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大奥(第十九巻) の商品レビュー

4.7

42件のお客様レビュー

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2024/04/19

「もし〜ならば」の仮定を繰り返し考える薩摩の郷中教育で育った西郷隆盛の優れたシュミレーション能力に旧幕府首脳陣は翻弄され続けた ここに新政府軍による江戸総攻撃は回避され江戸城の無血開城が決定した 没日録を始めから読み返しとうなってここへ参った こうして何枚かの写真が天璋院篤姫の肖...

「もし〜ならば」の仮定を繰り返し考える薩摩の郷中教育で育った西郷隆盛の優れたシュミレーション能力に旧幕府首脳陣は翻弄され続けた ここに新政府軍による江戸総攻撃は回避され江戸城の無血開城が決定した 没日録を始めから読み返しとうなってここへ参った こうして何枚かの写真が天璋院篤姫の肖像として残された 日本から輸出された茶の箱に貼られた版画のラベル

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2024/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

家光から幕末まで250年ほどのストーリー。女性が主に徳川の世を担った架空の姿を描く。 全治を通してのメインは吉宗だが、インパクトは治済だろう。 ラスト胤篤が津田梅子に思いを託すシーンは、いい終わり方だなあ。

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2024/02/12

テレビドラマ(NHK)を見た後に読んだ。 やはり漫画の方が詳細がわかる。 特にラストの船上シーンは、ドラマでは唐突でとってつけた感が否めなかったけど、原作では唐突ながらもフォローがしっかりなされていた。 ドラマを見てしまった後は、登場人物からなんとなく演じた俳優の面影を見てしまう...

テレビドラマ(NHK)を見た後に読んだ。 やはり漫画の方が詳細がわかる。 特にラストの船上シーンは、ドラマでは唐突でとってつけた感が否めなかったけど、原作では唐突ながらもフォローがしっかりなされていた。 ドラマを見てしまった後は、登場人物からなんとなく演じた俳優の面影を見てしまう(^_^)a

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2023/10/15

良かった。発売当初、まさか全ての将軍を描き切ってもらえるとは思ってませんでした。よしながふみさんはスゴイ!!後半は歴史の勉強みたいで読むの辛かったけど〜、、、 誰が何代将軍で何をしたのかすぐに忘れてしまうので何回読んでも面白いです(笑)

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2022/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あ~、とうとう終わっちゃった……。 面白かったなぁ~~。 大河ドラマを毎年観るのだが、幕末モノだと、ドラマの演者と本作のキャラのイメージのギャップが楽しかった。ふくよかなな女性として描かれていたあの方が、ドラマだとおっさんかよwwとか。 女に政はできん! と西郷は言うけれど、政を行う者が女から男に代わった途端、この国はドンパチドンパチやりだすよね。もうこの時代では作中誰も知らないことだけれど、春日局は“守らねばならぬ徳川”とは、戦のない平和な世だって言ってて、その徳川が終わった途端に以下同文。治済はひとつだけ良いことを言った、男が政に口を出すものではない。(2022-08-24L)

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2022/06/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ほんとになぁ…傑作だよなぁ… 江戸城の会見は笑いつつも圧倒された。西郷の反応もそうくるかー!という感じで上手くよしながさんの手の上で転がされる感じが心地よい。 瀧山の漂わす不穏な空気はここへ来て心配が現実のものとなる。「許せよ」からの独白が、たった2つの文と、たった一つの絵だけなのに、ものすごい深みと重みを持って心の中に入ってくる。すごい描写力。 オチも良かったよー。かの人が締めるとは思ってなかった。

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2022/03/09

西郷隆盛、己言わせておけばコノヤロウ!!ってなってたところを…! 胸がすく思いでございました。天晴! 無血開城、よしながふみさんの描く大奥の畳み方が素晴らしくて惚れ惚れ。 最終巻、やきもきもさせられつつも心に平穏を与えてくれました。 天璋院様の胸の奥にずっとあったモヤモヤ、少しで...

西郷隆盛、己言わせておけばコノヤロウ!!ってなってたところを…! 胸がすく思いでございました。天晴! 無血開城、よしながふみさんの描く大奥の畳み方が素晴らしくて惚れ惚れ。 最終巻、やきもきもさせられつつも心に平穏を与えてくれました。 天璋院様の胸の奥にずっとあったモヤモヤ、少しでも軽くしてくれて一読者としても安堵。 暗い夜から始まり、夜明けの空を明るい表情で見つめる歴代将軍の表紙も素晴らしかったです。 カバー下まできっちりデザインされてるの、完結した今初めて知りました! 魂消た!(って書くの初めて知ったんで使ってみたかった:笑) 幕末から明治、そして現代へ無理なく続くかのような描写。 見事な手腕、素晴らしい作品をありがとうございました。

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2021/12/24

キレイにまとまってたなー、と感心。 字が多くて読みにくいけれど、面白い! これは電子書籍では無理です。 1巻から読み直したい。 個人的には、『きのう何食べた?』のほうが好きです。

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2021/11/06

愛が多すぎて受け止めきれない 有功に瀧山、、流水紋、立ち姿も全て描き方がかんぺき 登場人物多くて描きわけが素晴らしいけど、眼差しだけはずっとおなじでいる。繋いでいくんだな 終盤まじ激アツシスターフッドという感じ流石の一言。。 何巻だったか、疫病が落ち着き始めた頃に 育児に家事に...

愛が多すぎて受け止めきれない 有功に瀧山、、流水紋、立ち姿も全て描き方がかんぺき 登場人物多くて描きわけが素晴らしいけど、眼差しだけはずっとおなじでいる。繋いでいくんだな 終盤まじ激アツシスターフッドという感じ流石の一言。。 何巻だったか、疫病が落ち着き始めた頃に 育児に家事にいっぱいいっぱいの女性が 「これで私も働かずに済む(夫も働きに出れる)」みたいなこと言ってたのが印象的で、そうそう、本来男女平等とはそういうことなんだよと思った 自分がしんどい時にバランスを取る、そこに何も理由付けなんていらない。。 どんな社会構造でも 必要があろうがなかろうが、枠組みに沿ったロールが与えられてしまうし、「だから男性は/女性はダメなんだ」と言われてしまう。 今も昔も、そんな逆風にたいし背中を押してくれるのはフィクションだろうがいつだって歴史。。

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2021/10/05

読者にとってはこの漫画自体が没日録で、没日の時代にあるような今であっても、意志を継承していくことで乗り越えられるっていうような話

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