フェミニストってわけじゃないけど、どこか感じる違和感について の商品レビュー
フェミニストってわけじゃないけど、どこか感じる違和感について──言葉にならないモヤモヤを1つ1つ「全部」整理してみた。パク・ウンジ先生の著書。フェミニストってわけじゃないけどどこか違和感を感じる人は少なくないはず。フェミニストってわけじゃないけどどこか違和感を感じる人の代表として...
フェミニストってわけじゃないけど、どこか感じる違和感について──言葉にならないモヤモヤを1つ1つ「全部」整理してみた。パク・ウンジ先生の著書。フェミニストってわけじゃないけどどこか違和感を感じる人は少なくないはず。フェミニストってわけじゃないけどどこか違和感を感じる人の代表としてパク・ウンジ先生が代弁してくれているのかもしれない。フェミニストってわけじゃないけどどこか違和感を感じる、フェミニストってわけじゃないけど言葉にならないモヤモヤがある。そういう人がフェミニストってわけじゃないけど、どこか感じる違和感について──言葉にならないモヤモヤを1つ1つ「全部」整理してみたを読むときっとすっきりする。
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慣習の延長に刷り込まれている女性の役割を今一度実感。 著者とフェミニズムに対してのスタンスが一緒で読みやすかった。 最近フェミニズムとかメディアに取り上げられたり、こうして書籍がでてきたり、表に出てきたことはやはり女性の活躍が増えて、やっとフォーカスがあたってきて、慣習に組み込ま...
慣習の延長に刷り込まれている女性の役割を今一度実感。 著者とフェミニズムに対してのスタンスが一緒で読みやすかった。 最近フェミニズムとかメディアに取り上げられたり、こうして書籍がでてきたり、表に出てきたことはやはり女性の活躍が増えて、やっとフォーカスがあたってきて、慣習に組み込まれていた女性の役割が覆ってきている感覚が得られて、良かったなとつくづくと思う。。 このムーヴメントを後世に残していけるかの現世の戦いに震える。
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私はフェミニストでもフェミニストをアンチする立場でもないけれど、それ分かるなあとかそう感じていたのは当たり前のことなのか、と腑に落ちる場面が何度がありました。昔の感覚にすがりついている人度々見かけますが、この本読むべき。時代は刻々と変わる。それは考え方も各々の生き方も然り。
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女性が感じる生きづらさについて、「整理」するとされた本 だが、整理されて…る…のか…? 不満を喧嘩腰に書き連ねた、女子会での愚痴って感じ。 私自身、女性に対する理不尽さを感じたことはあり、共感できることは多い。 著者の環境があまりにもひどい。ひと昔前な感じ。でも出版は2021年...
女性が感じる生きづらさについて、「整理」するとされた本 だが、整理されて…る…のか…? 不満を喧嘩腰に書き連ねた、女子会での愚痴って感じ。 私自身、女性に対する理不尽さを感じたことはあり、共感できることは多い。 著者の環境があまりにもひどい。ひと昔前な感じ。でも出版は2021年だし…韓国ではいつだったのだろう?? まぁ、相手の状況を想像し、通例を取っ払って考えようね、何事にもって感じかな。 【追記】 みなさんの感想を読んでたら、これが当たり前と思えない人がいるのか。そういうことか…って思いました。 私たちが読む本じゃなくて、あなた達に読んで貰う本。なのか。 そして、私たちは変わりつつある世代、なのか。ちょっと上だと、環境も似てるのか。 時代を変えてきてくれた先輩方に感謝。
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内容としてはわかる〜が7割、韓国の方が女性が生きづらそうが2割、少し言い過ぎでは?が1割。 周りに女性であることが故の生きづらさを感じていない友人が多いので、友達と話せない分これを読んで日頃から気になっていたことの言語化ができ、気持ちを昇華させることができた。 女性にも読んでほし...
内容としてはわかる〜が7割、韓国の方が女性が生きづらそうが2割、少し言い過ぎでは?が1割。 周りに女性であることが故の生きづらさを感じていない友人が多いので、友達と話せない分これを読んで日頃から気になっていたことの言語化ができ、気持ちを昇華させることができた。 女性にも読んでほしいけど、男性にも読んでほしい。
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理不尽か多い世界で、それを1番身近な夫にさえ理解されないことが悲しい。 家事をする男性は良い夫と言われるけれど、仕事をする女性は良い妻とは言われない。なぜ? 男女どちらがしんどいとかでなく、それぞれの大変なところを分かり合えたらいいねという話。 そのためには、自分自身も思って...
理不尽か多い世界で、それを1番身近な夫にさえ理解されないことが悲しい。 家事をする男性は良い夫と言われるけれど、仕事をする女性は良い妻とは言われない。なぜ? 男女どちらがしんどいとかでなく、それぞれの大変なところを分かり合えたらいいねという話。 そのためには、自分自身も思っているよりずっと自分を性別に縛り付けて責任感を感じてる。
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筆者のパク・ウンジさんの夫はフェミニズムに関心がないのだが、彼に対して 「性別が違うという理由で誰かが危害を加えられたら、一緒に怒ってほしい。」 という一文が印象的たった。 性犯罪、ミートゥーなどに無関心ではなく家族である身近な異性に、一緒に怒ってほしいという気持ちは今までのモ...
筆者のパク・ウンジさんの夫はフェミニズムに関心がないのだが、彼に対して 「性別が違うという理由で誰かが危害を加えられたら、一緒に怒ってほしい。」 という一文が印象的たった。 性犯罪、ミートゥーなどに無関心ではなく家族である身近な異性に、一緒に怒ってほしいという気持ちは今までのモヤモヤした気持ちを代弁してくれたようだった。 また、筆者が友達と夜遅くまで飲んで深夜2時過ぎにタクシーに乗ったところ、30代のタクシー運転手に「飲んできたのか?」「何歳?」「結婚しているか?」「また会いたければこの辺に来ればいいのか?」という質問をされ怖い思いをするシーンは読んでいて本当に気分が悪くなった。 男性だったら夜遅くまで飲んでタクシーを使っても何も言われないのに。 「現状に不満がない側は、あえてエネルギーを注いで状況を変えようとする必要がないんだ。」とあるように、長いこと当たり前とされ変える必要がないとされてきたことを変えていくのはとても難しい。 パク・ウンジさんと義父母とのやりとりも気が滅入る。 でも、次の世代のために自分を守るために、世間とぶつかる方を選ぶ彼女の姿はとても頼もしく感じた。
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33歳の韓国人フリーライターの等身大のエッセイ。等身大って難しいからこそ、この本は面白い、と思った。 『82年生まれ、キム・ジヨン』を読んだ時も、このまっすぐなありのままを描くってことが、衝撃だったんだろうな、と思ったけど、この本もそれに近い感覚を持った。 大袈裟じゃなく、情動...
33歳の韓国人フリーライターの等身大のエッセイ。等身大って難しいからこそ、この本は面白い、と思った。 『82年生まれ、キム・ジヨン』を読んだ時も、このまっすぐなありのままを描くってことが、衝撃だったんだろうな、と思ったけど、この本もそれに近い感覚を持った。 大袈裟じゃなく、情動的じゃなく、等身大に冷静に記す。そこがなんだか、今時のフェミニズムっぽい感じもする。 それほどに、世の中の理解が進んできたということでもある。まだまだ全然足りないけどね。 相変わらず、自分を省みて、思い出しては、いたたたた、ってなったりしながら読みました。(自分が加害者なことも本当に多い。) #フェミニストってわけじゃないけどどこか感じる違和感について #パクウンジ #読書記録
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
男尊女卑が未だ厳しい韓国における性役割の差、伝統・慣習における不平等や違和感を一つ一つ言語化している。 女性というだけで男性が当たり前に享受しているものを得られないことへの問題提起にはハッとさせられる。 日本でも未だ結婚という対等な成人同士の契約において、女性側の負担が明らかに大きいのはいうまでもない。どうして好きな人と一緒になるために20数年自分と生涯を共にした、ある意味自分自身である名前を捨てなければいけないのだろうかと考えさせられる。 以下ぐっときたので引用 ・「ずっとましだ」は「もう十分」ではない ・「人種差別は終わった」と白人が言っても説得力がない ・敏感より鈍感のほうがタチが悪い
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愛し合って結婚した男性とでも染みついてきた家父長制や自分の持つ特権を手放そうとしない世の男性の影を感じることがあるのだと悲しく思う。 パートナーはただの一人の人間で私のほしいものを全て目の前に用意してくれる王子様ではない。 自分の考えを理解してもらおうと夫や義父に立ち向かう著...
愛し合って結婚した男性とでも染みついてきた家父長制や自分の持つ特権を手放そうとしない世の男性の影を感じることがあるのだと悲しく思う。 パートナーはただの一人の人間で私のほしいものを全て目の前に用意してくれる王子様ではない。 自分の考えを理解してもらおうと夫や義父に立ち向かう著者の姿が勇ましくてかっこよかった。 この本を読んでいてパクウジン氏は気が強いと感じる場面が多々あった。そんな私も波風を立てたくないからと言って世のおかしな風潮に目を瞑っているよわっちい女性の一人だ。 おかしいと思っていることに抗議をするのは当たり前のことなのだ。 自分の人生を好きなように生きる。その道をジェンダー規範が阻むのならば戦っていかなければならない。強くそう感じた。
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