疼くひと の商品レビュー
70歳の恋愛小説ということで手に取ってみた。 70歳の女性脚本家と15歳年下の鳶職男性がSNSで知り合い、その日から性愛に溺れていく。 お互いを求め合っているのが身体なのか心なのか。 二人の場合は両方なのだろうけど、身体の方がインパクトが強くてなかなか刺激的。 (性描写激し目で、...
70歳の恋愛小説ということで手に取ってみた。 70歳の女性脚本家と15歳年下の鳶職男性がSNSで知り合い、その日から性愛に溺れていく。 お互いを求め合っているのが身体なのか心なのか。 二人の場合は両方なのだろうけど、身体の方がインパクトが強くてなかなか刺激的。 (性描写激し目で、電車の中では読めない…) 自分の身に全く起こりそうにないことで、ただただすごいなぁと読んだ。
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書店の平台にあったため図書館で借りた本。 1ミリも共感できず、始終薄い浅い感じで何も心に残らなかった。。。
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70歳に、なろうとする燿子。 若い頃の自分には戻れない事はわかっているのに、ときめきたい気持ちを取り戻す為に突き進む。 これからの人生を、どのように生きようか、悩んでいる人に読んでもらいたい1冊だ! 今自分は思い切り生きているのか❓ 自分に言い聞かせ、思いきり生きよ...
70歳に、なろうとする燿子。 若い頃の自分には戻れない事はわかっているのに、ときめきたい気持ちを取り戻す為に突き進む。 これからの人生を、どのように生きようか、悩んでいる人に読んでもらいたい1冊だ! 今自分は思い切り生きているのか❓ 自分に言い聞かせ、思いきり生きよう❣❣
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参りました。 刺激的な描写と濃厚接触にストーリーが入って来ない。 主人公は古稀を迎えた脚本家・唐沢燿子。 facebookに届いた見知らぬ男性からの友達リクエストが発端となり燿子の老いらくの恋が始まる。 相手は15歳も年下の沢渡蓮と、何とも好奇心がそそられる内容。 70歳で...
参りました。 刺激的な描写と濃厚接触にストーリーが入って来ない。 主人公は古稀を迎えた脚本家・唐沢燿子。 facebookに届いた見知らぬ男性からの友達リクエストが発端となり燿子の老いらくの恋が始まる。 相手は15歳も年下の沢渡蓮と、何とも好奇心がそそられる内容。 70歳で、こんな年下の男性から言い寄られるなんて羨ましい。 惜しむらくは私自身が沢渡に全く魅力を感じない点。 沢渡がもっと素敵に描かれていたら燿子に共感出来たかも。 「女は灰になるまで女」 年齢を重ねても、良い出逢いがあり、恋が生まれたらそんな幸福な事はない。
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続編?の【最後のひと】を先に読了。 (発売3日後に購入) その【最後のひと】にも佐渡蓮が登場。 5歳若い唐沢耀子が、SNSでどのような恋に堕ちたのかが気になり、日本一の書店で1冊だけあり購入。 それまでの生き様。そして佐渡蓮からのアプローチ。こうなるしかなかったストーリー。 ...
続編?の【最後のひと】を先に読了。 (発売3日後に購入) その【最後のひと】にも佐渡蓮が登場。 5歳若い唐沢耀子が、SNSでどのような恋に堕ちたのかが気になり、日本一の書店で1冊だけあり購入。 それまでの生き様。そして佐渡蓮からのアプローチ。こうなるしかなかったストーリー。 帯のサブタイトル 【女のままでいたい。たとえどんなに孤独でも。】に尽きる。 (そのすぐ横)大好きな上野千鶴子さんも賞賛している。 高齢化社会になりつつある世の中。 身も心も若年齢化しているに相違なく、かなりの割合の女性が興味深い内容なのではないか? 但し、パートナーと同居している女性は蔵書として手元に置きづらいかも(汗) 2022,12,6〜9 5時間54分
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70歳の女性の性愛を描いた作品。15歳年下の男性とSNS上で知り合い、心も体も溺れていく。孫の世話をしながら、夫と穏やかな生活というのもひとつの幸せの形だと思うけど、いくつになっても女としての悦びを得られるというのもまた幸せの形だと思う。ただラストは受け入れ難い。別れはどうしよう...
70歳の女性の性愛を描いた作品。15歳年下の男性とSNS上で知り合い、心も体も溺れていく。孫の世話をしながら、夫と穏やかな生活というのもひとつの幸せの形だと思うけど、いくつになっても女としての悦びを得られるというのもまた幸せの形だと思う。ただラストは受け入れ難い。別れはどうしようもないから諦めるしかないんだろうけど、誰にも知られる事のない所で、惨めなほどにもがき苦しむのではないかと思う。小説だから綺麗に終わらせたのでしょうけれど…。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
当方、10代後半の者で、70代女性の恋愛に頭が追い付くか不安だったが、「1人の女性として」感情移入することができた。 冒頭で、主人公含め古稀を迎えた4人の女性のそれぞれの人生を大まかに説明した部分があった。夫と別れ、娘も巣立ち、独りで生きることを決めた女性。良妻賢母として堅実に生きている女性、不倫に溺れ続けている女性、自らは幾度か誤ちを犯すも、最後には亡き夫を偲ぶ女性。その多様な生き様は、まだ20歳にも満ちていない読者の私のこれからの女性としての人生を考えるにあたって、良き参考材料となった。「世間様の目」に惑わされることなく、「自分が人生において真に求めること」を大切にしたいと思った。 というのも、主人公の燿子は「頭と心で生きてきた」人間であったが、蓮と出会ったことで、目の前のことをありのままに感じることができるようになったように思う。「考えること」、ときに「感じること」。人生において、この程よいバランスを忘れたくない。
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❇︎ 初 松井久子さん これまであまり読んだことのない 話だったので最初戸惑いましたが、 その分俯瞰して読めました。 文中で『歳が若くても老いている人もいれば、 年齢が高くても若い人がいる』という ニュアンスのくだりがあって、精神の年齢を 想像して妙に納得しました。 現実と...
❇︎ 初 松井久子さん これまであまり読んだことのない 話だったので最初戸惑いましたが、 その分俯瞰して読めました。 文中で『歳が若くても老いている人もいれば、 年齢が高くても若い人がいる』という ニュアンスのくだりがあって、精神の年齢を 想像して妙に納得しました。 現実と小説はもちろん違いますが、 愛や恋は若い人だけのものではなく、 主人公のように70才になっても感じる人は きっといて、それは決しておかしなことでは ないと提示してくれた気がします。 肉体的にも精神的にも老いを感じる中で、 この先何年元気でいられるか、そして 何ができるか逆算しながら、それでも 自分の人生を納得して生きていく主人公。 自分の弱さと譲れない我を受け入れながら 生きる主人公の逞しさが素敵でした。
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なんで読もうと思ったのか忘れたけど…図書館でだいぶ予約待ちしてたものがきたので読了。 70代の女性4人の悩みを軸に展開されるのかなと思いきや、主人公とFB経由で知り合った男性との恋愛が中心の展開。あんまり共感できなかった。
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70代女性と50代男性の、美しい恋物語。『ぼくの美しい人だから』というスーザン・サランドンの映画を思い出した。作中作品も、生々しくも活力があって、よかった。大阪、札幌、逗子の舞台背景も、アムステルダムも、主人公の気持ちに重なる場の選び方が秀逸。久々に温度のある小説だった。哀しくも...
70代女性と50代男性の、美しい恋物語。『ぼくの美しい人だから』というスーザン・サランドンの映画を思い出した。作中作品も、生々しくも活力があって、よかった。大阪、札幌、逗子の舞台背景も、アムステルダムも、主人公の気持ちに重なる場の選び方が秀逸。久々に温度のある小説だった。哀しくも苦しく、美しい。大人にしかわからない小説。
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