かすがい食堂 の商品レビュー
このご時世にこの主人公の行動はヤバいだろーと思う反面、こういう世話焼きが活躍して極小のコミュニティがうまくまわるような世の中のほうが平和なのかもしれない? 重いテーマがありながらも読みやすい軽めのタッチ。というかむしろ個々のキャラ設定が深くはないから、後半の重いテーマのストーリ...
このご時世にこの主人公の行動はヤバいだろーと思う反面、こういう世話焼きが活躍して極小のコミュニティがうまくまわるような世の中のほうが平和なのかもしれない? 重いテーマがありながらも読みやすい軽めのタッチ。というかむしろ個々のキャラ設定が深くはないから、後半の重いテーマのストーリーの方がバランスよく楽しめた感じ。 (個々では深くないとはいえ)主要なキャラクターが増えてそれぞれの特長がより活かせそうだし、続編が出るのなら本巻よりも期待出来そう。
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読みやすくて面白かった。 ドラマ作成に関わっていた楓子が駄菓子屋のおばちゃんに(笑) まぁ、設定は多少強引な感じもしなくもないが、家庭でご飯が食べられない子どもたちのために食堂を開く…今の時代に求められたお話だと思います。 家庭の事情、子供の事情などか「すがい食堂」を求める背景は...
読みやすくて面白かった。 ドラマ作成に関わっていた楓子が駄菓子屋のおばちゃんに(笑) まぁ、設定は多少強引な感じもしなくもないが、家庭でご飯が食べられない子どもたちのために食堂を開く…今の時代に求められたお話だと思います。 家庭の事情、子供の事情などか「すがい食堂」を求める背景はいろいろですが、こういう子供のいるかもなぁっとちょっと考えさせられるお話でした。
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小学4年生の娘も読める内容だった。子どもを取り巻く家庭の問題や摂食障害など、章ごとに書かれていてとても読みやすかった。「サンタさんを信じる?」のくだりは、子どもに読ませてよかったのかなぁと心配にはなったが…。自分にはない、楓子の勇気に感心。
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「子どもの貧困」や「摂食障害」など内容はヘヴィで警戒しながら読んだけど、柔らかい文体のせいなのか、思いのほか読みやすくて傷つくほど落ち込むこともなかった。 子供たちが少しずつ変わっていくのがおもしろくて、これからどうなるか気になった。続編が出たら読んでみたい。
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駄菓子屋兼子供食堂を開く事になった楓子、貧困や摂食障害の問題を抱える子供達の居場所となる、かすがい食堂。 子供達の未来に希望あれ、楓子もね子供達から、希望や憧れになる女性へと成長あれと応援してた自分。子供食堂は助かりますね
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続きが読みたい。 自分の仕事にも多少関わりのある事だから、尚更。 かすがい食堂、これかどうなるのか知りたい。
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困ってる人に、見ないふりをしないで世話を焼いてしまう、でもがんばりすぎない範囲で…。現実は、すぐに諦めちゃうことが多いと思うけど、何とか諦めないで考え続けることで、関わり続けることで、物事が動き出す。そういうことができるのも、経験豊かなおばあちゃんが近くにいるからだなと思う。一人...
困ってる人に、見ないふりをしないで世話を焼いてしまう、でもがんばりすぎない範囲で…。現実は、すぐに諦めちゃうことが多いと思うけど、何とか諦めないで考え続けることで、関わり続けることで、物事が動き出す。そういうことができるのも、経験豊かなおばあちゃんが近くにいるからだなと思う。一人で全て解決なんてできないから、心を開いていたい。
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本屋で大プッシュされてたので気になりました。失敗。 テーマがわかりやすいから反響も大きかったのだろうけど、単純に小説としてつまらない。 まず、主人公が25歳の女性だとは思えない。キャラの掘り下げが足りないからわけの分からないお節介なおばさん感が最後まで拭えず、リアリティがない。の...
本屋で大プッシュされてたので気になりました。失敗。 テーマがわかりやすいから反響も大きかったのだろうけど、単純に小説としてつまらない。 まず、主人公が25歳の女性だとは思えない。キャラの掘り下げが足りないからわけの分からないお節介なおばさん感が最後まで拭えず、リアリティがない。ので感情移入できない。 理屈っぽくて、やたらとマウント取ってくる心理描写はハートウォーミングストーリーに全然そぐわない上に、たいしていい事言ってるわけでもない。 どこかで読んだことある新聞のコラムみたいな当たり障りないことをドヤ顔で語る祖母にもイライラする。 百合とかクローズドサークルとかペロっとセリフに出しちゃうとこも、どういう読者層をターゲットにしてるんですか?と問い詰めたい。 作家よりも編集の問題だと思う。雰囲気で売ろうとするのやめてください。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
子ども食堂というとすぐに"貧困"と結びつけられがちだけど、その存在を必要としている子どもは様々で、その可能性も無限。この小説でももちろん貧困をはじめとした社会問題は取り上げられているけど、それ以上に子どもたちの日常や、主人公のこれまでのキャリア、なによりも美味しそうな食事の描写!がたくさん出てきて、「子ども食堂」という先入観に囚われずに、登場人物たちに共感できたのがよかった。 子ども食堂を必要としている子どもの例 ・お母さんが夜遅い、子どもの栄養管理をしない、子どもはお菓子を食べる。食べ物に関連する知識や常識が身につかない。 ・喧嘩をした兄弟ー食事を通じて仲直り? ・拒食症ー食に関するいろんな情報に混乱して、食べ物が食べられなくなった子。子ども食堂を通じて自分なりの食の意味を見つける。 ・隠れた貧困。貧困というレッテルを貼られたくなくて、生活保護を受けない親。
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これが現実の話であったなら、 日本もまだまだ捨てたもんじゃないな。 現実にあって欲しいな。 そして、くだらない己のルールにも 気付かされた。 確かにありすぎる自分ルール。 解き放たれたら どれほど楽に生きられるだろうw ほっこり優しくなれる話。
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