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フェミニストってわけじゃないけど、どこか感じる違和感について の商品レビュー

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31件のお客様レビュー

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2024/10/16

人間関係は自分の負担の方が大きいと思った時点で上手くいかなくなるんだと思った。 自分にとっては簡単なことも相手にとっては負担が大きかったり、自分では十分と思ってても相手にとっては不十分だったりする。 相手の負担にしっかり目を向けて、『これだけしてもらってるから、自分も何かしてあげ...

人間関係は自分の負担の方が大きいと思った時点で上手くいかなくなるんだと思った。 自分にとっては簡単なことも相手にとっては負担が大きかったり、自分では十分と思ってても相手にとっては不十分だったりする。 相手の負担にしっかり目を向けて、『これだけしてもらってるから、自分も何かしてあげたい!』とお互いが思える関係が最強だと思った。 韓国は男性が紳士で優しく彼女につくす、 女性は自分を大切にしてて、自分のためにオシャレを楽しむ強い女!なイメージだったから、 男性優位な関係性と知り意外だった。

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2024/07/20

そう!わたしもそれに納得できてなかったんだよ!と思うことにズバッと切り込んでくれる気持ちのいい本だった。 私たちは誰かの操り人形やアクセサリーであってはいけない。

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2024/04/03

考え方はわかるけどそう名乗ることには抵抗があるというか相手がどう捉えるかに不安を覚えて名乗れない フェミニズムやフェミニストにもいろいろあってひとつのものではない 自分が持っているイメージがどれに近いのか、なぜそのイメージを持っているのか 同じ言葉を使っていてもそれは同じものでは...

考え方はわかるけどそう名乗ることには抵抗があるというか相手がどう捉えるかに不安を覚えて名乗れない フェミニズムやフェミニストにもいろいろあってひとつのものではない 自分が持っているイメージがどれに近いのか、なぜそのイメージを持っているのか 同じ言葉を使っていてもそれは同じものではないかもしれない

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2023/11/16

社会の中で生きてると、当たり前のように感じてた扱われ方も実は女性を下にしている行動の一つだったりするのだなと感じた。 そういったことに違和感を感じられる時もあれば全く感じずに過ごし、誰かから指摘されたりこの本に書かれてる内容で初めて感じたりする。 自分自身、女として生きてきて 生...

社会の中で生きてると、当たり前のように感じてた扱われ方も実は女性を下にしている行動の一つだったりするのだなと感じた。 そういったことに違和感を感じられる時もあれば全く感じずに過ごし、誰かから指摘されたりこの本に書かれてる内容で初めて感じたりする。 自分自身、女として生きてきて 生まれた時から女はこうであるべきなどと言われていたため、違和感を感じにくくなっているのかもしれない。 でもそれって本当にいいのかな?とこの本を読んで思った。 小さな違和感やモヤモヤを放置してたら、自分が嫌な思いするだけでなく他の人も嫌な思いをすることもあるだろうし、 もっと大袈裟に言えばいつになっても社会は良くならないと思う。 今回この本を読んで感じたこと、しっかり覚えて 小さな違和感を見過ごさない人間になりたい。 そして自分のパートナーが女性の感じている違和感を理解してくれるような将来になってほしい。

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2023/08/03

韓国のライターによる、女性としての生き方について。もしこの本を日本中の女性が読んだら、社会は大きく変わっていくかもしれない。 韓国の社会があまりにも日本と酷似していて(隣の国なのだからある程度は理解できるとしても)、ビックリした。夫の実家のキムチ漬けを手伝わなきゃいけないとか…名...

韓国のライターによる、女性としての生き方について。もしこの本を日本中の女性が読んだら、社会は大きく変わっていくかもしれない。 韓国の社会があまりにも日本と酷似していて(隣の国なのだからある程度は理解できるとしても)、ビックリした。夫の実家のキムチ漬けを手伝わなきゃいけないとか…名節には夫の実家に帰って台所仕事をするとか。日本の盆正月と変わらない。 フェミニストというと反発をくらうけれど、誰も女性優位の社会を作ろうと言っているのではなく(言っている過激派フェミニストもいるけど)、男女がそれぞれ性別の違いで差別されることなく、抑圧されることなく暮らしていける社会をつくりたいと言っているだけなのだ、という部分には本当に同感だった。そして、1番の敵は自分の中にある「女としての、嫁としての義務感」だというのも。 バージンロードは「父親の所有物としての娘が新郎の所有物として引き渡される儀式」というところが目から鱗だった。慣習になっているから深く考えずにやっている人が大半なんだろうけど、その無意識こそが社会を形作っていく。私はもし今後結婚式をするとしても「白無垢」や「純白のウェディングドレス」は着ないしバージンロードを父と歩いたりも絶対しない、と決めた。

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2023/07/10

日本と韓国は男女差別の点ではほぼ一緒だな、と感じました。  盆暮れ正月の帰省  男性の事なかれ的対応  「逆差別」と言う男性の声(と女性嫌悪)  「性犯罪より冤罪の方が大変」という意見  「夜遅くに女性が出歩いているからだ」という批判  「君ってフェミニストなの?」と怪訝そうに...

日本と韓国は男女差別の点ではほぼ一緒だな、と感じました。  盆暮れ正月の帰省  男性の事なかれ的対応  「逆差別」と言う男性の声(と女性嫌悪)  「性犯罪より冤罪の方が大変」という意見  「夜遅くに女性が出歩いているからだ」という批判  「君ってフェミニストなの?」と怪訝そうにする男性  これは韓国の話? 日本の話そのものではないか? と思えるようなことが沢山書かれていました。  著者は夫との間の格差を縮めようと話し合いを重ね、努力しておられるようですが、私が著者の立場だったらと思うと、到底同じようには振る舞えないような気がします。世間がガチガチに固まっている中でひとり浮いているのは、生きた心地のしないことだろうと思います。  前例や伝統があれば、都合が悪くない側は「これが伝統だから」と突っぱねることができる。でも、伝統によって犠牲になる側は、和解するか闘うかしないかぎりは次世代もその次世代も犠牲になったまま。全自動的に犠牲であることを強いられるのです。  わかっていたことなのに、目の覚める真実を見せられた思いでした。  これは何もジェンダーだけでなく、他の問題についても言えることです。貧困層と富裕層、選挙の格差、雇用主と被雇用者など、すぐに思いつくだけでも沢山あると感じました。  格差という点において、これらは同じ構造をしているのだと思います。夫は妻の実家にはあまり行かなくて良く、自分の実家では料理もしなくていい。これは伝統だからと許されていることで、夫側には「伝統だから」「そういうものだから」「男性だから」程度の意味しかない。  中身が空洞の好待遇を止めましょう、と言っているだけなのに議論になったり強い抵抗の姿勢を取られるのは、それだけ今まで甘い蜜を吸ってきたことの裏返し。  しかし、表面上は得をしていることでも、結局は男性に負荷がかかることもあるので、その辺りを理解したら問題は少しずつ前へと進むのかもしれません。  男性が読めば、「手厳しい文章が並んでいる」と思うかもしれません。「女性の恩恵のことは棚に上げて」と非難したくなるかもしれません。  しかし、「女性側から見た男性はこうですよ」という一例にすぎない、というと語弊がありますが、「ひとつの意見」として読んでみて、ご自身のパートナーとの会話のきっかけにしたり、パートナーの意見はどうなのか確かめるきっかけにすると良いのではないかと思います。  女性、と一口に言っても様々ですから、著者の思うところとパートナーの思う所は同じではないかもしれません。もしかしたら、あなたのパートナーは喜んで自分の両親を放り出して、あなたの実家の手伝いをしてくれる人なのかもしれません。  個人的には、理屈のない前例とか伝統とかは意味のない空洞、都合のいい虚構だと考えているので(それが誰かを犠牲にしているのなら尚更です)、男女格差は無くなってほしいと願っています。  それは男性の権利を奪ったり下げたりすることではないし、女性の権利だけを余計に上げたりすることでもありません。男だけが優遇されることなく、女だけが優遇されることのない世界です。  私は、誰かの大切な人(娘、妻、母、姉、妹 etc)が、誰も悲しまない世界になってほしいと思います。

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2023/06/05

著者が若いせいか、あまり共感できず。。。 自分も若かったら同じこと考えてたかもしれないけど、アラフォー、二人の子持ちともなると、言ってることはわかるんだけど、、、となてしまいました。 男とか女とか全部とっぱらって、性別が1種類になることがあれば、フェミニズムって概念がなくなるか...

著者が若いせいか、あまり共感できず。。。 自分も若かったら同じこと考えてたかもしれないけど、アラフォー、二人の子持ちともなると、言ってることはわかるんだけど、、、となてしまいました。 男とか女とか全部とっぱらって、性別が1種類になることがあれば、フェミニズムって概念がなくなるかもね、って思ったけど、そんなことはないわけで。 生物学的に男と女の機能が違うから、完全な男女平等ってのは難しいんだろうな、と思いました。 著者の攻撃の矛先が男性に向かっているけど、実は女の敵は女だったりするんですよね。 育休明けに、子どもが体調不良で、会社を休んだり、遅刻・早退が続いたときに嫌味を言うのは決まって女性だったしなぁ。むしろ、子育て中の男性社員の方が優しかった記憶が。 この本を読んでいて、そもそも、男性と同じレベルで仕事して、結果出したい女性ってどのくらいいるんだろ?? 男性とフェアな関係でいたい女性ってどのくらいいるんだろ?と、思いました。 その比率が少ないと、なかなかフェミニズム的な考えを世の中に広めていくのって難しいよね?? <本から学んだこと> 著者のように世間に対して憤りを感じない私は、結構幸せな環境で生きてきたのかもしれません。

Posted byブクログ

2023/05/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・著者が韓国人なので、韓国の事情が垣間見える 兵役を終えた男たちによって、職場の文化が作られること 嫁は名節に夫の実家で料理を手伝うこと 2019年に堕胎罪が違憲になったこと →とはいえ、国民の意識や風習は日本とあまり変わらないように感じた ・内容は興味深いが文章にまとまりがなく、少し読みづらかった 「普通の人」と「フェミニスト」の間、違和感を抱きつつ現実を生きる、共感しやすい立場の本だとは思う ・フェミニズム 本書では「女性だけのものではなく、性差による苦しみに共感し、目線を変えてみようという考え方」のように書いている →言葉の話になってしまうけど、男としては「フェm」の部分に、やはり「女性のもの」感を抱いてしまう →考え方自体は変えずに、「フェミニズム」ではないもっと包括的な概念、単語が生まれるといいなと思った(もうあるのかもしれないけど) 以下メモ ・内輪受けの「結婚ジョーク」 「遅く帰宅したい」「妻には逆らえない」といった発言が既婚男性同士で受ける、笑いのコード ・男はちょっと家事をするだけで「いい夫」と褒められるが、女性が経済活動を頑張っても「いい妻だ」とはならない むしろ、家族の世話という基本的な義務をほったらかしている、自分勝手な人と思われる →いい夫の合格点は、いい妻と比較して甘く設定されている ・女性アイドルが「キム・ジヨン」を読んだというだけで、アンチができる →男たちが反発すべき相手はフェミニズムではなく、長いこと貫かれてきた不平等である ・ミソジニー(女性嫌悪) 憎悪して嫌うということではなく、男性と同等の存在として見ない現象全体 ・「男は子供だから」という言葉は、全年齢使用可能なフリーパス ・ミートゥー問題の裏側 男性が女性との仕事上の会話を避けたり、「二人で食事しない」と女性を排除している 妻以外の女性と二人きりにならない、というペンス米副大統領の発言(ペンス・ルール) →ただ排除するだけで、これまでの価値観を変える気がない ・夫に家事をやってほしいが、「褒めて動かす」のも労働で、そんな役なんてしたくない →一緒に考えて一緒に決めてほしい、「自発的に」やってほしい ・自分の中から湧いてくる義務感や、最大の伏兵(自分の両親)が慣習を守らせてくる 娘が「嫁としてのつとめ」を果たしているか心配する母

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2023/04/06

男女に対する扱いについて話す時、相手にも、自分にも言い訳しながら話してる という話。 だったような。 女性として、あるある。

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2022/11/24

まさに自分が普段生活の中で感じていることを代弁してくれた作品。 フェミニズムという言葉は知っていたけど、あんまり良く分かっていなかったし、分かろうとしていなかった自分が恥ずかしい。 なんとなく知っているじゃダメなことも多いと改めて実感。 フェミニズムがなんなのかいうことを、自分の...

まさに自分が普段生活の中で感じていることを代弁してくれた作品。 フェミニズムという言葉は知っていたけど、あんまり良く分かっていなかったし、分かろうとしていなかった自分が恥ずかしい。 なんとなく知っているじゃダメなことも多いと改めて実感。 フェミニズムがなんなのかいうことを、自分の生活に当てはめてながら考えるための一歩になった。 この本を読んで「ふーん」で終わらさずに、もう少し踏み込んだ作品やフェミニズムを掘り下げた作品を読んでみたい。 ※韓国の作者の本を読む良い機会にもなった。

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