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倒錯のロンド 完成版 の商品レビュー

3.5

37件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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2021/10/16

ブックオフで見つけた本。評判の良いどんでん返し系ということもあり、以前から気になってた本なので楽しみに読みました。基本的にはとても面白かった内容でほぼ一気読み。この当時はまだ倒叙系の技法は珍しかったと思うので、それを考えたら凄い!と思います。ただ、なんとなくライトな感じがしたのは...

ブックオフで見つけた本。評判の良いどんでん返し系ということもあり、以前から気になってた本なので楽しみに読みました。基本的にはとても面白かった内容でほぼ一気読み。この当時はまだ倒叙系の技法は珍しかったと思うので、それを考えたら凄い!と思います。ただ、なんとなくライトな感じがしたのは、今だからこそ…なんでしょうね。胸を張っておすすめはできる本ですが、評価は☆5で!

Posted byブクログ

2021/08/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

真剣に読めば読むほどに頭がおかしくなりそう。 個人的にはあまり好ましい展開ではなかったかなと思う。

Posted byブクログ

2021/06/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

叙述トリックミステリーとしてよく見かける事があった為購読。 既に叙述トリックであるというネタバレがあった為、 前半部分から概ね予測できていた分、 数回のオチのインパクトはそこまで大きくなかった。 展開に次ぐ展開、そして最終最後のオチは、 驚きこそなかったが、評価されているのが何故か理解できた。 このメタ的展開が、ジャッキー・チェン映画のNG集を想起させ、 正しく現実と物語の間を倒錯したが、 個人的にはメタ・ミステリー、叙述トリックというよりも、夢落ちに近く感じたので少し評価は低め。 それとは別で、 これを書くのは非常に楽しかっただろうなー。 遊び心溢れる作者だと感じた。

Posted byブクログ

2021/05/25

いままで読んだミステリーの中でもトップクラスに秀でたタイトル回収。何重にも重ねられたトウサクに、筆者の遊び心を感じます。 とはいえ読んでるこっちまで狂ってしまいそうな展開に、他のミステリーと違い「一度読むと二度読みたくなる」とはいかないかも。読後感が爽やかとは言えず、最終章付近で...

いままで読んだミステリーの中でもトップクラスに秀でたタイトル回収。何重にも重ねられたトウサクに、筆者の遊び心を感じます。 とはいえ読んでるこっちまで狂ってしまいそうな展開に、他のミステリーと違い「一度読むと二度読みたくなる」とはいかないかも。読後感が爽やかとは言えず、最終章付近では更なる情報の追加に少し戸惑いやシラケを感じてしまいました。

Posted byブクログ

2021/05/19

叙述トリックを見抜いてやろうと慎重に読んでいると、後半に進むにつれて頭の中で混乱を起こしてしまう。最後にはわかりやすく解説されていったので、すっきりした。

Posted byブクログ

2021/04/21

スピード感が心地よく、最後どうなるんだろうとどんどんページをめくった。読みやすい書き方で、登場人物も興味深く、おもしろかった。しかし最後のネタばらしのような答え合わせが、私としては白けてしまった。私の好みではなかった。

Posted byブクログ

2021/01/16

原作者”と”盗作者”の緊迫する駆け引きに息を呑む。受賞間違いなし、と自信を持って推理小説新人賞に応募しようとした作品が、何者かに盗まれてしまった! そして同タイトルの作品が受賞作に。時代の寵児になったのは、白鳥翔。山本安雄がいくら盗作を主張しても誰も信じてくれない。原作者は執念で...

原作者”と”盗作者”の緊迫する駆け引きに息を呑む。受賞間違いなし、と自信を持って推理小説新人賞に応募しようとした作品が、何者かに盗まれてしまった! そして同タイトルの作品が受賞作に。時代の寵児になったのは、白鳥翔。山本安雄がいくら盗作を主張しても誰も信じてくれない。原作者は執念で盗作者を追いつめる。巧緻極まる仕掛けが全編に張り巡らされ、その謎が解き明かされていく衝撃、そして連続する衝撃! 叙述トリックの名手・折原一の”原点”に位置づけられる名作、32年越しの改訂が加わった新装完成版。 文庫化された時に読んだ記憶があるので、28年ぶりの再読。ここまで来ると、もはやギャグの域である。

Posted byブクログ