女ふたり、暮らしています。 の商品レビュー
とても面白かった。女友達と家を買って一緒に暮らすという選択肢そもそもなかったけど、こういう風に暮らしてみたい。家族の形はより自由に多様化していくんだろうなと思った。 印象に残った箇所 ・ひとりの人間として本当に自負すべきもの ・けんかの目的、けんかの技術 次は日本版女ふたり暮...
とても面白かった。女友達と家を買って一緒に暮らすという選択肢そもそもなかったけど、こういう風に暮らしてみたい。家族の形はより自由に多様化していくんだろうなと思った。 印象に残った箇所 ・ひとりの人間として本当に自負すべきもの ・けんかの目的、けんかの技術 次は日本版女ふたり暮らし、阿佐ヶ谷姉妹の本と韓国関連の本を読む
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他人と同居するという点で、重要視する点が自分と似ていて共感するところが多かった。相違として人生を謳歌しているのが羨ましい。
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素敵すぎてため息が出る暮らし、、、 ぶつかっても相手のことをまるごと理解しようとする優しさだったり、学ぶところがたくさんあった。「家庭の平和をお金で買う」っていいな、、、 人生に行き詰まったとき、何度でも読み返したい! 部屋もおしゃれで憧れる〜
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ソウルの不動産の価格事情は東京のそれと比べ物にならないらしい。そこを考えた上で読むと大豆田〜のドラマを思い出しもした。当たり前ながら「華々しいキャリアを持った文化人の」アラフォー女性である。小洒落ておる。 愛情や友情、人間関係の思いやりそのものも、知性を要するのだと感じるようになってきた。喧嘩の作法や他人の尊重の方法には想像力や実際の経験値が必要で、そのレベルがどちらか片方低いだけでおそらく同居生活は崩壊する。崩壊しなくても湿気たまま油汚れを薄く重ね続けて不衛生になる。知性のある人間が2人偶然揃わなくてはいけない生活ではあるのだ、という厳しい現実を感じる。そこがいいエッセイだった。ぶつかり合うことを避ける行為を大人としたり、行為と人間を分けずに糾弾したりする愚行が一切このエッセイにはでてこない。 こういった人間の見つめ方にきちんと目を向けてくれたらいいなと思う。このエッセイに「結婚は義務じゃないわ!」「家父長制はクソよ!」「こういうゆるっとした新しい繋がりが世の中を良くする!いい!」と単純に思うのは間違っている。女だろうが男だろうが人間と密に関わり生きていくのは茨の道だ。おそらく自我を殺して旦那に仕えるよりも、妻に全てを放棄して仕事人間としてスイッチを入れるよりも、難しくて、鍛練がいる。鍛え上げられた体をお互いにナイフで突き刺して切り開けて中身を覗く。グロテスクである。吐き気もする。他人の脳みそは気色悪い。臓器もさらなり。痛みをともなう。脳裏にいろんなものを焼き付ける羽目になる。絶望し続けながら向き合う必要がある。それでも人間と関わる覚悟はあるか。 その鍛錬は何年単位でやるものでもない。何十年単位だ。40歳になった頃、どれだけ人生を積み上げていられるだろうか。
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分子家族としてW2C4で暮らす正反対なふたりの共同生活は、たまにものすごい衝突もするけど、根底にはお互いへのリスペクトと思いやりが満ち満ちていて、めちゃくちゃ良かった! お互いにとって信頼できる自分でいられるようにっていう気持ちも、そうやって成長し続ける姿も素敵すぎる。(別に本人...
分子家族としてW2C4で暮らす正反対なふたりの共同生活は、たまにものすごい衝突もするけど、根底にはお互いへのリスペクトと思いやりが満ち満ちていて、めちゃくちゃ良かった! お互いにとって信頼できる自分でいられるようにっていう気持ちも、そうやって成長し続ける姿も素敵すぎる。(別に本人たちは成長しようと思ってやってることではないけど) ふたりはもちろん、お互いの家族や、ご近所さんたちとの関係性も理想すぎて、良いなーー!!!って、ふたりと年も近くて独身だからなおさら思った。 わたしも一緒にお酒を飲みたいな〜って気持ちになります。
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良いよーー!!良い、ずっと良い。 私は阿佐ヶ谷姉妹に憧れを抱いていて、将来の安寧のためやとりあえずの安心感を得るために結婚とか男性のパートナーに頼るんじゃなく、分かり合える理解者がそばにいて支え合って生きるという生き方がものすごく素敵なように思えたからこそ、この2人の暮らしも最高...
良いよーー!!良い、ずっと良い。 私は阿佐ヶ谷姉妹に憧れを抱いていて、将来の安寧のためやとりあえずの安心感を得るために結婚とか男性のパートナーに頼るんじゃなく、分かり合える理解者がそばにいて支え合って生きるという生き方がものすごく素敵なように思えたからこそ、この2人の暮らしも最高だった。 漢江、何で日本にないんだとか思いながらお互いの視点で語られるお互いのことについて、自分の人生について、読んでいて心が躍った。全く会ったことない2人の日常を追っているというか、なのに凄く楽しくて時に学び深くて、分子家族という考え方についてもアリだなとか色々考えていた。 食べさせてもらうことの流儀みたいな項も、「母が毎食料理を作るというのは高度の経済活動だ」とか「作って食べさせる行為が好きなのかも」みたいな言葉が、ふと自分に刺さってじわじわと広がっていく感じ。水漏れの項とかでは少し辛くなってしまったりして、この2人の暮らしってめちゃくちゃ理想でいざ自分にできるかと言われたら多分叶わない夢物語なんだけどでも希望が貰えた。
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2022/04/09 ソウルに住む女性ふたりの共同生活記。W2C4という分子と自分たちを表すところが好き。女性での共同生活についての本を他にも読んだが、出会いはネットやねって思う。二人それぞれが話していくけいしきだが、その中で韓国での女性の立場、嫁としての立場がちらりと現れている...
2022/04/09 ソウルに住む女性ふたりの共同生活記。W2C4という分子と自分たちを表すところが好き。女性での共同生活についての本を他にも読んだが、出会いはネットやねって思う。二人それぞれが話していくけいしきだが、その中で韓国での女性の立場、嫁としての立場がちらりと現れている。日本で生きている女性にも共感が得られる部分もあると思う。同性との共同生活やってみたいな!
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韓国の話って本当に説得力がある 気持ちいいほど細かなところまで言語化されていて噛みごたえのあるせんべいを頑張って咀嚼して食べきったような感じ、達成感がある し、一話ごとに読み応えがあるからちょっと読んだだけでお腹いっぱいになる とても実現できそうにはないとは思う キムハナとファンソヌだけでなく、お友達たちも含めて、やっぱりこうゆう新しい生活様式を想像できて、実行に移せる人は、経済基盤がしっかりしている… 水泳教室とか勉強会とか、みんなで集まるバーとか、地に足のついた人だからこそできる活動、コミュニティだと思う 私にとってはファンタジーのような人生だけど、読むだけでも、素敵、好きだな
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結婚することが女の幸せではない、 友達同士で仲良く、時に喧嘩し、ワイワイ暮らしていく 今の多様な時代、色々な家族の形があっていい、そんな風に思える本。 韓国の作者の本は初めて読んだが、2人の暮らしの他に韓国の食、雇用形態、文化を知れて面白かった。
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こうやって暮らせるなんて羨ましい。自分もこうやって住むことを考えたけどやっぱり子供がいるとこうやっては暮らせないんだろうな。もうすこし大きくなったら可能かも? でも、キャリアウーマンの賢い生き方っていう感じだった。いつかこうやって暮らせたらいいのに。友達と。
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