超短編！大どんでん返し の商品レビュー

アンソロジー(著者),田丸雅智(著者),辻真先(著者),夏川草介(著者),西澤保彦(著者),似鳥鶏(著者),法月綸太郎(著者),東川篤哉(著者),深緑野分(著者),柳広司(著者),米澤穂信(著者),青柳碧人(著者),乾くるみ(著者),乙一(著者),恩田陸(著者),門井慶喜(著者),北村薫(著者),呉勝浩(著者),日明恩(著者),小学館文庫編集部(編者)

2021/02/26

30人の作家さんたちがとにかく豪華で、ウキウキしながら読んだ。オチが想像できるものも少しあったけど、どの作品もさすがのどんでん返し！米澤穂信さん、東川篤哉さん、恩田陸さん、大山誠一郎さん、青崎有吾さんの作品が特にお気に入り。初めて読んだ作家さんたちも面白いものがたくさんあったので、もっといろんな作品に触れてみたいと思った。(日明恩さん、辻真先さん、呉勝浩さん、気になる…！)

2021/02/24

ミステリーファンにはお馴染みの豪華作家陣による2000文字の短編が30編収録。
青崎有吾さん、大山誠一郎さんなど好きな作家さんが作品を書かれていたので、購入したのですがどの作品も個性的で面白かったです。色々な作家さんに興味を持つきっかけにもなる1冊でした。

2021/02/16

【目次】
なんて素敵な握手会／乾くるみ（いぬいくるみ）
トカレフとスタンウェイとダルエスサラーム／蘇部健一（そぶけんいち）
VSパンダ／似鳥鶏（にたどりけい）
白木の箱／米澤穂信（よねざわほのぶ）
愛妻へのプレゼント／日明恩（たちもりめぐみ）
骨なし／田丸雅智（たまるまさとも）
忘却とは／辻真先（つじまさき）
或るおとぎばなし／井上真偽（いのうえまぎ）
早業殺人に必要なもの／東川篤哉（ひがしがわとくや）
究極の密室／葉真中顕（はまなかあき）
親友交歡／法月綸太郎（のりづきりんたろう）
花火の夜に／呉勝浩（ごかつひろ）
墓石／翔田寬（しょうだかん）
人を憎んで罪を憎まず／下村敦史（しもむらあつし）
白い腕／上田早夕里（うえださゆり）
首の皮一枚／白井智之（しらいともゆき）
ちゃんと聞いてる?／西澤保彦（にしざわやすひこ）
トワイライト／恩田陸（おんだりく）
どんでんがかえる／深緑野分（ふかみどりのわき）
硬く冷たく／大山誠一郎（おおやませいいちろう）
your name／青崎有吾（あおさきゆうご）
掌編・西遊記／青柳碧人（あおやぎあいと）
籠城 オブ・ザ・デッド／伽古屋圭市（かこやけいいち）
阿蘭陀幽霊／柳広司（やなぎこうじ）
激しい雨／北村薫（きたむらかおる）
不運な患者／夏川草介（なつかわそうすけ）
電話が逃げていく／乙一（おついち）
消費の対象としての尊王／門井慶喜（かどいよしのぶ）
尋問／曽根圭介（そねけいすけ）
最後の指導『教場0 刑事指導官・風間公親』外伝／長岡弘樹（ながおかひろき）

2021/02/16

ミステリー作家さんに2000字でどんでん返しのショートショートを書いてもらうという企画……なのかな？
本屋さんで見かけて旦那が即買い。私もお相伴に授かりました。

個人的に、ショートショート向きの作家さんとそうではない作家さんがいるんだなーという印象。上手い方はめちゃくちゃ上手い。乾くるみさんや米澤穂信さん、大山誠一郎さんなんか好み。短い中でキレイに騙してくれて気持ちよかった。
辻真先さんや井上真偽さんは文章がうまくて楽しく読めた。

始まる前に作家さんの経歴があったので、いろんな作家さんの文章が楽しめて良かったかな。

2021/02/15

私には合わなかった。
イマイチ。ちょっとがっかりしてる。本選びで失敗したの初めてかも。どんな本もたいてい楽しめるから。うーん。
短編集。色んな作家さんが書いてる。知ってる作家さん、好きな作家さん、子供の頃好きだった作家さん。知らなかった作家さんも。
でも、なんというか。どのお話も印象に残らない。大どんでん返しとは言うけど膝を打つほどはっとすることもなく。秀逸！と思える描写も、心に残るセリフもなく。は？？？というものはあったけど。
面白かったお話もいくつかあった。あったけど、読み返したいほどではない。全体的になんかなぁ……枚数が足りなかったのかな。もう少し物語に引き込まれてからどんでん返しを味わいたかったかも。
うーん、なんかもやもやする読書体験。

2021/02/15

作品の殆どがミステリ小説の枠組みなんですが、雰囲気とか背景とか伏線とか、どんでん返しを仕掛けるには、やや枚数が短いように感じました。

つまらなくはないが、どれも薄い、という印象です。

2021/02/15

小学館文庫編集部・編『超短編! 大どんでん返し』小学館文庫。

大どんでん返しが仕込まれた2,000字の超短編30編を収録したアンソロジー。

収録作は、ミステリーもあれば、ホラーやSFもあり、バラエティに富んでいる。流石に超短編ということで消化不良の短編が目立つ。その中で面白かったのは、葉真中顕『究極の密室』、翔田寛『墓石』、下村敦史『人を憎んで罪を憎まず』、夏川草介『不運な患者』、長岡弘樹『最後の指導』。

執筆者は、青崎有吾、青柳碧人、乾 くるみ、井上真偽、上田早夕里、大山誠一郎、乙一、恩田陸、伽古屋圭市、門井慶喜、北村薫、呉勝浩、下村敦史、翔田寛、白井智之、曽根圭介、蘇部健一、日明恩、田丸雅智、辻真先、長岡弘樹、夏川草介、西澤保彦、似鳥鶏、法月綸太郎、葉真中顕、東川篤哉、深緑野分、柳広司、米澤穂信。

本体価格500円
★★★★

2021/02/07

❇️読了❇️2/7
[超短編！大どんでん返し]
　小学舘文庫編集部 編
30人の作家さんが1作品ずつ書いた超短編集。
初めて読む作家さんもいれば、ベテランの作家さんもいて「どんでん返し」縛りの中約2000字での執筆、お疲れ様でした。
「どんでん返し」はその前後で読者がアッという間に見ている景色が変わる。特に「どんでん返し」以前をしっかり読者に印象付けておかなければいくら鮮やかな「どんでん返し」も空振りに終わってしまう。
その意味でも「どんでん返し」は超短編には向いていないのかも。
初読みの作家さんをこの作品だけで判断してほしくはありません。
超短編で「どんでん返し」縛りの中、おっ！と思う作品に出会えたのは僥倖でした。
それたけ難しいのでしよう。

2021/02/05

2月５日読了

話題の作家さん達のどんでん返しの連続。
あっという間で終わり更に読み返したくなる。

読んだことない作家さんの作品に触れて、
守備範囲を広げようと思いました。