ノベライズ 花束みたいな恋をした の商品レビュー
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映画は見ていないですが、ノベライズということで映画も 見たくなりました。 何がいいのか。 言い回し?表現?構成?ストーリー? 上手く説明できませんが、何か良かったです。 読んでいて頭にスっと映像が浮かんでくるのは 何かすごいな〜と思いました。
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環境が変わっても変わらないでいるって難しい そんな中でも変わらずにいてくれる人の存在は 大切にしたいな
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店頭で流れてた映画の宣伝映像を見て興味が湧いたので読んだ一冊。 ある恋人たちの始まりから終わりまでを描いた作品で、二人にとっては学生から社会人へと移っていく時期であり、環境の変化が価値観の変質を促す頃ともいえます。そこで生じるすれ違いが悲しくもあり仕方なさも感じるため、やるせな...
店頭で流れてた映画の宣伝映像を見て興味が湧いたので読んだ一冊。 ある恋人たちの始まりから終わりまでを描いた作品で、二人にとっては学生から社会人へと移っていく時期であり、環境の変化が価値観の変質を促す頃ともいえます。そこで生じるすれ違いが悲しくもあり仕方なさも感じるため、やるせなさがまとわりつきますが、二人の関係の幕引きは良い形だったんじゃないかなと個人的には思っています。
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まず、私はこの映画がすごく好きでした!だから1年経って映画のシーンを思い出しながら読めてよかったです。一般的に思い描かれるハッピーエンドの形ではないですが、それぞれの道を歩く為の違った形のハッピーエンドだなぁと思いました。 すれ違った価値観やずれていった歯車が元に戻らないこと...
まず、私はこの映画がすごく好きでした!だから1年経って映画のシーンを思い出しながら読めてよかったです。一般的に思い描かれるハッピーエンドの形ではないですが、それぞれの道を歩く為の違った形のハッピーエンドだなぁと思いました。 すれ違った価値観やずれていった歯車が元に戻らないことって実生活ではよくあるし、その時その時で自分に必要な人、必要ではなくなった人っていると思います。それを無理に繋ぎ止めるのではなく、想い出にしていく。長い人生の中で出逢わなければよかったと思うのではなく、ひと時を、それが長くても短くても、共に過ごした事や出会った事に意味がありそれは必然で、でも通り過ぎる。それを引き止めずにそれぞれ先へ進む。一期一会というか。 麦くんと絹ちゃんは、好きなものが似ていて、意気投合。今村夏子さんの本とか、天竺鼠ってバンドとか、コンバースの白のジャックパーセルとか、趣味や価値観が似ていたし、似ていないところまでお互いに合わせてしまうほどだった。タイミングもぴったりで出会った2人だけど、出会ったからといってずっと2人の気持ちが同じでいられるわけじゃない。 就職をして、それぞれの道に進み、少しずつズレが生じ、それを洋服の色合いや俳優さんの立ち位置、好きなことに対する向き合い方で表現したり、アマチュアバンド→デビューとか、好きな作家が芥川賞受賞するなどで時の流れを表すのは秀逸すぎる。 この本を読み終えた日に、日本アカデミー賞を見ていたら"花束みたいな恋をした"の主演の有村架純さんが最優秀主演女優賞を取ったからなんか嬉しかったです。 そして、この本を読みながら、作中で出てくる今村夏子さんの作品「こちらあみ子」を読みました。レビューにも書きましたが衝撃的でした!でも、絹ちゃんは、ピクニックの方が…と言っていたので、楽しみにピクニックを読み始めます
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
よくある話は、始めに出会ってだんだん仲良くなって最後に結ばれるっていうのが多いけど、これは逆パターンで、最初めちゃくちゃ気があって付き合って、最終的に別れて終わっちゃうっていうのがめちゃくちゃ印象的で初めて読む感じだった。 最後別れてしまったけど、ストリートビューに2人が写っていていい思い出としてふたりが残されていたのがすごいいいなと思った。最後な笑顔で終われてよかった。 切ないけどすてきな話だなと思った。
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まるで過去の自分を見ているかのように、懐かしくて、恥ずかしくて、くすぐったくて、苦い思い出を振り返るような、そんなお話。 映画の主人公を知っている分、全てがあの二人の声でスッと入ってきて。 読んだ後映画を観て、よりリアルに感じて。 終わらない恋って、ないのかな。
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映画を観た後に読みました。この本本当に俺のツボを押さえてる。基本的に恋愛モノは興味なく、誰がくっつこうが離れようがまったくもってどうでも良い。(現実の他人の恋愛事情も)じゃあどんなところがツボに入ったのか。サブカル的なところと表現だと思う。所々に出てくる音楽や登場人物はどれもサブ...
映画を観た後に読みました。この本本当に俺のツボを押さえてる。基本的に恋愛モノは興味なく、誰がくっつこうが離れようがまったくもってどうでも良い。(現実の他人の恋愛事情も)じゃあどんなところがツボに入ったのか。サブカル的なところと表現だと思う。所々に出てくる音楽や登場人物はどれもサブカル路線のバンドが多く、表現も優しくて一見いらない表現も登場人物の心情を切り取っていて美しい。
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映画を見てあまりにも感動した 活字でもこの感動は同じなのか気になって購入 やっぱり良い…何がこんなに良いのかわからないけど映画を観てからだからか、より2人のすれ違いがリアルに伝わる。 ほんと単純に好きな本
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色んなところに過去を重ねる2人が描かれていて切なさが残る作品だった。 「始まりは終わりを常に内在している」的なセリフや告白するシーン、ファミレスの過去と別れる間際のシーンなど情景が思い起こしやすかった。 すれ違いの怖さを単純に教えてくれる作品ではないだろうか。
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