違いない。 紆余曲折はあるだろうけど、移動図書館頑張って欲しいね。
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移動図書館「本バスめぐりん」は今日も走る。 訪れる場所で出会う利用者が抱える謎を解く、ミステリ短編集。 ・本は峠を越えて・・・めぐりんにより甦る思い出と過去の出来事。 亡き夫は、義理の息子たちは、何故この家を選んだのか? ・昼下がりの見つけもの・・・再起のために戻った実家で...
移動図書館「本バスめぐりん」は今日も走る。 訪れる場所で出会う利用者が抱える謎を解く、ミステリ短編集。 ・本は峠を越えて・・・めぐりんにより甦る思い出と過去の出来事。 亡き夫は、義理の息子たちは、何故この家を選んだのか? ・昼下がりの見つけもの・・・再起のために戻った実家で、18年前に 無くした本を発見。何故ここに?父母だって男女だから。 ・リボン、レース、ときどきミステリ・・・声をかけてきた男性は、 ミステリ好き。話が楽しい。だが、彼自身がミステリ。 ・団地ラプンツェル・・・幼馴染との再会は少年たちとの出会いに。 70歳代と小学生たち、4人の冒険と謎解きの始まり。 ・未来に向かって・・・故郷の移動図書館が廃止になる? 自分を司書に導いてくれた、あの人は?だが、未来はある。 司書、公共図書館の抱える問題や活動にも言及している。 めぐりん巡回MAP有り。 定年退職後、新人運転手になったテルさんと、 図書館司書のウメちゃんが乗る移動図書館「本バスめぐりん」。 めぐりんが行くステーションに集まる様々な利用者と、謎。 今回は、各ステーションでの利用者中心のミステリ短編集です。 とは言え、テルさんとウメちゃんもサポートとしてパワーアップ。 前作に登場した人物たちも、さり気なく出番があるのが、嬉しい。 本と人を繋ぐ、めぐりん。めぐりんを中心に集う人々の描写が 心地よい。その光景だけでも、一冊の本のようです。 また、好きな書名が作中に出てきたのも楽しい。再読しようかな。 反面、図書館の抱える問題等の投げかけもありました。 でも大丈夫。そう、未来はあります。どこも模索してるはず。
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種川市中央図書館の移動図書館通称 めぐりん。 年の差40歳の運転手のテルさんと司書のウメちゃんはめぐりんと一緒に各ステーションにむかいます。 オフィス街に団地の近く、住宅街に児童公園に保育園と色々な場所と利用者に出会います。そして、10数年ぶりに出てきた弁償本やめぐりん利用者同士...
種川市中央図書館の移動図書館通称 めぐりん。 年の差40歳の運転手のテルさんと司書のウメちゃんはめぐりんと一緒に各ステーションにむかいます。 オフィス街に団地の近く、住宅街に児童公園に保育園と色々な場所と利用者に出会います。そして、10数年ぶりに出てきた弁償本やめぐりん利用者同士の謎ときも。本と人を結ぶ役割の移動図書館ならではの話が盛り沢山です。 最終話の図書館の新しい形が目から鱗で驚きます。何事も悲観するだけではなく、できることを少しづつと思う読後感です。
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いつの頃だろう、移動図書は見たことがあるけど利用はしたことが無くても懐かしくワクワク読み進められました。めぐりんは、まだどこかで活躍してそうですね、きっと見かけたら立ち寄りたくなりそうです。
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