1,800円以上の注文で送料無料

まんが やってみたくなるオープンダイアローグ
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

まんが やってみたくなるオープンダイアローグ

斎藤環(著者), 水谷緑(著者)

追加する に追加する

まんが やってみたくなるオープンダイアローグ

定価 ¥1,980

1,595 定価より385円(19%)おトク

獲得ポイント14P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

11/28(木)~12/3(火)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 医学書院
発売年月日 2021/03/15
JAN 9784260046770

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

11/28(木)~12/3(火)

まんが やってみたくなるオープンダイアローグ

¥1,595

商品レビュー

4.2

31件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

オープンダイアローグ、という言葉はちょくちょく精神医学系の本で見かけたことがありましたが、どういうことをするのかきちんと知りませんでした。 何となく自分の辛かった話や経験などを数人で輪になって打ち明け合うような感じなのかなと思っていました。思ってたのとちょっと(いや、かなり?)違っていましたね。 やり方で一番驚いたのは何と言ってもリフレクティング。オープンダイアローグに興味を持った人でこれに驚く人が一番多いのではないかと想像。 当事者を交えない話し合いをその場にいる当事者にその様子を見てもらったり話し合いの内容を聞いてもらう、そのことで当事者自身の中にある思いが出てくる、ということが状況の突破口になったりひいては治療につながっていくという。何か「傍聞き(かたえぎき)」という小説があったけど(長岡弘樹著)あれを思い出しました。 本当はその人に伝えたい話をあえてその人じゃなくてその場にいる別の人に聞かせて、伝えたい人とダイレクトに話をしないことで言いたいことに疑いを持たれずにきちんと伝えたり、傍で婉曲に聴かせることで伝えたい人の想いや考えを引き出すというやり方で事件を解決に導いくという小説でした。その小説を読んだときには「日本人的やり方だなぁ」と思ったものですが、オープンダイアローグはフィンランド発祥とか。 本書の最後の方にまんが担当の人がフィンランドへ取材に行った話が漫画で出てきますが不思議な感じでしたね。 不思議と言うなら本書で漫画に描かれている実際にオープンダイアローグを用いた解決例が全て「摩訶不思議」とも言えなくもない感じがしましたが「統合失調症の人の妄想も否定しない」というのは有効な感じはしつつも家族にはハードルが高いなぁと思いました。だからこその第三者によるオープンダイアローグが有効なんでしょうね。 精神関係の対処をする場合は、肉親や家族じゃないほうがいいのかなぁと思うことは自分や家族を振り返っても多々ありました。距離が近すぎて、客観的にどうしてもなれなくなってくるのです。 支援者や医療者と当事者について関わっていると、親身な中にも時々冷たいなぁと感じる時がありました。でもそれは、そう感じられるくらいの客観性で、現実に問題を解決しようとする中では必要なものなのだろうとも思っていました。 何と言うか「他人の考えや力」が絶対必要と言いますか。 大体本書にも出てくるような問題を抱えた家族と言うのはもう、人との繋がりが狭くて関係が煮詰まってしまってがんじがらめになっていることが多くて、そもそも医療であれ福祉であれ他人に関わってもらうということ自体が出てこなくなっていることも多いように思います。 オープンダイアローグはやれるならやれたほうが絶対いいだろうと思うものの、そこへ持っていくまでにハードルがある家族は多いのじゃないかなと思いました。 p109私も「統合失調症の急性期の人は話が通じない」と思っていました。そうじゃないと30年早く知りたかったなぁ。 そうしたらもう少し母を楽にできただろうか、家族ではやはり無理だったろうかと考えました。 それにしても、斎藤先生や向谷地ワーカーの絵がご本人にそっくりで笑ってしまいました。第9章「タマキ先生のビフォーアフター」を読んでジーンとしました。医療者も最初から医療者だったわけでなくて悩んだり諦めたりしながら医療に向き合ってこられたんだなぁと。 まだ世間の認知度の低い治療法といいますか突破口だと思われますが、今後精神医学界のスタンダードになっていくことを願っています。

Posted by ブクログ

2024/08/08

簡単なオープンダイアローグの様子や、やり方がわかった。治療することではなくて対話自体が目的であることや、患者の尊厳を第一に考えることなど勉強になった。患者に直接的に伝えると上下関係ができてしまうので、リフレクティングを用いて対話の中で患者に気付かせるのが大切だと思った。

Posted by ブクログ

2024/08/03

【動機】オープンダイアログを知りたくて フィンランド発のコミュニケーション方法と聞き、興味を持った。 一部まんがでも表現されているので、どういう変化があらわれるかがわかりやすい。 どういうふうに進められるか理解はできるものの、実際に自分が取り入れようと思ったとき、たくさんの「...

【動機】オープンダイアログを知りたくて フィンランド発のコミュニケーション方法と聞き、興味を持った。 一部まんがでも表現されているので、どういう変化があらわれるかがわかりやすい。 どういうふうに進められるか理解はできるものの、実際に自分が取り入れようと思ったとき、たくさんの「癖」が邪魔をすることに気づく。 オープンダイアローグで大切とされるのは以下の5点。 世間話のような話でもなんでもしながら、 対話を続けること。 「こうなるだろう」という想定は捨てて、 自由に話が進むのを見守ること。 ほかのひととチームになって行うこと。 当事者についての話題は、 本人がいるところでだけ行うこと。 他者と自分をあくまで「違う存在」として わけて話を聞くこと。 「ついアドバイスをしてしまう」というのも、対話を妨げる。自戒したい。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品