ありえないほどうるさいオルゴール店 の商品レビュー
全てのお話が優しい。この街を訪れて、このオルゴール屋さんで自分の心の中で流れている世界に一つだけのオルゴールを作ってもらいたいなぁ。
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7編の短編小説です。 図書館のオススメコーナーに7編すべて泣ける!と紹介されていて気になったので読みました。 タイトルの意味は6編の「おむかい」という話で理解できました。 オルゴール店の店主がお客さんの心の中で流れている曲を聴き、世界で1つのオリジナルのオルゴールを作ってくれる。...
7編の短編小説です。 図書館のオススメコーナーに7編すべて泣ける!と紹介されていて気になったので読みました。 タイトルの意味は6編の「おむかい」という話で理解できました。 オルゴール店の店主がお客さんの心の中で流れている曲を聴き、世界で1つのオリジナルのオルゴールを作ってくれる。 好きな曲と心の中で流れている曲は違う。人生の大事な場面でたまたま流れていた曲が意外に長く心に残ることもある。 全ての話で泣いたわけではありませんがどのお話もとても良かったです。 個人的には最初の「よりみち」というお話が好きでした。 オルゴールいいな〜と思いましたし、私もオルゴールが欲しくなりました。 オルゴール店の店主に私の心の中で流れている曲を聴いてもらったら、どんな音になるのかなと思わず想像してしまいました。 どのお話も優しくて、とてもオススメです。 1.よりみち 2.はなうた 3.おそろい 4.ふるさと 5.バイエル 6.おむかい 7.おさきに
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7つの物語。 北の小さな町にあるオルゴール店。 人の心に流れる音楽が聴こえる店主が 世界にひとつだけのオルゴールを作ってくれる。 その音楽を通して相手の気持ちを知る。 まるで優しい音色が聴こえてくるよう。 日常がかけがえのない日々に変わる作品だと思った。 自分の中に流れている音楽...
7つの物語。 北の小さな町にあるオルゴール店。 人の心に流れる音楽が聴こえる店主が 世界にひとつだけのオルゴールを作ってくれる。 その音楽を通して相手の気持ちを知る。 まるで優しい音色が聴こえてくるよう。 日常がかけがえのない日々に変わる作品だと思った。 自分の中に流れている音楽はなんだろな♪
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お客様の心に流れている音楽を聞いて、その人のためだけの、世界に一つだけのオルゴールを作ってくれる。 7篇からなる短編集で、店を訪れるどのお客にも、悩みや気がかりや心配事がある。そして、その背中をそっと控え目に押してくれる、自分の心のなかに流れている音楽とここで再会するのだ。 話の...
お客様の心に流れている音楽を聞いて、その人のためだけの、世界に一つだけのオルゴールを作ってくれる。 7篇からなる短編集で、店を訪れるどのお客にも、悩みや気がかりや心配事がある。そして、その背中をそっと控え目に押してくれる、自分の心のなかに流れている音楽とここで再会するのだ。 話のなかでは、曲を手にしたお客の未来は描かれていない(最後の話は別) 彼ら彼女らがその後どうなったのか知りたいようなきもするけど、この曖昧な余韻がまたより物語を膨らませてくれる。 ありきたりだけど、自分の心に流れている曲はなんなのか、ぜひ聞いてみたい。
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こちらのアカウントで見かけて気になっていた一冊。 とあるオルゴール屋に訪れる人々が主人公の、7編の短編集。 そこには、その人の心の中に流れている曲を聴いて、それをオルゴールにするという不思議な店員さんがいる。 北国で運河があり、石畳の小路、古めかしい洋風の建物、寿司屋、そして...
こちらのアカウントで見かけて気になっていた一冊。 とあるオルゴール屋に訪れる人々が主人公の、7編の短編集。 そこには、その人の心の中に流れている曲を聴いて、それをオルゴールにするという不思議な店員さんがいる。 北国で運河があり、石畳の小路、古めかしい洋風の建物、寿司屋、そしてオルゴール屋。 これは恐らく北海道の小樽がモデルになってると見た。 耳の聴こえない息子とその母親の物語、「よりみち」。 鼻歌好きの年上の彼女に捧げる贈り物を選ぶ青年の物語、「はなうた」。 大学の卒業旅行中のバンド仲間の女子たちの物語、「おそろい」。 亡くなってしまった不仲だった父親を思う息子の物語、「ふるさと」。 ピアノを最近楽しく弾けなくなってしまった小学生の物語、「バイエル」。 オルゴール屋店員と向かいの喫茶店で働く女性との出会いの物語、「おむかい」。 妻の体調を心配する夫。優しい老夫婦を描いた物語、「おさきに」。 どの物語も、暖かく、穏やかな雰囲気。(何故こんなタイトルにしたのか謎である) それぞれの心に流れる音楽をオルゴールにする、と言うのは面白い設定だと思った。 特に、バイエル、おむかいが好きかな。
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私的には5つ目のお話、「バイエル」が良かったです♪ 各お話の主人公の心の奥底で鳴り響くそれぞれの音楽… 音楽ってやっぱり素敵だな♪と思わせてくれるお話でした。 最後から2番目の章「おむかい」で綴られた1節 印象的な思い出の後ろで鳴っている。 反対にその思い出を呼び起こすこともで...
私的には5つ目のお話、「バイエル」が良かったです♪ 各お話の主人公の心の奥底で鳴り響くそれぞれの音楽… 音楽ってやっぱり素敵だな♪と思わせてくれるお話でした。 最後から2番目の章「おむかい」で綴られた1節 印象的な思い出の後ろで鳴っている。 反対にその思い出を呼び起こすこともできる。 という言葉がとても感慨深かったです。
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やっぱり小樽だった~、 線路跡とかレンガ造りとかケーキ屋さんとか懐かしくて・・・ 修学旅行の時はオルゴール高くて買えなかったけどいつかまた行ってみたいな。 オルゴールってなんかエモい気がする。「こころの音楽」が聞こえるってすごいファンタジーだけど、このオルゴール店とカフェ、みた...
やっぱり小樽だった~、 線路跡とかレンガ造りとかケーキ屋さんとか懐かしくて・・・ 修学旅行の時はオルゴール高くて買えなかったけどいつかまた行ってみたいな。 オルゴールってなんかエモい気がする。「こころの音楽」が聞こえるってすごいファンタジーだけど、このオルゴール店とカフェ、みたいなノスタルジックな雰囲気すごい好き~。内容もよかったけど描写の雰囲気が素敵だった。
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優しい気持ちに誘ってくれる小さなお話7篇。 ムカイさんの素性がとても気になります。 続編で明らかにされていくのかしら?
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「耳利きの職人がお客にぴったりの音楽をお勧め」 店主が選ぶ曲で、忘れていた記憶を思い出すだけでなく、自分が見過ごしていた大切な何かに気付かせてくれる不思議なオルゴール店の物語。
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全ての話があるオルゴール店と繋がっている。 7つのお話、全てが心に染みるものでした。 1人1人の心を聞き、それをオルゴールにしてしまう店主さん、すごい。 その曲が、その人にとって深く心に刻まれていて、その曲によって大切なことを思い出させてくれたり、向き合えたりさせてくれる。 ...
全ての話があるオルゴール店と繋がっている。 7つのお話、全てが心に染みるものでした。 1人1人の心を聞き、それをオルゴールにしてしまう店主さん、すごい。 その曲が、その人にとって深く心に刻まれていて、その曲によって大切なことを思い出させてくれたり、向き合えたりさせてくれる。 自分にはどんな音楽が流れてるんだろうな。 素敵な短編集でした。
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