超短編!大どんでん返し の商品レビュー
一つ一つの物語があまりに短く、ラストをどんでん返しの展開にしないといけないので物語のオチが「実は死んでいた」「実は殺していた」のような殺人系に偏りがち。
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ちょっと思うところがあって、久しぶりにショートショートを読んだ。 10代によく読んでいた星新一の作品のようなものを期待していたら、なんだか物足りなかった。自分が歳をとって「驚く力」を失ってしまっただけなのだろうか。 30編が全て2000文字に限定されていて、ちょっとした時間に...
ちょっと思うところがあって、久しぶりにショートショートを読んだ。 10代によく読んでいた星新一の作品のようなものを期待していたら、なんだか物足りなかった。自分が歳をとって「驚く力」を失ってしまっただけなのだろうか。 30編が全て2000文字に限定されていて、ちょっとした時間に切りよく読めるのはよいな。
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どんでん返しの短編集で、面白いものもあれば、そうでもないものもあるという感じだった。一つ一つの話はかなり短いので、隙間時間に読むのに良いと思う。
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始業前の微妙な時間で読むのにちょうどよかった。 今まで読んだことのなかった作家さんの短編ばかりだったので、色々な人の本を味見しているような感覚で、今度この人の本を読んでみようって思う入り口になる本でした。
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超短編30篇。 「たった2000文字に、まさかのどんでん返しが」との触れ込みで、ほんとどんでん返されまくり。 有名作家が参加するアンソロジーだけあって、面白いのがたくさんあった。マジで電車一駅分で一作読めるので、おすすめ。 特に好きだったのは米澤穂信さん『白木の箱』 ご主人です...
超短編30篇。 「たった2000文字に、まさかのどんでん返しが」との触れ込みで、ほんとどんでん返されまくり。 有名作家が参加するアンソロジーだけあって、面白いのがたくさんあった。マジで電車一駅分で一作読めるので、おすすめ。 特に好きだったのは米澤穂信さん『白木の箱』 ご主人です、と渡された白木の箱はあまりに軽くて、悲しいよりもいっそ情けないような心持ちがした、と始まり、夫との思い出や最後の会話を思い返す妻。白木の箱に入ったことの真相には度肝抜かれた。 他おもしろかったのは、乾くるみさん『なんて素敵な握手会』、田丸雅智さん『骨なし』、呉勝浩さん『花火の夜に』など。
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錚々たる作家陣の30篇。 超短編!と謳うくらいなので「もう一話、もう一話」とつい読み進めてしまい、気づけばまるまる一冊を一気読みだった。 タイトルである『大どんでん返し』 私がどんでん返しというものを味わった最初の1冊は、おそらく星新一さんの『ボッコちゃん』だったかと思う。 「...
錚々たる作家陣の30篇。 超短編!と謳うくらいなので「もう一話、もう一話」とつい読み進めてしまい、気づけばまるまる一冊を一気読みだった。 タイトルである『大どんでん返し』 私がどんでん返しというものを味わった最初の1冊は、おそらく星新一さんの『ボッコちゃん』だったかと思う。 「え?こんなに短いの?」と同時に 「え??こんな結末になるの??」と 子どもながらに衝撃を受けた。 この1冊に集結した30篇は、時代も作風も文体も読後感も様々で、「この話好きだなぁ」と思う話がきっと見つかる。 印象に残る物語はいくつもあったが、数編をネタバレしないように… 『your name』青崎有吾さん この人絶対に頭いい。 他の作品も近々読みたい。 『籠城オブ・ザ・デッド』伽古屋圭市さん 最後の最後の一言で世界をひっくり返す。 これが大どんでん返し。 『尋問』曽根圭介さん 騙されたとはこういうこと。 文章だからこその騙し。その一言に尽きる。面白かった。 大どんでん返しとは、つまりはどれだけ私達読者が騙されたかということだ。 読み手が「こうだろう」と無意識に思い込んでしまっていることをひっくり返す。 ひっくり返されてしまった読み手の「騙された!」という心情を 30人の名手達にどこかで感じてもらうことができれば…と考えてしまう。
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優しいどんでん返しや 意味がわかると怖い話みたいなのや。 面白かった! 新しいガンが見つかってよかったの話と ゾンビの話がお気に入り
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約4ページからなるどんでん返しがテーマの30篇。 1話1話が短いためとても読みやすい。 ただ個人的にはもう少し長い方がいいなと思う。この短さだと、どんでん返しのあり方が固定されてしまいがちなのと、どんでん返しの衝撃が小さいからだ。
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第2弾のSpecialを先に読んでしまい、後から第1弾を読了。 Specialはホラー系が多かったように感じたが、こちらはミステリー系が多いと感じた。 個人的に好きな話は、夏川草介さんの「不運な患者」。こんなどんでん返しもあるのかと唸らされた。読後感が良くて参った。 他、青...
第2弾のSpecialを先に読んでしまい、後から第1弾を読了。 Specialはホラー系が多かったように感じたが、こちらはミステリー系が多いと感じた。 個人的に好きな話は、夏川草介さんの「不運な患者」。こんなどんでん返しもあるのかと唸らされた。読後感が良くて参った。 他、青崎有吾さんの「your name」は意味が分かると驚嘆するタイプで面白かった。柳広司さんの「阿蘭陀幽霊」は二度ひっくり返る話で、主人公と共にしてやられた感を味わえた。 超短編なのだけれど、作家さんの個性が光るなぁと感心しきりであった。
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- ネタバレ
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作家さんが何人も参加されていて、 それぞれの特徴を感じつつ自分の好みを知れる いい機会だなぁと感じた。 一度読んで見事に術中にハマり、 改めて最初から読み返したものがいくつかある。 なんといっても、最初の乾くるみ先生の 「なんて素敵な握手会」で掴みはバッチリだ!笑 また、大体3ページ程度でどんでん返されるので、 パッとどんでん返されたい人にオススメ☆ もっと長編にしても面白そうだし、 色んな趣向を凝らしたりしたシリーズなど 改めて見てみたいなぁと感じた!
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