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ゴールデンタイムの消費期限 の商品レビュー

3.7

56件のお客様レビュー

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2021/05/23

なるほど、そういうお話だったのですね。 もしかして世の中の天才と呼ばれる子どもたちはこんな風に苦しんでるのかなと思いました。苦しみが伝わってきました。このプロジェクトによりみんなが救われてよかった。親が子どもに期待を過剰にかけるのもその子にとっては人生を狂わす歯車なのですね。現実...

なるほど、そういうお話だったのですね。 もしかして世の中の天才と呼ばれる子どもたちはこんな風に苦しんでるのかなと思いました。苦しみが伝わってきました。このプロジェクトによりみんなが救われてよかった。親が子どもに期待を過剰にかけるのもその子にとっては人生を狂わす歯車なのですね。現実と向き合うのは大変に辛いこと。 だけど、子どもだからこそできるのかもしれません。 御堂のお話がちょっと薄く感じた。 全員のしっかりとしたお話聞きたかったかな。

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2021/05/21

『楽園とは探偵の不在なり』が面白かったので斜線堂有紀さんの最新刊をチェック。幼少時に天才だった少年少女を集めて、かつての才能を蘇らせるプロジェクト「レミントン・プロジェクト」。山の中の施設に集められた小説家、料理人、ヴァイオリニスト、映画監督、日本画家、棋士の6人の元天才たちが、...

『楽園とは探偵の不在なり』が面白かったので斜線堂有紀さんの最新刊をチェック。幼少時に天才だった少年少女を集めて、かつての才能を蘇らせるプロジェクト「レミントン・プロジェクト」。山の中の施設に集められた小説家、料理人、ヴァイオリニスト、映画監督、日本画家、棋士の6人の元天才たちが、AIとともにかつての才能を取り戻していく…。それぞれの登場人物にトラウマ的なものがありつつ、それを克服していく様が面白かった(登場人物の誰かしらに共感できるはず)。

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2021/05/08

AI絡みの物語はこれからもたくさん出てくるのだろうな。 もっとミステリー寄りかとか予想してたけど、いい意味で違ってました(ミステリーは好きだけどね)。 斜線堂作品幾つか読んできましたが、ユーモア(ブラック歓迎)の比重高めの作品も読んでみたいなと思ってたりします。絶対おもしろくな...

AI絡みの物語はこれからもたくさん出てくるのだろうな。 もっとミステリー寄りかとか予想してたけど、いい意味で違ってました(ミステリーは好きだけどね)。 斜線堂作品幾つか読んできましたが、ユーモア(ブラック歓迎)の比重高めの作品も読んでみたいなと思ってたりします。絶対おもしろくなるに違いない。

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2021/05/04

元天才と言われる人たちが集められ、AIの力を借りて再び表舞台に登るっためのチャンス与えられる。 読後感は爽やかで軽く読めます AIを否定するだけに陥らない設定は新鮮でした(大抵はやっぱり自分で努力出来る人の能力がすごい、に落ち着きそうなテーマなので) 各自の持つ葛藤とAIがも...

元天才と言われる人たちが集められ、AIの力を借りて再び表舞台に登るっためのチャンス与えられる。 読後感は爽やかで軽く読めます AIを否定するだけに陥らない設定は新鮮でした(大抵はやっぱり自分で努力出来る人の能力がすごい、に落ち着きそうなテーマなので) 各自の持つ葛藤とAIがもう少し噛み合う流れがあったらさらに深さが感じられそう

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2021/04/25

うーん。 キャラクターやAIの設定を最大限に活かしきれていない気がしました。 ストーリー自体は面白かったのですが、そこが残念。

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2021/04/17

若くして才能を発揮して神童のような立場にいたが、今は伸び悩んでる6人の若者たちが国家プロジェクトに呼び集められ11日間の合宿をする。教育に特化したAIレミントンから一流になるやり方を教えられる。最初は佐藤まどかの「スーパーキッズ」に少し似ていると思いながら読んだがさすがに違う印象...

若くして才能を発揮して神童のような立場にいたが、今は伸び悩んでる6人の若者たちが国家プロジェクトに呼び集められ11日間の合宿をする。教育に特化したAIレミントンから一流になるやり方を教えられる。最初は佐藤まどかの「スーパーキッズ」に少し似ていると思いながら読んだがさすがに違う印象の物語になっていた。 斜線堂さんの作品はいつも映画のようにまとまっていて、それも魅力なんだけど、せっかく小説を書いているのだからもっと脱線したり、長くなったり短すぎたり深くなりすぎたりする部分あっても良いような印象を受ける。あと、設定が尖り過ぎてる事が多いかなぁ。それで、周りの人におもしろいよって勧めるには何かためらうのかも。私は好きだからかなり積極的に読んでいるけど。

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2021/04/13

周りから認められると一つ一つの作品などがどの分野も比べられ肩書きに比例して期待されるその中で各分野の元天才の選択はどれも応援したくなる描写だった。

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2021/04/04
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館系ミステリかと思ったら、爽やかな青春小説だった。若者たちがそれぞれ背負ってきた重荷と闘い、自分の生き方を真摯に模索して、一歩踏みだしていく姿がすがすがしい。AIと協働することの意味も問われていて興味深い。 プロジェクト側も参加者たちも、みんな「いい人」だったのも面白い。

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2021/03/05

青春小説 かつて「天才」と謳われた若き6人が、国家極秘プロジェクトAI対人間教育実験に招かれた。 AIが「才能」を補完し世に送り出す、天才のリサイクルと知り皆愕然とする。 自分の消費期限はいつまでか? 天才であり続けたい葛藤、焦燥が描かれた作品。

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2021/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミステリーかと思ったら青春小説だった。好きなことを続けさせたいから手助けをするのはアリだと思う。もっと年取るとプライドが邪魔するのかな。事故にあった従兄のことを書くかどうかはともかく、その前の作品を書いたことを恨むような性格じゃないはず!とずっともやっとしてたので、ちゃんと回収されててよかった。 【追記】ヴァイオリニストの天満さんに取材したそうで、どんな内容だったのか気になる。

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