まんが やってみたくなるオープンダイアローグ の商品レビュー
オープンダイアローグとは?初めて学びます。まずは漫画で。いかに使うか?仲間に紹介しよう。 2021.3.15発行
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ケロプダス病院の定時が15時なの良いな~。(何時出勤なのか知らないけど。) 夜型の患者は通うのが大変かな。 斎藤環の経験談みたいな漫画もあって面白い。 もっと普通の人相手の商売でも客と話すのしんどいのに、精神疾患持ちの人達の話をずーっと聞くの大変そう。
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患者チームと治療者チームが一緒に話す。患者のいないところで患者のことを決めない。問題解決を意図しないが,結果的に問題解決につながるケースが多い。患者が自分のことについて他者が話している場面を見聞きする。そのことによる気づき(患者,家族,医療者,他)を大切にする。表紙にあるような夜...
患者チームと治療者チームが一緒に話す。患者のいないところで患者のことを決めない。問題解決を意図しないが,結果的に問題解決につながるケースが多い。患者が自分のことについて他者が話している場面を見聞きする。そのことによる気づき(患者,家族,医療者,他)を大切にする。表紙にあるような夜の焚き火(焚き火が始まって1時間後くらいの火が落ち着いて気持ちも落ち着いてはぜる音が響いている中でお話しする)みたいな場の効用。研究の検討会などもこんな感じにするといいのかも。
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はじめて聞く手法で最初はハテナだったけど読み進めていくうちにどんどんやってみたくなった。 私はそもそも人との会話が苦手で、ここに書いてある決まりとかを全てを把握しながら更に患者さんを傷付けない言い方とかを発言ごとに考えるのは結構頭ぐるぐるしちゃいそうかもな〜って思ったけど、聞く...
はじめて聞く手法で最初はハテナだったけど読み進めていくうちにどんどんやってみたくなった。 私はそもそも人との会話が苦手で、ここに書いてある決まりとかを全てを把握しながら更に患者さんを傷付けない言い方とかを発言ごとに考えるのは結構頭ぐるぐるしちゃいそうかもな〜って思ったけど、聞くことと話すことを分けてするっていうのは確かにすごい効果的だろうな〜。 聞いてて違うって思ったら口挟みたくなるし自分の思う正論をぶつけたくなるからそれで意思疎通がうまくいかないってまぁ良く目にする光景だなと思うし。 それが出来ない空間で落ち着いて他人の意見を聞いて、その上で自分の意見も聞いてもらえるのは安心しそう。普通の生活ではそんな機会なかなかないし… それだけで精神病が治るっていうのは驚きだけど、やっぱり人間ってみんな自分を受け入れてほしくてもがきながら生きているんだなとなんだか納得してしまいました。 私も誰かに話聞いてもらいた〜い!!
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「やってみたくなる」は、誇張ではなかった。確かに、これはやってみたくなるものだ。「他者」との、よき関係を築けている自分でありたいという願望が、ぼくには強いのだなと感じた。この方法は、取り立てて「疾患」を持っている人たちだけを対象とするものではなく、もっと日常的な場面においても応用...
「やってみたくなる」は、誇張ではなかった。確かに、これはやってみたくなるものだ。「他者」との、よき関係を築けている自分でありたいという願望が、ぼくには強いのだなと感じた。この方法は、取り立てて「疾患」を持っている人たちだけを対象とするものではなく、もっと日常的な場面においても応用が効くものと思われた。
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今年最高の1冊に1月第2週目で出会ってしまったかもしれない。 精神に様々な不調を抱えた人のための治療法なのだろうが、精神に常に不調を抱えていない人なんて居ないと思えば、誰にでも広く使える方法だろう。 “オープンダイアローグ”。 とにかく聞く。 同意も賞賛も否定も説得もせず、...
今年最高の1冊に1月第2週目で出会ってしまったかもしれない。 精神に様々な不調を抱えた人のための治療法なのだろうが、精神に常に不調を抱えていない人なんて居ないと思えば、誰にでも広く使える方法だろう。 “オープンダイアローグ”。 とにかく聞く。 同意も賞賛も否定も説得もせず、とにかく聞き、聞いた感想を目の前でグループトークしている様を見てもらう。 1対1の会話がそもそもツライ方もいるでしょう。 ボクも、まぁ、そうだ。 チームで見せる主観の視点。 素晴らしい手法に触れてしまった。
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「他者の他者性」の尊重 客観的な事実、正しさを求めず行う対話 水平方向のポリフォニーがもたらす当事者が自発的にふるまえる空間 沈黙で活性化する垂直方向の内なる対話 オープンダイアローグ良いなぁ!
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オープンダイアローグを通して斎藤自身が変わった。結局、統合失調症患者を媒介にして参加者全員が変わるところに「オープン」の意味があるのだろう。「変わる」と言っても決して大袈裟なことではない。今まで言えなかった何かや、見えなかった自分に気づけばそれでいいのだ。 https://ses...
オープンダイアローグを通して斎藤自身が変わった。結局、統合失調症患者を媒介にして参加者全員が変わるところに「オープン」の意味があるのだろう。「変わる」と言っても決して大袈裟なことではない。今まで言えなかった何かや、見えなかった自分に気づけばそれでいいのだ。 https://sessendo.blogspot.com/2021/11/blog-post_88.html
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《ソーシャルワーカーの武器になり得る》 フィンランドにあるケロプダス病院発祥の「精神疾患の回復手法」であるオープンダイアログに興味を持った人が読む「最初の一冊」である。 生きづらさを抱えた人が化学物質(薬物)、隔離、拘束無しで、当事者が自分の人生を取り戻すことができるのだ。...
《ソーシャルワーカーの武器になり得る》 フィンランドにあるケロプダス病院発祥の「精神疾患の回復手法」であるオープンダイアログに興味を持った人が読む「最初の一冊」である。 生きづらさを抱えた人が化学物質(薬物)、隔離、拘束無しで、当事者が自分の人生を取り戻すことができるのだ。副作用は無く、人権は尊重される素晴らしい手法である。 しかし日本国内ではもちろん、フィンランドでもまだまだ広がっていない。原因は医者である。診断を下す、処方箋を書く、隔離させるといった権利を手放せないからである。さらに他業種と並列の立場になる事が求められる手法は、ヒエラルキー大好きな頭が硬い人種には耐えられないのだろう。 オープンダイアログは「医行為」ではない。だからソーシャルワーカーが当事者と伴走する場面で利用し、人生を取り戻すお手伝いができる。1人でも多くの生きづらさを抱えた人が、医療に頼らず地域で暮らすために広がるべきである。
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"あなたは先ほどこういう視線(表情)をしていましたね、そこから私はこう読み取りました"という発言は対話ではない、と。なるほど。 「話すことで表情が変わりましたね」とか、良かれと思って言ってしまいそう。 面白かったです。
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