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ヴィクトリアン・ホテル の商品レビュー

3.6

87件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

    35

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

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2025/12/18

5人の登場人物それぞれにドラマがあって、その中でそれぞれの悩みや葛藤と向き合っていく、というお話。 「優しさ」とは何か、価値観(考え方)の違う人の意見とどう向き合うか、が大きなテーマに感じた。 二転三転するラストに驚きつつ、もう一度最初から読み直したくなる作品だった。

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2025/12/11

色々な立場の登場人物が出てきて、それぞれの悩みなどを語ってゆくが、最後にしっかりといい形で纏めてくれており、とても楽しめました。

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2025/10/18

老舗ホテルの改装前の最後の日に、ホテルで過ごす人々の思いと思惑が重なり、一つの大きなストーリーになっていく物語。 次々と登場人物ごとに視点が替わり紡がれていくのだけど、読んでいると現在地がどこなのかわからなくなる。 登場人物に共通するのは、人に対しての善意や優しさというものに何...

老舗ホテルの改装前の最後の日に、ホテルで過ごす人々の思いと思惑が重なり、一つの大きなストーリーになっていく物語。 次々と登場人物ごとに視点が替わり紡がれていくのだけど、読んでいると現在地がどこなのかわからなくなる。 登場人物に共通するのは、人に対しての善意や優しさというものに何かしら思うところがあるというところだろうか。 本編のストーリーよりも、その部分についてちょっと考えさせられてしまった。 ので、あまり本編の時系列などは実はあまり記憶に残っていない…

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2025/05/24

あまりにも雰囲気が違うことと、あえて事件や人の名前を伏せてることとかからからくりは予想は出来てたけど、それでも読みごたえのある本。作家さん視点のパートがとても良かった。いつからこんなに人の意見を気にしながら生きていかなきゃならなくなったんだか。表現することは誰かを傷つけることって...

あまりにも雰囲気が違うことと、あえて事件や人の名前を伏せてることとかからからくりは予想は出来てたけど、それでも読みごたえのある本。作家さん視点のパートがとても良かった。いつからこんなに人の意見を気にしながら生きていかなきゃならなくなったんだか。表現することは誰かを傷つけることっていう事実は今も昔も変わらないのに。

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2025/08/14

百年の歴史にいったん幕を下ろすことになったヴィクトリアン・ホテル。様々な客がそれぞれの想いを抱えてやってくる。誘惑、秘密の関係、嫉妬、非難、励まし、寄り添い…。登場するのは、女優、スリ、作家、業界の営業マン、人生に絶望した夫婦、そして最高のおもてなしを目指すホテルマン。 代わる...

百年の歴史にいったん幕を下ろすことになったヴィクトリアン・ホテル。様々な客がそれぞれの想いを抱えてやってくる。誘惑、秘密の関係、嫉妬、非難、励まし、寄り添い…。登場するのは、女優、スリ、作家、業界の営業マン、人生に絶望した夫婦、そして最高のおもてなしを目指すホテルマン。 代わる代わる描かれる登場人物たち。それぞれが関わり合い、お互いの人生を変えていく様子が興味深い。後半で「あれ?」と思う箇所が出現し、読み終えたページに戻ってみる。すると、仕掛けられていたトリックに、見えていた世界がふわっと変わる瞬間が! この作品の底に流れるのは、一貫して、人の善意と優しさ。誹謗中傷に傷つくのは、優しさ故。罪の周辺にさえ現れる優しさ。そして、ある人物たちの優しさから発した秘密が解かれ、ホテルの物語が閉じられる。穏やかで、ほっこり、の読後感でした。

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2025/02/17

100年の歴史を誇る一流ホテル、ヴィクトリアン・ホテル。 集う人々の人生が交錯する。 * ネタバレになるので多くは語れないけれど、一気に読んだ。 作中、書評が出てくるけれど、このお話そのままだと思った。 ちょっとした矛盾や齟齬が少しずつ提示されていき、ラストに向けて「騙されたー!...

100年の歴史を誇る一流ホテル、ヴィクトリアン・ホテル。 集う人々の人生が交錯する。 * ネタバレになるので多くは語れないけれど、一気に読んだ。 作中、書評が出てくるけれど、このお話そのままだと思った。 ちょっとした矛盾や齟齬が少しずつ提示されていき、ラストに向けて「騙されたー!」の伏線となる。 楽しく読んで、楽しく騙された。 * 自分を大切にすることはいい。 でも自分本位になりすぎると、正義感を振りかざして人を傷つけてしまう。正義とは、その人基準でしかない。 片側から見れば正義でも、もう片側から見ると悪となることもある。 改めて心に刻んだ。

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2025/02/11

まもなく100年の歴史を閉じる超高級ホテル、ヴィクトリアン・ホテルが舞台。様々な人が行き交うホテルの中で何が起こるのかを楽しみに読みはじめました。 女優、スリ、新人賞受賞作家、宣伝マン、ある夫婦が主な登場人物です。異なる人生を歩む人たちが交錯し、物語は進んでいきました。 淡々...

まもなく100年の歴史を閉じる超高級ホテル、ヴィクトリアン・ホテルが舞台。様々な人が行き交うホテルの中で何が起こるのかを楽しみに読みはじめました。 女優、スリ、新人賞受賞作家、宣伝マン、ある夫婦が主な登場人物です。異なる人生を歩む人たちが交錯し、物語は進んでいきました。 淡々と話が進んでいたのですが、突然、今まで読んできたことに勝手な思い込みがあったことに気づきました。そのことで一気にこの本が面白くなりました。二度読みがしたくなりました。 登場人物の会話の中で、最近のものの考え方に対することや、生き方について語られています。自分が正義でいることに価値観を見いだしている人が、実は人を傷つけていることなど、最近よくあることを考えてみるきっかけにもなりました。優しさと寛容、他者への想像力は、今の世の中を生きる上で大切にしたいことだというメッセージを受けとったように思いました。 読み終えて、ホテルが舞台の物語は、やはり面白いなと思いました。

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2024/12/26

登場人物の年代複数あり、うまく整理しきれなかった(叙述トリック)。優しさや自己責任等のメッセージ性あり。最後は全員が生き直してハッピーエンド。

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2024/12/07

『同姓同名』に次いで二作目。どちらもミステリとしては緻密なんだけれど、凝りすぎてくどいと感じてしまった。ただしミステリ以外の部分、社会を不寛容にするノイジーマイノリティの話題は現在進行形で起こっていることであり、向き合い方や自分の振る舞い方など考えさせられた。

Posted byブクログ

2024/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み易い文章ですらすら読めた。 途中、正義とは何か、優しさは罪か、といった哲学的な内容で議論する場面が何度もあり、それらには少し引っ掛かったけど。 バラバラだった登場人物がどう繋がっていくのか?と思いながら読み進めたが、まさかそういう繋がり方をするとは予想外だった。 こういうのも叙述トリックの一つなのか? 結局は大団円でめでたしめでたし、というオチ。 トリックにはなるほど〜と思ったけど、ストーリー自体の面白さはあまりなかったかも。 一流ホテルでのドタバタ劇ということで、私の脳内イメージはTHE有頂天ホテルの舞台だった。

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