地球星人 の商品レビュー
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ただただ不気味でしかなかった。 もう二度と読みたくない。 深読みもしたくない。 精神虐待・性的虐待を受け続けて、 心が壊れてしまった主人公と、 深い闇を抱えた仮の夫である智臣といとこの由宇との共生(?)が、見事に理解できない。 変な夢も見てしまうほど、強烈な本でした。
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村田さんの世界観独特でどこか俗世離れしてる風で 実は誰もがどこかに共感しそうな 起こり得ないとは全く言えないような世界 怖さ感じつつリアルというか 怖いというのは偽善というか洗脳というか それぞれの抱える生きづらさには共感するからこそ 間違ってるとは言いづらいし間違ってない気...
村田さんの世界観独特でどこか俗世離れしてる風で 実は誰もがどこかに共感しそうな 起こり得ないとは全く言えないような世界 怖さ感じつつリアルというか 怖いというのは偽善というか洗脳というか それぞれの抱える生きづらさには共感するからこそ 間違ってるとは言いづらいし間違ってない気がするし もはや逆に人間らしさが爆発しすぎてリアルなような リアルとは言いたくないような 当たり前だと思い込んでる世界に疑問を投げかけてくる村田さん 何もかも投げ出したくなった時に触れたい世界観
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一気読み。すごいもの読んでしまった感。 なんというか真理すぎて近付くのが怖いというか、もう二度と読みたくないけどものすごく強い、そういう本。 地球星人としての生きづらさを言語化してくれて、「馴染めなさ」に共感もした。 極端な描写なので、吐きそうなほどおぞましいが、 現実世界でもこんなことは起きてる。 直接的に、間接的に、こういう世界で生きている。 みんな、だれでも、壊れ得るということ。 地球星人も異星人も、わたしから見ればそのどちらの世界も恐ろしく、逃げ場がない感覚になり息が詰まった。
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さすが村田沙耶香先生! この世界観が私を虜にさせる!(^○^) 発想がすごいし、こんな物語書けるのは村田沙耶香先生しかいない気がします! 今回もとても面白かった!
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奇抜で過激なはずやのに世界観に引き込まれ過ぎて普通に感じてしまう私もポハピピンポボピア星人なのか。印刷された字が少し滲んでる箇所があってキュンとした。
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芥川賞『コンビニ人間』も素晴らしかったけど、本作もなかなか。 一般的に規範とか常識とかと呼ばれるものへの違和感を、私たちの世界から少しズレた人びとの振る舞いを通して浮かび上がらせるという、著者お得意の作風ではあるのですが、今回は主人公たちが「ポハピピンポボピア星人」で私たちが「地...
芥川賞『コンビニ人間』も素晴らしかったけど、本作もなかなか。 一般的に規範とか常識とかと呼ばれるものへの違和感を、私たちの世界から少しズレた人びとの振る舞いを通して浮かび上がらせるという、著者お得意の作風ではあるのですが、今回は主人公たちが「ポハピピンポボピア星人」で私たちが「地球星人」という・・・。 読む前は期待半分不安半分だったのですが、読み終えてやっぱり上手いなあと思いました。途中まで主人公の脳内以外はリアリズム小説だったのが、夫そしていとこが徐々にその世界に侵食され(主人公の言でいうと地球星人の洗脳が解けた)、ラストで現実世界が完全に反転するという、過去作を踏襲したような構成ではあるのですが、従来より枚数が若干増えたこともあってか、より説得力が増しているように思えます。正直本作で行きつくところまで行きついたような感さえあるのですが、次の作品でさらに驚かせてくれるのでしょうか。今度はいったいどんな世界を見せてくれるのか楽しみであります。 なお、主人公が少女時代に受けた虐待や、物語終盤のアレを解体するシーンなど、結構グロテスクな描写あり、人によっては不快に感じるかもしれません。本作を未読の方で『コンビニ人間』のほんわかした作風を期待している場合は注意したほうがいいかも。
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「一般常識」を異化する作品だと思って読み進めていたが、そんなに単純でも無かった。 終盤のなんちゃら星人たちの生活の様子は、社会に馴染めないありふれた人々(俺含め)からの安易な共感を拒んでいるかのようにも思えた。 地球星人もなんちゃら星人も同じくらい自らのイデオロギーに盲目的に従う不気味な存在であり、同時に「可哀相で可愛らしい」存在なのかもしれない。
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子どもだと無邪気、よくある考え方なのに、 大人になっても、自分は人とは違うという考え方を突き通すとこんなにも気持ちが悪いということに気づいた。
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この世界のなかでの、居心地の悪さ。 異なるはずの「星」もまた、結局はもうひとつのエコーチャンバーとなるしかないのか。
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地球星人になってほしいともこのまま宇宙人であってくれとも思うよくわからない気持ちで読んでた ぞっとして怖いから見たくない、けど目が離せないそんなかんじ
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