あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。 の商品レビュー
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百合が75年前の戦時中にタイムスリップしたなんてなかなか受け入れられないことだけど真っ直ぐで正直な百合を見ていたから涼は素直になれたんだと思った。『佐久間彰と宮原涼のふたりで、百合を愛している。だから百合も、俺たち2人を愛してくれたら嬉しい』って言葉がかっこ良すぎる。
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やっぱり戦争の時を生きた人は強くてかっこいい人ばかりだったのね。 TikTokでもよく遺書や録音された特攻隊の人の声が流れてくるけど、この本と重なることが多くて胸が苦しい 今の私が当時を生き残ることは出来ないだろう。 昔の時代と今の時代。 彰と涼。 2人とも時代にあった人物像...
やっぱり戦争の時を生きた人は強くてかっこいい人ばかりだったのね。 TikTokでもよく遺書や録音された特攻隊の人の声が流れてくるけど、この本と重なることが多くて胸が苦しい 今の私が当時を生き残ることは出来ないだろう。 昔の時代と今の時代。 彰と涼。 2人とも時代にあった人物像でわかりやすい。 特攻資料館、百合畑に行きたくなりました! この本を読む前に『 あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』を読んでいたら夢中になって呼んでしまう。 そんな私は3時間かけて2冊連続で読んでしまった。 汐見夏江さんの虜( ˘˘̥ )
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この話は『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編となってますので、是非このお話を読んでから読むことをおすすめします!!あと、あの花を読んだ方もこのお話も合わせて一緒に読むことをおすすめです!! 百合は戦争の体験をしたことでその恐ろしさや「死」についてを百合の学校に転校して...
この話は『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編となってますので、是非このお話を読んでから読むことをおすすめします!!あと、あの花を読んだ方もこのお話も合わせて一緒に読むことをおすすめです!! 百合は戦争の体験をしたことでその恐ろしさや「死」についてを百合の学校に転校してきた涼に戦争のことについて色々語っていきます。そこで結構考えさせられるなと思うことばかりでした…恩返し出来なかった人には恩送りをしていく…そしたら世界はもっともっと平和になっていく…と言うことを聞いて本当にその通りだな、、と改めて感じました…あとはこれから簡単に死という言葉を使わないようにしよう。とすごく思わさせる作品でした。ほんとにこの話に出会って良かったなと思ってます。今この2つのお話を身近の人たちに進めています。戦争や争いの恐ろしさに気づいて世の中がもっともっと平和になっていくことを願ってます。
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百合が悩んでいるように、涼も悩んでいて、、でもお互いが必要としていて、魂から求めてるような人と、平和に暮らせる今の時代に感謝だと思いました。 「恩送り」って、すごくいいなと思いました。人からしてもらったこと、なんでもいいから人に返していく、人と人との繋がりを大事にできる、素敵な...
百合が悩んでいるように、涼も悩んでいて、、でもお互いが必要としていて、魂から求めてるような人と、平和に暮らせる今の時代に感謝だと思いました。 「恩送り」って、すごくいいなと思いました。人からしてもらったこと、なんでもいいから人に返していく、人と人との繋がりを大事にできる、素敵なものだと思います。
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『恩送り』という言葉がとても素敵だなと感じた。 恩返しができないのならもらった恩を他の人に送って幸せの連鎖が続く、本にも書いてあった通り本当にこんなことが世界中で起きたらいいなと思った。
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前作を読んだうえで、今回の百合の「人を変えるのって、すごく難しいよ」というセリフを聞き、すごく切なくなった。同じ日本人で、愛し合った人にもかかわらず、結局は考えを変えることができずに死地へ赴く姿を見送ることしか出来なかった百合の無力感のようなものが感じられた。それでも、相手を変えようとすることを諦めはしない百合は強いなと思った。涼も、いくら彰の生まれ変わりだといっても、実際の戦争の様子を生で体験した百合とはどうしても戦争への憤りの大きさに隔たりがあるだろうに、彼なりに百合に寄り添い、出来る限り感情を共にしようとしていたのが健気で良かった。タイムスリップ時にお世話になった人々へ恩返しが出来なかったと悔やむ百合に「恩送り」という素敵な言葉を送っていたのも良かった。しかし、涼が涼として素敵だからこそ生まれ変わりの設定は要らなかったんじゃないかなーと思ってしまった。私にはやっぱり百合が彰に惹かれたのは、戦争中の日本に生きる特攻隊員で、自分の命を助けてくれて、ちょっと年上の落ち着いたお兄さんだったから、のように思えていて、その要素を全く感じられない涼が、「彼女が好きなのは僕か僕の前世か」と悩む展開はなんだか彰との恋にも涼との恋にも水を差しているように感じてしまった。彰とは二度と会えないとしても、彰たちと出会い学んだことを絶対に忘れず、これからの人生で世界平和のため、活かしていこうとする強さを持つ百合ならば、彰を失ってもまた気持ちを新たに生きていけると思うので、涼にはただの涼として、こっちの世界での百合の理解者として百合と恋に落ちて欲しかったなーと思った。でも、この本は前作よりも、今を生きる戦争を知らない私達が同じ過ちを繰り返さないために何ができるかというのを深く考えさせられたので、続編として読んで良かった。
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2022.03.28 ★病院 久々のまちゅみ 百合のその後について書かれた アナザーストーリー 涼 サッカー 転校生 彰の生まれ変わり 恩返しではなく恩送り 夢をふつうにもてることって 幸せなこと やっぱり彰の遺書は 泣けてまうやろーおのやつ シリーズ通して面白かった ...
2022.03.28 ★病院 久々のまちゅみ 百合のその後について書かれた アナザーストーリー 涼 サッカー 転校生 彰の生まれ変わり 恩返しではなく恩送り 夢をふつうにもてることって 幸せなこと やっぱり彰の遺書は 泣けてまうやろーおのやつ シリーズ通して面白かった 戦争について学ぶ小6にはオススメ
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前編を読み終わった後に、続編もあるということで早速読みました。一気に読み終わり、今ウクライナで沢山の人がまさに戦下にいて苦しんでいることを思うと、百合が願う世界とは違う悲しい現実が、未だに繰り返されている悲しみに心が痛みます。恩返しならぬ恩送りという言葉も、この小説を読んで沁みま...
前編を読み終わった後に、続編もあるということで早速読みました。一気に読み終わり、今ウクライナで沢山の人がまさに戦下にいて苦しんでいることを思うと、百合が願う世界とは違う悲しい現実が、未だに繰り返されている悲しみに心が痛みます。恩返しならぬ恩送りという言葉も、この小説を読んで沁みました。ずっと覚えていたい言葉です。
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あの花が咲く丘で君にまた出会いたいの続編だからという理由で買ったが、とても良かった。 ロシアとウクライナの戦争が今、メディアでは取り上げられているが、ほかの国でも戦争が絶えず起こっているということを忘れてはならないし、百合と彰のような戦時中に愛してる人を失うような人達が、当時の日...
あの花が咲く丘で君にまた出会いたいの続編だからという理由で買ったが、とても良かった。 ロシアとウクライナの戦争が今、メディアでは取り上げられているが、ほかの国でも戦争が絶えず起こっているということを忘れてはならないし、百合と彰のような戦時中に愛してる人を失うような人達が、当時の日本には数えきれないほどいて、今も世界中でいるという事実を深く受け止めなければならないと感じさせてくれた。 戦時中に亡くなった方全てが、生まれ変わって幸せに暮らしてくれたら嬉しいな。
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前作の『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』 その後の話。 現代と過去の繋がり、続編を読んで完結した感じがしました。 魂ごと惹かれる人に出会えるなんて、奇跡なんだろうなぁ。
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