ありえないほどうるさいオルゴール店 の商品レビュー
心の中で鳴っている音に耳を傾けることで、自分の気持ちに素直になれるのかもしれない。訪れたお客さんの心を店主がとてもやさしい言葉で包んでくれる、優しい物語だった。自分の心でどんな音が鳴っているのか、聞いてみたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
瀧羽麻子さん初読み。心に流れる曲を作ってくれるオルゴール店の話。色々なお客さんがいる。 もっと心が温かくなったり、特殊能力が注目されるような内容かと思いました。 とにかく控えめな店員さんとそんなに乗り気ではない客。後ではっとするという様な。 おすすめするって、難しいですね。 とにかく心の声を聴くという視点の作品。自分の心、人の心など。
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悩みを抱えた主人公達がオルゴールを通して 大切な物事に気づいて前に進む物語です。 主人公達の心の声を聞ける店主が、オルゴールの曲を提供しますが主人公たちの忘れかけていた大切な想い出を、音と共に甦らせます。 こんな素敵なオルゴール店に行ってみたいと思いますし、購入したらわたしにはど...
悩みを抱えた主人公達がオルゴールを通して 大切な物事に気づいて前に進む物語です。 主人公達の心の声を聞ける店主が、オルゴールの曲を提供しますが主人公たちの忘れかけていた大切な想い出を、音と共に甦らせます。 こんな素敵なオルゴール店に行ってみたいと思いますし、購入したらわたしにはどんな曲のオルゴールが来るのかなと想像してみたりしました。 小樽の街並みが美しく文章化されていて それも素敵でした。
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素敵な音色を奏でるオルゴールが、大切な人とのつながりを思い出させてくれるお話。「必ずしも、音楽そのものに思い入れがあるとは限りません。人生の大事な場面でたまたま流れていた曲が、意外に長く心に残ることもある。」というセリフの通り、音楽は大切な思い出を呼び起こしてくれるものだと感じま...
素敵な音色を奏でるオルゴールが、大切な人とのつながりを思い出させてくれるお話。「必ずしも、音楽そのものに思い入れがあるとは限りません。人生の大事な場面でたまたま流れていた曲が、意外に長く心に残ることもある。」というセリフの通り、音楽は大切な思い出を呼び起こしてくれるものだと感じました。
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音楽って不思議で、聴くだけで過去の記憶が蘇ってきたり。耳がいいオルゴール屋さんのおかげで、たくさんの人が自分の大切な音楽を大切な人と共有できてほっこりする気持ちになりました。
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独特な題名ですね。あまり新しい作家さん選ばないですが、手に取って購入決めた、小樽運河の場所がいいですね。こんな不思議な素敵な店あれば嬉しいって思う。登場人物の数だけ物語はあるんだね、最初の子供はどうなるんだろう思ったが、考えなくても素敵な人生送れるはず。ラストで店が無くなったのが...
独特な題名ですね。あまり新しい作家さん選ばないですが、手に取って購入決めた、小樽運河の場所がいいですね。こんな不思議な素敵な店あれば嬉しいって思う。登場人物の数だけ物語はあるんだね、最初の子供はどうなるんだろう思ったが、考えなくても素敵な人生送れるはず。ラストで店が無くなったのが違和感ですね。ずーっとその場所にあるのがいいけど
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【夏の11冊目】 小樽のオルゴール店にて購入。 小樽の景色が混じった、心を揺さぶる1冊だった。こういう物語、本当に素敵で、旅にもぴったりだった。
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オルゴール好きの私は書名に惹かれて購入しました。 でも、オルゴール好きの私は、読むのが勿体無くてしばらく積読にしていました。 オルゴールの音色のように優しい物語でした。 七つの作品が納められているのですが、最初の物語で涙が出てしまいました。心が温まるとても素敵なお話でした。 ...
オルゴール好きの私は書名に惹かれて購入しました。 でも、オルゴール好きの私は、読むのが勿体無くてしばらく積読にしていました。 オルゴールの音色のように優しい物語でした。 七つの作品が納められているのですが、最初の物語で涙が出てしまいました。心が温まるとても素敵なお話でした。 私も私だけのオルゴールを作りたいな。 曲は何にしようか。 箱はどうしようか。寄木細工も良いけれど、円筒形のシリンダーが見える透明な物も良いかも。 読み終わっても色々と想像して楽しめる作品でした。
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7編の物語それぞれに、人間模様があり引き込まれた。7編のタイトルがまた、素敵! 私も、自分のオルゴールを作ってもらいたい。何にも変え難い宝物になるなあ。
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タイトルに惹かれて手にとりました。初めての作家さんということもあり気になり…。7つの短編です。1作目の「よりみち」から、風景の描写、人物の心情などがとても繊細に書かれていて、それだけでもとても想像力を掻き立てられた。心の中に流れている音楽をオルゴールにしてくれるこのお店に訪れる、...
タイトルに惹かれて手にとりました。初めての作家さんということもあり気になり…。7つの短編です。1作目の「よりみち」から、風景の描写、人物の心情などがとても繊細に書かれていて、それだけでもとても想像力を掻き立てられた。心の中に流れている音楽をオルゴールにしてくれるこのお店に訪れる、全く違った人生を歩んできた人たち。それぞれに必ず流れている音楽があり、その音が、自分、そして自分を取り巻く周りの人たちの、気づかなかった、気づけなかった心情を気付かせてくれる。そして新しい一歩につながっていく…、とても素敵なお話。もしも このオルゴール店を訪れたら、わたしの心の中にはどんな音楽が流れてるのだろう…。そしてそれを手にしたとき、どんなことを感じるのかな… ありえないほどうるさいオルゴール店 というタイトルの意味も読み進めていると徐々に分かってくる。 また好きな作家さんがひとり増えました
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