最高のアフタヌーンティーの作り方 の商品レビュー
涼音のおじいちゃんの言葉が深いです。 アフタヌーンティーは知っていたけど 歴史については知らなかったのでなるほどって なりました! アフタヌーンティーは1人でも大人数でも 楽しめる素敵な時間なのだと感じました! 読んでいて温かくなる話です!
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めちゃくちゃ分かりすぎる葛藤が多くて、 自分のための本なのでは?って思うほど刺さった。 自分のキャリアのために頑張った結果、 結婚が遅くなって周りにつつかれる女性、 自分の弱みを周りに言うのが怖くて、 執念と努力で隠しとおそうとする男性。 日常にあるじわじわとした不安や葛藤を...
めちゃくちゃ分かりすぎる葛藤が多くて、 自分のための本なのでは?って思うほど刺さった。 自分のキャリアのために頑張った結果、 結婚が遅くなって周りにつつかれる女性、 自分の弱みを周りに言うのが怖くて、 執念と努力で隠しとおそうとする男性。 日常にあるじわじわとした不安や葛藤を、 この本はぎゅっと包んでくれる。 あとアフタヌーンティーがすっごく美味しそう! ちょっとお高くて敬遠しちゃうけど、 またいつか食べに行けたらいいなあ。
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”人が生きていくのは苦いもんだ。だからこそ、甘いものが必要なんだ” 涼音のおじいちゃん、本当にその通りだね。 アフタヌーンティのお菓子と言うほど優雅ではないけれど、 今まで何度も、甘いものに癒やしをもらえてきた気がする。
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クリスタ!マカンマランが続いている感じがして嬉しかった。お菓子はご褒美、良い言葉。読んだ人全員思うだろうけど、ご褒美のアフタヌーンティーをしに行きたくなった。
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一生懸命な人、新しく社会に出たり何かを始めた人、上手くいかずに挫けそうになってる人におすすめです。甘いものが好きな人はもちろん好きな感じだと思います
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271ページ 1600円 4月24日〜4月24日 桜山ホテルに勤める涼音は、念願のアフタヌーンチームに異動することになる。己の至らなさや不甲斐なさに傷つくこともある。頑張っても裏切られる可能性のほうが高いと、フランス人形のような後輩、瑠璃は言う。その気になった瞬間、眼の前で シ...
271ページ 1600円 4月24日〜4月24日 桜山ホテルに勤める涼音は、念願のアフタヌーンチームに異動することになる。己の至らなさや不甲斐なさに傷つくこともある。頑張っても裏切られる可能性のほうが高いと、フランス人形のような後輩、瑠璃は言う。その気になった瞬間、眼の前で シャッターを下ろされるようなことをいっぱい経験してきたと、中国からきた友人、彗怜は言う。一体なんのためにここまで努力をしてきたのだろうと、憧れの先輩香織は呟いた。『人が生きていくのは苦いもんだ。だからこそ、甘いものが必要なんだ』おじいちゃんの言葉を胸に、涼音はアフタヌーンティーにこれからも憧れ続ける。 アフタヌーンティーの勉強になった。そしてアフタヌーンティーを楽しみたくなった。どの職種でも苦しいことがあって、悩みは尽きなくて、それでも一人一人の人生、それぞれの心のもちようで輝かせることができると思った。短編集だけど、登場人物が一貫していて、視点は変わるけど、時が流れていくのも読みやすくて良かった。
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甘いものが人を幸せにするのではなく、それを味わう時間とゆとりが、人を本当に幸せにしているのかもしれない。(文章から抜粋) 日常にちょっと疲れてしまった人におすすめ。 頑張った時は、自分にご褒美をあげよう!
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華やかな舞台の裏には想像絶する過酷な世界があるもの。 キラキラしたお話かと思いきやめちゃくちゃお仕事奮闘お話でした。 主人公の悩みのほかに、ホテルスタッフ、お客様、色んな視点の物語があった。 特に産休に入った先輩の話とパリピ後輩ちゃんの名言は辛かったな...。 みんなそれぞれにア...
華やかな舞台の裏には想像絶する過酷な世界があるもの。 キラキラしたお話かと思いきやめちゃくちゃお仕事奮闘お話でした。 主人公の悩みのほかに、ホテルスタッフ、お客様、色んな視点の物語があった。 特に産休に入った先輩の話とパリピ後輩ちゃんの名言は辛かったな...。 みんなそれぞれにアフタヌーンティーに思いれがあって私もその空間ごと味わってみたくなった。 椿山荘をモデルにしてるだけあって想像も簡単にできた。雲海見てみたいけど、なかなかハイレベル過ぎて行けない...。 HPをみながらニマニマ勢。想像しながらお家アフタヌーンティーするか。 私自身ホテルスタッフ経験あるから、調理場との意見食い違いは何度もしてきた。その時代が少し甦ってきてその部分も辛かったな。
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物の見方は見る方向や立場、考え方、生い立ち、事によってはその時のメンタルによって変わる。 アフタヌーンティーという相当に特別な響き…と思うことも私の環境や生い立ちに依るもの。 それを卑屈に思うか未知への期待とするか?で景色は変わる。
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上品な“お紅茶”とスタンドに盛られたお菓子の表紙に惹かれて手に取った本書。 美しい庭園が自慢の〈桜山ホテル〉に勤める遠山涼音は、念願のアフタヌーンティーチームへの異動が叶います。 “最高のアフタヌーンティーを提供したい”という熱意のもと、早速意気込み溢れる新提案の企画書を提出し...
上品な“お紅茶”とスタンドに盛られたお菓子の表紙に惹かれて手に取った本書。 美しい庭園が自慢の〈桜山ホテル〉に勤める遠山涼音は、念願のアフタヌーンティーチームへの異動が叶います。 “最高のアフタヌーンティーを提供したい”という熱意のもと、早速意気込み溢れる新提案の企画書を提出しますが、シェフ・パティシエの飛鳥井達也にバッサリと却下されてしまい・・。 老舗ホテルを舞台に、ラウンジスタッフの涼音の視点と、パティシエの達也の視点を交互にした、連作形式で綴られる構成となっております。 所謂お仕事小説ではあるのですが、そこに関わる人達が抱える様々な問題にも触れていて、正規・非正規雇用の格差や、多様性採用枠に対する差別、キャリア出産の厳しい現実等々・・・“リアルしんどい事がリアルに”描かれているので、“共感性強めの絹ごし豆腐メンタル”の私は、読んでいて心がヒリつく時が正直ありました。 とりわけ、職場の人間関係に悩む京子さんがソロアフタヌーンティーで心を癒しているのを、心無い同僚たちに見つかり揶揄されてしまう場面は、共感性大発動してしまいマジ辛かったです・・。 (※私が敏感なだけで普通のメンタルの人は大丈夫と思いますよ~) と、個人的にしんどいパートはありましたが、いうても「最高のアフタヌーンティー」が題材なので、色とりどりの美味しそうなお菓子たちや、共に楽しむ種類豊富なお茶の描写にはワクワクしますし、四季折々の美しさを見せる庭園描写も素敵で、その空間の優雅さが伝わってきて思わずウットリとなったのも確かですので、前述のしんどさも相殺される感じです。 主人公の涼音は、まさに朝ドラのヒロインといった感じの“頑張りやさん”で、最初はそういうキャラ特有の、悪気のない無神経さにモヤついていたのですが、話が進むにつれてちゃんと成長していくので後半には好感を持てるようになりました。 そして、自身の“ある特性”によって辛い思いをしたことからトガリ気味だった達也も徐々に丸くなって、前向きになっていくのも良かったです。 さらに、お菓子の文化等の蘊蓄も面白く、涼音が京子さんの意地悪同僚に語った“アフタヌーンティーの起源”も、語るタイミング的には微妙でしたがその内容は興味深かったです。 読了後、“アフタヌーンティー”をまんま和訳した某紅茶のパッケージに描かれた貴婦人を眺めて“あんただったのか!”とちょっとウキっとなった私です。 と、いう訳で色々ありましたが優雅なアフタヌーンティーの雰囲気を満喫させていただきました。 因みに本書に登場した“ある人物”が、古内さんの代表作「マカン・マラン」シリーズにも出ているようですね。 私はそちらはまだ未読なのですが、“リアルしんどく無ければ”読んでみたいんだけど、どうしようかな~・・なんて思っております。
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