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ゴーストハント(4) の商品レビュー

4.1

73件のお客様レビュー

  1. 5つ

    23

  2. 4つ

    31

  3. 3つ

    13

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2021/03/15

つくづく、中学生のわたしに読ませたかった…… 引き続きタカや笠井さんがちょい役で出てくるのか嬉しい。コミカライズはつくづく丁寧に作られているのだな。煩雑になりそうなところは端折り、根幹は忠実に。両方好き。

Posted byブクログ

2021/03/12
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ゴーストハント4作目。 コミカライズで言うところの「禁じられた遊び」編。 本格的に怖さがマシマシ。 文庫のオビに「これぞ最恐!」とあるけれど、次の5巻を知らなければ確かに最恐だと思うので、え、このままいったら5巻の時どうなっちゃうの私!?と。 コミカライズとアニメしか知らないから、誰がリライトで出てきた新登場人物かわかれないけれど、前作の笠井さんとタカがのっけから登場したのが嬉しい。 そして、安定の安原氏登場! 加えて校務員の土岐田さんや、”手の者”など味方が増えたのも良き。 逆に、松山の締め付け嫌がらせ具合が(コミカライズに比べて)かなりレベルアップしていて、読んでる方も「くそ~!松山ぁ!」となってしまう。 そして、霊媒の話で、彼の名が登場したのが「ファッ!伏線!!」と不意をつかれた(笑) 保健室のシーンは、もう(・∀・)ニヤニヤが止まらん。(いや、今後の展開は重々承知しておりますし、雇い主だから~なのはわかってますが) あと、印刷室のシーン後に綾子ん家行くのがすごくホッとした。 それにしても…「私ならこれ一枚で」って…リンさん怖い…リンさんどんだけ…(;´∀`) 最後、ナルが謝るシーンで改めて感じた事は、傲岸不遜・傍若無人・天上天下唯我独尊、プライド高いマッドサイエンティストだろうが、底にあるものはやっぱ「誠実」かと。あと、めちゃくそ不器用。 じゃなかったら、周りに協力者たちこんなに集まってこないよね。

Posted byブクログ

2021/02/12

シリーズ第四作となって、おなじみの登場人物に加えて、新たな登場人物も加わってきて、登場人物達の掛け合いを読むだけでも楽しい、という感じになってきました。また、登場人物達が徐々に個性を出してきて、主人公であるナルを徐々に食っていく様子も楽しいですね。 また、今作で取り扱っている内...

シリーズ第四作となって、おなじみの登場人物に加えて、新たな登場人物も加わってきて、登場人物達の掛け合いを読むだけでも楽しい、という感じになってきました。また、登場人物達が徐々に個性を出してきて、主人公であるナルを徐々に食っていく様子も楽しいですね。 また、今作で取り扱っている内容は、学校をネタにするなら王道の内容かな、と思ったりもしました、現代の学生もこの遊びやっているんでしょうか?と、ちょっと気になったりもしました。 ともあれ、作風がだいぶこなれてきて、文章は非常に読みやすいです。取り扱っている題材は怖いけど、文体がしっかりしているので、安心して読める内容となっていますね。シリーズの続きも楽しみです。

Posted byブクログ

2021/02/07
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麻衣、覚醒編。 出来る男、安原登場。 この子は次巻以降も絡んでくるんやろか? 今回も謎が興味深い。 舞台装置に伏線、どれもがうまく噛み合い気持ちの良いクライマックスへ。 まだまだこの登場人物たちの物語を読んでみたいと益々思わせてくれる本巻でした。 次巻が待ち遠しい。 こうゆう風に思える作品は久しぶりかも。 満足しました。

Posted byブクログ

2021/02/03
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 小野不由美さんのゴーストハントシリーズの第4作。ここまで4作中、3作が学校が舞台となっている。第3作の舞台は第1作よりも厄介そうだと書いたが、第4作の舞台は色々な意味ではるかに厄介だ…。  緑陵高校の生徒会長・安原の依頼を受け、乗り込んだSPRの面々。学校側がいい顔をしないのは毎度のことながら、今回ほど非協力的ではなかった。生徒を力で支配することしか考えていない学校と、それを象徴するような生活指導教員の松山。  身をもって怪奇現象を経験していない松山は、生徒の訴えを戯言と片付け、圧力をかけている。当然生徒からの聞き取りは難航するが、そこで生徒会の安原が動く。こんな学校にあって、生徒会だけは治外法権なのだそうだが…。  事態のヤバさという点では、過去3作をはるかに凌ぐだろう。SPRの面々をもってしても、その緊急性が判明するのは終盤になってから。どのくらいヤバいかというと、あの松山でさえ動揺するくらいヤバいとだけ書いておこう。  今回のキーワードも、昭和世代なら誰でも知っているだろう。自分はやったことがないけども。他愛ない遊びのはずが、こんな一大事に発展したと聞き、正直ポカンとした。SNS時代の現代でも、似たような遊びは存在するのだろうか。  結局、発端は学校の体質にあったわけである。現代なら、この学校みたいに抑え込むのは難しいだろう。そういう点では、時代を感じる作品だったとも言える。この学校、というか松山は、これに懲りて少しは体質が変わるのだろうか。  それにしても、助手だったはずの麻衣はこのまま覚醒していくのだろうか。レギュラー全員の見せ場を用意するのも大変だよねえ。

Posted byブクログ

2021/02/03

霊、超能力、呪いといった超常的な事柄をメインとしながらも、その事象がなぜ起こったのかを解明する過程が論理的で、バランスが良い。 山場は派手で非現実的だが、気にならない。これが、『フィクションは、大きい嘘は良いが、小さな嘘はダメ』の理屈か。

Posted byブクログ

2021/01/31

千葉県にある公立高校で起きる怪現象。 いつものメンバーが揃うが。。。 新しいキャラクタ、生徒会長・安原くんは、大人だねぇ。 こんな学校によく、こんな生徒がいるんだろう。

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2021/01/26

あぁ怖かった。こんなモノたちに出会いたくないよ~~ こんな高校に通いたくないしこんな先生たちに指導されたくない、絶対に!! 頑張ってる麻衣ちゃん、出来すぎてる安原くん、お気に入りです。

Posted byブクログ

2021/01/25
  • ネタバレ

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頼れる越後屋安原少年登場の巻。 前巻と同じように学校で数々の怪異が起こるし呪いが出てくるが、また違った方向へ事象が変化していく。 「狂わすには四つ辻 殺すには宮の下」というセリフが当時からずっと忘れられないでいる。 麻衣のできることも増えていくのだが、愚鈍なほどに突っ走っていく。 本当にナルが好きなのか?と思うくらい違うと思ったことには反発するが、その情の厚さとまっすぐさと正直な所が周りの人が彼女に馴染む要因なのだろう。 そしてナルは不器用だ。そういった所が時々現れるから、彼を嫌いになれないのだろう。 解説、初読みの若い方の感想を知りたかったので良かった。 キャラクターや作品の魅力が分かりやすい言葉で書かれており、そうそうそう!とうなずきっぱなしだった。 初めて読んだ時の気持ちを思い出す。 最終巻まで刊行されたら、改めてこの方の解説を読みたいと思った。

Posted byブクログ

2021/01/23
  • ネタバレ

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うわぁ、ホラー満載 怖くてドキドキ 高校ではおまじない(狐狗狸さん)が流行り 幽霊がわらわら集まり 怪奇現象が溢れている 最初は小さく些細な現象は、次第に重大な現象へ そして、それに無関心かつ否定的な教師たち 生徒の思いを無視する大人は恨みつらみを買いやすいなぁ シリーズ4作目の今巻、今までの中と比べると断トツ怖くて面白かった〜!

Posted byブクログ