倒錯のロンド 完成版 の商品レビュー
すごい読みやすく1日で読めた作品 どんでん返しの連続で個人的には好きだが、メタ✖️どんでん返しで、少し複雑になりすぎた感はある笑
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なるほどとは思ったけど、え!まじで?すごいっ! みたいな感動がなかった。主人公にもその相手にも好感が持てなかったからだと思う。最初に殺された友達が1番いい人だった。最後に主人公の母親が急にサイコパスになったのはなぜでしょうか…
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技巧に富んだ作。作者が途中で「この小説のからくりに気づいたか?」と読者に問うのだが、自分は全く気付けず。終盤はちょっと目まぐるしい。
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叙述トリックの傑作 積み重なる偶然が事態を大きくしていくが、読んでいるうちはそれに気付かず結末に衝撃を受ける
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ストーリーはとても面白いし読みやすく、すいすい一気読みできた。白鳥(本物)と山本の電話のあたりで違和感を感じ、「白鳥は本当に盗作していなくて山本の妄想っぽい流れだな」と気付き始め この白鳥と永島はおそらく別人物。というところまで推理できたものの ではどこからが山本の妄想?幻の女の本当の作者は?と少々混乱しながら読み進めた。 結末まで読んでまさかそういう時系列だったか~と驚き。 これは偶然だが、今作の前に読んだ別作者の作品も主人公が実は狂人で妄想混ざってましたオチだったので正直またか…。と読み終わった時の後味が悪くなってしまった。 何年も読んでみたかった作品だけに少しハードルを上げすぎたのか、構成が複雑で難しいしどんでん返しも物足りなく感じた。
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どんでん返しの名手として知られる折原一の初期の名作。山本安雄が推理小説新人賞のために書き上げた「幻の女」が別の人間に盗作されてしまい、復讐を誓う、というのが大筋のストーリー。なのだが一筋縄でいくはずもなく、叙述×メタ×パロディの要素が複雑に絡まりあって唯一無二の作品になっている。どこがどうどんでん返しになるかは最後の辺りで解説されていて分かりやすいのも良かった。「この作品は江戸川乱歩賞を受賞することで完成する」という言葉の意味が分かった気がした。
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叙述トリックの名手の異名を持つ作者の代表作。 叙述とメタ構造と作中作にパロディと色んな要素をこれでもかとぶち込んで、まさにタイトル通り「倒錯」を味わえる作品となってます。 文章は良くも悪くも平坦なのでグイグイ読むことが出来たけど、いかんせん色んな要素が入り混じって、かなりやや...
叙述トリックの名手の異名を持つ作者の代表作。 叙述とメタ構造と作中作にパロディと色んな要素をこれでもかとぶち込んで、まさにタイトル通り「倒錯」を味わえる作品となってます。 文章は良くも悪くも平坦なのでグイグイ読むことが出来たけど、いかんせん色んな要素が入り混じって、かなりややこしくなっているので、最後の種明かしのシーンはページを行ったり来たりしてましたw
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ムズい これは再読必須だと思う 盗作が盗作を呼び倒錯する 何となくトリックが読めつつだったから星3 再読したら評価変わるかも
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前半は非常にテンポも良く進んで、どんどん先が気になる作品。途中から「アレ!?」という違和感と共に、その謎を気に留めながらモヤモヤと読み進めました。 伏線もしっかり書かれていて、フェアな作品かつ面白い作品でした。
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どんでん返し。しかししっかりと伏線が散りばめられておりフェアだなと思いました。 登場人物全員が狂っている、かつ、誰が誰なのかわからなくなります。 前半めっちゃ面白くて後半の結末が少し物足りないかなという感じ。 途中で折原さんの一言みたいなのが入っており少し冷めましたw
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