女ふたり、暮らしています。 の商品レビュー
韓国で話題になっていた、タイトルの通り30代で出会った本好きの女性二人が一緒に暮らす過程やその日々を綴ったエッセイ。猫4匹と尊敬できる友人と文化的で健康な生活をしている二人は最高だと思う。この本に書かれている近所付き合いや結婚をしない生き方にとても賛成するし、私も思考が似ているな...
韓国で話題になっていた、タイトルの通り30代で出会った本好きの女性二人が一緒に暮らす過程やその日々を綴ったエッセイ。猫4匹と尊敬できる友人と文化的で健康な生活をしている二人は最高だと思う。この本に書かれている近所付き合いや結婚をしない生き方にとても賛成するし、私も思考が似ているなと思った。
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気の合う友と一緒に暮らしたらどうなるのか?を見せてもらえた。 やはり生活を共にするということはいろいろな衝突もあり、大変だなと思う一方で、結婚みたいな形ではないからこそお互いが家を、相手を想う形が出来ていくのだなと。 衣食住を大切にする2人のエッセイ。
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一人暮らしが板についてしまい、ここに誰かが入ってくる余地なんてあるのか?と思いながら生きている人間だけど、誰かと暮らすのも良いかもと思える素敵な本だった。 著者のおふたりは運良くフィーリングの合う人と出会えただけじゃん!と先入観を持っていたけど、実際性格は正反対で、大げんかもす...
一人暮らしが板についてしまい、ここに誰かが入ってくる余地なんてあるのか?と思いながら生きている人間だけど、誰かと暮らすのも良いかもと思える素敵な本だった。 著者のおふたりは運良くフィーリングの合う人と出会えただけじゃん!と先入観を持っていたけど、実際性格は正反対で、大げんかもするというので驚き。 それでも(夫でも恋人でもない)同性の友人と暮らすことの温かみが伝わってきて、結局家族や友人、恋人にしろ、自分以外の人間は他人なのであって、お互いを尊ぶことが大事なんだろうなと感じた。 本書内の 「やっぱり同居人は、単純で明るい人がいちばんだと思った。そして、同居人の同居人は私だから、まず私が単純で健康で明るい人にならなければと心に誓った。」 というフレーズがすごく響いた。 相手に求めるだけじゃなくて、自分も求められる側って意識、重要だなー。 ご本人たちも続編について前向きのようだったので、いつか読めたら嬉しい!!
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韓国人の女性2人と猫4匹が同居する日々を綴ったエッセイ。 彼女達は血縁者でも恋人同士でもない、「友人」という関係のままだ。婚姻に囚われないファミリーシップは、きっと今求めている人が多いのではないだろうか。結婚でもシングルでもない、新しい家族の形を築いている2人と彼女らと友人達が織...
韓国人の女性2人と猫4匹が同居する日々を綴ったエッセイ。 彼女達は血縁者でも恋人同士でもない、「友人」という関係のままだ。婚姻に囚われないファミリーシップは、きっと今求めている人が多いのではないだろうか。結婚でもシングルでもない、新しい家族の形を築いている2人と彼女らと友人達が織り成す温かな関係性や、アラフォー女性の共同生活での苦労や日々の輝きが眩しくて、羨ましくて、癒しになるそんなお話だった。 翻訳本が苦手な私でも読みやすく、とても親しみやすい本だったので、普段あまり海外著者の本を手に取らない方にもオススメ。
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二人暮らしはもう二度としない、と思っていたけど、歳をとるにつれ、また考えも変わってくるかな…。秩序以上の幸せがあるかもしれない…かな?仲良く暮らすというのはすなわちよく喧嘩するってこと。心を込めてすぐに謝り自分がどんな間違いを犯したのかを把握して自分の口で確認し相手の気持ちを考え...
二人暮らしはもう二度としない、と思っていたけど、歳をとるにつれ、また考えも変わってくるかな…。秩序以上の幸せがあるかもしれない…かな?仲良く暮らすというのはすなわちよく喧嘩するってこと。心を込めてすぐに謝り自分がどんな間違いを犯したのかを把握して自分の口で確認し相手の気持ちを考え尋ね共感すること。喧嘩の目的は感情の流れる道をつくり、ちゃんともとの関係に戻るための喧嘩。 誰かと一緒に暮らすと、相手との違いがくっきりし、それによって自分についてより深く知る。 音楽やお酒についての造詣が深いと楽しみが深く広く広がる。 誰でも必要な話だけを交わす間柄ではなく、役に立たない、くだらない話をぶちまけ合える相手をひとりぐらいは持っていたいものだ。
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結婚して嫁になっちゃうと、嫁としてあるべき姿が求められる。母になっても母としてあるべき姿が求められる。結婚しなくても色々言われる。個が笑って生きるライフスタイルを探す過渡期の時代なのかな。仕事も家族の在り方も。
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シングルでもない結婚でもない、女2人と猫4匹の愉快な生活。"相違点が互いの間を埋めてくれる"という言葉にえ?ほんとに?と疑ってしまったが、彼女たちが見せてくれる新しい家族のかたち...正直羨ましい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
外国の人のエッセイ読んだのはじめてかも。 隣の国なのに、生活も食べるものもだいぶ違う。 日本語で読んでるけど、頭の中で想像する景色では全くわからない言語で時間が進んでいるんだなと思うと、不思議な気持ちになった。 著者の二人の生活というか、文化レベルがだいぶ豊かで、共感というよりは劣等感を感じながら読んだ… 一番好きだったのは入院したときのエピソード。 病院にいる時の、自分の個性が消えてく感じや無力感はとてもわかる…と思いながら読んだ。 あと猫の紹介がめちゃくちゃかわいかった! もう少し翻訳っぽさが抜けた文体の方がこの内容に合ってるかもと思った。
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2人と同じく、現在同居人と暮らしている自分にとって共感しかない内容だった。うなずきすぎて首がもげそう。 ファン・ソヌの行動が自分にそっくりで愛おしい。
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面白かったです!他人と暮らすには"相手を尊重すること""お互い努力すること"が大事だと改めて思いました。写真がたくさんあったのも良かったです。なかなか厚めの本でしたが、もっと読みたいと思いました。
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