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まんが やってみたくなるオープンダイアローグ の商品レビュー

4.3

28件のお客様レビュー

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2021/05/03

オープンダイアローグについて、すとんと落ちてきたものがありました。とてもわかりやすいです。特に、べからず集と斎藤環先生のビフォーアフター。 議論や説得は当事者の力を奪う、当事者が自発的にふるまうことのできるスペースを生み出すための対話…と文章を心に留めたいと思い、ここにメモしま...

オープンダイアローグについて、すとんと落ちてきたものがありました。とてもわかりやすいです。特に、べからず集と斎藤環先生のビフォーアフター。 議論や説得は当事者の力を奪う、当事者が自発的にふるまうことのできるスペースを生み出すための対話…と文章を心に留めたいと思い、ここにメモしました。

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2021/04/11

サクッとオープンダイアローグを知りたい方にはお勧め。はじめにで2時間で読めると書いていたが、まんがが半分以上なので1時間で読める。オープンダイアローグは精神療法の一つなので、学ぶだけでは身につかない。実践をすることで体験をしてみることが実感できると思う。リフレクティングが一番難し...

サクッとオープンダイアローグを知りたい方にはお勧め。はじめにで2時間で読めると書いていたが、まんがが半分以上なので1時間で読める。オープンダイアローグは精神療法の一つなので、学ぶだけでは身につかない。実践をすることで体験をしてみることが実感できると思う。リフレクティングが一番難しい(このようなセッティングは慣れていないので)。体験するにはODNJがワークショップもしているが、本書にも書かれているように、本書などで基本を学んだ上で、一つでも実践してみてみることが理解への近道だと思う。最後に本書の秀逸は、著者たちの自己開示である。著者たちがオープン・ダイアローグに出会って変化した様子が読めるのが最も興味深かった。

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2021/03/28

とてもわかりやすく、 やってみよう!という気持ちになれる本。 自分は家族の問題に直面して、 この本を手に取った。 家族だけでは難しいとはあるが、 取り入れられることはたくさんありそうだ。 書き出していつも心に留めておきたい言葉もいくつもありました。

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2021/03/28

フィンランド発祥の医療現場での対話手法の模様。漫画と解説で進んでいくのでイメージしやすい。「リフレクティング」等独特な場面はあるが、基本の「聴く」姿勢はさまざまな対話と同じだなと感じる。「ポリフォニー(多声性)」を大切にする、一人ではなくチームで動くことの重要性。異質な自分のまま...

フィンランド発祥の医療現場での対話手法の模様。漫画と解説で進んでいくのでイメージしやすい。「リフレクティング」等独特な場面はあるが、基本の「聴く」姿勢はさまざまな対話と同じだなと感じる。「ポリフォニー(多声性)」を大切にする、一人ではなくチームで動くことの重要性。異質な自分のままでいる、集団の中で1人でいられる‬、その感覚を掴む過程の大切さも伝わってくる。フィンランド、実践と体感を兼ねて行ってみたいなぁ

Posted byブクログ

2021/03/26

非常におもしろくて一気に読んだ。とくにまんがで描かれた症例がどれもすごい。 ただ、やはり雲をつかむような感じは残るんですよね。 実践を見てみたいし、自分でも体験してみたい。 まさに「やってみたくなる」でした。 とりあえずは著者ふたりのトークイベントを聞いてみるつもり。

Posted byブクログ

2021/03/25

今まで読んできたオープンダイアローグに関する書籍の中ではイメージしきれなかった、対話の場の様子をマンガという形で知ることができてよかったです。 さっと読めるので、「復習したいけど時間がない」ときに手元にあると助かりそう、と思いました。

Posted byブクログ

2021/03/24

Twitterで紹介されていて、なんとなく読みたくなって読んでみる 単なる会話やカウンセリングの話じゃなくて、精神科医の治療法の話 自分の仕事や普段の生活に活かせるスキルではなかった マンガばかりではなく文字の説明もそこそこ多い なんとなくわかった気になれる

Posted byブクログ

2021/03/20

オープンダイアローグとは、精神療法のひとつだそうだ。その入門書(まんが)である本だが、そうとは知らず読んでしまった。私は著者の想定した読者ではなかったかもしれないが、これから小学生になる子の親として、老いていく親の子として、もはや若手でもない会社員として、そうでなくとも人として、...

オープンダイアローグとは、精神療法のひとつだそうだ。その入門書(まんが)である本だが、そうとは知らず読んでしまった。私は著者の想定した読者ではなかったかもしれないが、これから小学生になる子の親として、老いていく親の子として、もはや若手でもない会社員として、そうでなくとも人として、覚えておきたい心構えみたいなものをいくつか受け取ったのでメモ。 ・「治療」や「解決」や「結論」を求めず、そして「ノープラン」で、ただただ「対話を続ける」ために「対話」をすることが肝要。相手や状況を変えようと思ったり、アドバイスしようと思ったりしてはいけない。「対話さえしていればどうにかなる」「おまけのように良い変化が訪れたらラッキー」の精神で、他愛ない話でいいから「対話」を続ける。 ・「否定や批判をせずに人の話を聞く」というのは、ただ同調したり共感を示したりすることではない(もちろん本当に共感したなら、それを示すのは構わない)。「話し手の主観の世界」を理解しようと努めること。そして、それとは異なる自分の意見を述べるときには、それが「説得」や「否定」となることなく「主観と主観の交換」となるように気を付ける。「私なんかダメだ」に対し「そんなことないよ!」ではなく「私から見たらあなたってステキだけどね」なら良い。とか。 ・「リフレクティング(治療者チームが、患者やその家族の前で、患者の発言についての感想の交換や治療方針についての話し合いを行い、それを患者に見せる手法)」というのが風変わりではじめはちょっと飲み込みにくかったが、これも大事なところという気がする。子育てで言えば、なにか子供の教育に関する話し合いを本人に聞かせず親だけでして、親だけで納得した結論を子どもにこの世の真理のように伝えるのではなく、むしろ親もいろんな価値観や可能性を天秤にかけて迷っている存在なのだというところを包み隠さず見せた方がいいのかもしれない。子(患者)も交えて一緒に話し合う、というのともまた違うっぽい。 …てことで、すべてこのように実践するぞ!というわけじゃないにしても、頭に入れておきたいと思った。

Posted byブクログ