ありえないほどうるさいオルゴール店 の商品レビュー
「若い恋人たちに負けず劣らずぴったりとくっついているのは、愛情のしるしというよりは、足もとの安全を確保するためだろう。いや、互いの安全を慮っていることこそが、愛情なのかもしれない。」 「誰もが一位になれるわけじゃない。ここはそういう世界だから。でも、一位のなるためだけに弾くわけ...
「若い恋人たちに負けず劣らずぴったりとくっついているのは、愛情のしるしというよりは、足もとの安全を確保するためだろう。いや、互いの安全を慮っていることこそが、愛情なのかもしれない。」 「誰もが一位になれるわけじゃない。ここはそういう世界だから。でも、一位のなるためだけに弾くわけでもないのよ。」
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あるオルゴール屋に訪れる人にちなんだ短編集だった。読んでいくにつれて少しずつそのオルゴール屋のことがわかっていき、最後にはいろんな伏線が張られたまま終わるような感じだった。 幸せになってくれていたらいいなと思って読み終えた。温もりを感じる話が多くて、読んでいて幸せになった。 ...
あるオルゴール屋に訪れる人にちなんだ短編集だった。読んでいくにつれて少しずつそのオルゴール屋のことがわかっていき、最後にはいろんな伏線が張られたまま終わるような感じだった。 幸せになってくれていたらいいなと思って読み終えた。温もりを感じる話が多くて、読んでいて幸せになった。 ブクログに登録したら続編がおすすめで出てきて、これは狙ってるなと思ってしまった笑(もちろん読みます)
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人の心の中の音楽がきこえるオルゴール店主のお話。 小樽を思わせる北の観光地にある。小学生の女の子がピアノとどう向き合いたいのか、という問いに2つの選択肢をオルゴールの形で提示するのは素適。 すごく幸せな話ばかり。最後がいつも良い。中学受験に出そう。
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読みやすい素直な文体で、本の表紙のイメージ通りだった。澄んだ空気感が漂うお話たちだった。 登場人物は店主以外「ああ、こういう人いるよな」とと感じられる描写が多く、想像しやすかった。 喫茶店の女の子のその後が気になるので、続編も読もうと思う。
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7つの優しい物語。 オルゴールから聴こえるのはどんな音楽なのか。それを聴いてどう感じるのか。このお店でそのオルゴールに出会えた人達に起こる出来事。 温かな気持ちで読み終えました。
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店主は、お客さんに合った曲を見つけてオルゴールにセットすることができる。 オルゴール店に来る人の人生模様を書いた一冊。 色々な人たちの感情や、過去や、関わり、考え方が入り混じって、オルゴール店に辿り着く。 その一曲が、人々の、自身の深い感情に気づきを与える。 しっとりした内容で...
店主は、お客さんに合った曲を見つけてオルゴールにセットすることができる。 オルゴール店に来る人の人生模様を書いた一冊。 色々な人たちの感情や、過去や、関わり、考え方が入り混じって、オルゴール店に辿り着く。 その一曲が、人々の、自身の深い感情に気づきを与える。 しっとりした内容でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一話ごとに完結しているので読みやすいです。 店主の少し謎な部分もあり、読み進めていくうちにどうなるのかなという期待がありました。 本の題名が印象に残ります。
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すごく面白いとか心に残る感じではないのですが、疲れた時に一編ずつ読み進めて少しだけホッとするのにちょうどいい本です。
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7つの物語があり、私のお気に入りの短編は最初の物語です。とても感動して読み終わったら涙が出ていました。 7つ共、色んな「情」で溢れていて暖かい気持ちになりました。何度も読み返したい本です。
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結の一歩手前で終わってしまうもどかしさもあったけど。 オルゴール店の店主のこともなんとなく気になりなんだかんだ読み込んでしまった。 オルゴールが欲しくなった。 自分の心の中で流れている音楽はなんだろう。
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