ゴミ人間 の商品レビュー

西野亮廣(著者)

2021/05/04

正解の道を選ぶのでなく、選んだ道を正解にする。
この言葉が響いた。少し難しい言い回しもあったが、西野さんのように言い訳なんかせず努力して、自分の生きた証を残す作品を形に残したいと思った。

2021/05/01

やってることがよく分からない、非難されることが多い一方で、一部から圧倒的に支持されているこの人は一体どういう人なんだろうと思い購入。

「エンタメで世界を獲る」という明確な目標が筆者にはあり、それが最初たまたまお笑い芸人だった。ただそれだけのことなのだが、世間では風当たりが強いどころではない非難の目が向けられてしまった。
目的に向かって必死に努力している人を、被害を被ることがない人が非難する。なんと浅ましいことか。自分にもその気があったことは否定できないし猛省しなければならない。

筆者の非難の捉え方、努力の仕方はとても参考になる。

2021/04/27

西野さんはかしこい人だなぁって思う。周りからの批判をものともせずに自分の信じた道を進み続ける。闇雲にチャレンジするのではなく、計画的に進めていく。そのための物事を観察する視野が広く、さらに考え方が柔軟だ。既存の枠に囚われない発想とそれを行動に移す勇気は見習いたい。
どれだけの批判を受けたのかは想像を絶する。僕には、他人の声に振り回されず、自分の信じた道を突き進む覚悟はあるだろうか。西野亮廣という人と同じようにはなれないが（なる必要はない）、今まで躊躇っていたことへの一歩を踏み出したくなる。

2021/04/25

一時期は日本のお笑いのトップ層まで上り詰めたところから、自分の考えや信念を第一にTV番組から退き、絵本作家としてスタート。
多くの罵詈雑言を受けても、試行錯誤を重ね数々の作品を作り、そして遂に映画「えんとつ町のプペル」を完成させた。

覚悟の強さ
勉強量の多さ
作品に向き合う熱意
リーダーとしての考えや思い

全てが勉強になる。

2021/04/17

西野亮廣のファンになってしまった。
今の自分にグサグサ刺さって終始泣いてしまった。
テレビで見ていたちょっとカッコよくてなんか絵がめちゃくちゃ上手い多彩な芸人のイメージしかなかったけど、この人のプロとして、エンタメ業界を背負う姿勢は芸人の時からかっこよかった。
もし、今目の前の状況を面白くないと感じていたら、自分で作る、場所を変える、人を変える。
入る情報を変えろ。
新しい道に正解はない。自分の選択を正解にする努力をしろ。
圧倒的な強さを身につけて、誰よりも優しくなれ。

2021/04/08

尖った人なのかなと思っていたけど、子供のようにまっすぐでとても優しい人だなと思いました。
30代に足を踏み入れた私ですが、今からでも何か出来る事あるんだろうな、何かなと思わせてくれた作品でした。プペルの映画観たいな～

2021/03/21

芸能界から遠ざかり一部の人間達に見下されながらも絵本作家として成功をおさめた西野さん、すごいですね。
本人の努力もさることながら、やはり何もない状態からのスタートより『キングコング西野』というブランドも一役買ったのかなとも思います。
ボランティアの女の子が亡くなった事に関しては真実なのか話を盛ってるのかな・・・っていう感じは受けました。

2021/03/13

映画はコロナでなかったら見に行ってたかな。
というと、コロナのせいにするなと言われそう。

この先、どんなことを仕掛けるのか楽しみ。
とはいえ、アンテナはっていないと何をしているわからない世界でもある。
そう、対象外の顧客だから・・・

2021/03/06

同世代の誰より早く山を登って見えたのは偉大な先輩方の背中で、彼らを追い抜けてなかった。そのまま続けても追い抜く気配もなかった。絶望的な景色だったが、その後の人生を左右する大きな気づきを得た。それは「競争に参加した時点で負けが確定している」ということ。

昔から「目的を達成するために何をすべきか」を考えるのではなく「何をしたら確実に目的を達成できないか？」をリストアップする。

報われる努力に巡り会えるかは運が絡むが、報われない努力を排除することには運が絡まずコントロール出来る。

問題に直面したとき自分がコントロール出来ること、できないことを明らかにしておくと無駄な迷いが消える。

想いが邪魔をするので、僕は僕のことを正確に評価出来ないが、他人は概ね僕の能力通りに評価を下してくれる。

悔しかったのは作品の評価ではなく、「作品が世間に届いてすらいなかった」ということ。制作活動の終わりの地点を完成と呼ぶのではなく、制作物がお客さんの手元に届くまでの導線を設計し、お客さんの手に届いた地点を完成と呼ぶことにした。

どれだけ網を投げてもスルーされるので、網を捨てモリに持ち替え。一万人に網を投げるのではなく、1人ずつモリで突き刺す作業を一万回繰り返した。

メディアで報じられることはスマートな部分だけが抽出されるが、裏側はドブ板営業の積み重ね。このことは全ての挑戦者と共有しておきたい。

（無名時代のクラファンで30万円のリターンである「僕がオリジナルの絵を描く」を花丸大吉が購入した話）まだ何者でもない自分に懸けてくれた人を、結果で否定することだけはしたくなくて、僕は必死で大吉さんの期待に追いついた。

期待を寄せることにはリスクがある。
裏切られることがあるから。
それでも「期待に追いつこうとする力」の強さを僕は知ってる。

手のひらを返されることなんて、声が届かない痛みに比べたら軽いもの。あの日僕がもう少し上手に説明できていれば、津波に流されていく仲間を見なくて済んだのかなあと思うことがある。

無知な善人の正義感はいつも始末が悪く、時代を遅らせる。

僕らはお客さんを顧客、ファン、ファンだった人と明確に区別する必要がある。

顧客はサービスを買ってくれる人
ファンはサービス提供を応援してくれる人
ファンだった人はサービス提供者を私物化する人

海に最初に飛び込むファーストペンギンは、実は後ろからグイグイ迫ってくる他のペンギン達に押し出される形で落っこちているそうです。たまたま1番前に並んでいたら、みんなのせいでファーストペンギンになっちゃったというわけ笑

リーダーの成り立ちもそれとよく似ている。リーダーはもともとチームを束ねる力を兼ね備えているわけではない。その立場になってから、必要に迫られてチームを束ねる力を手に入れる。そんな中、僕がリーダーであるために心がけていることは次の二つ。

・全員の意見に耳を傾けて、最後は独裁する
・正解を選ぶのではなく、選んだ道を正解にする

リーダーがやってはいけない最も無責任な仕事は多数決。責任を負わないリーダーなど必要ない。結果全員を守れるなら、反対意見を押し通すのがリーダーの仕事。

リーダーが必要となるのは正解のない問題と対峙したとき。選んだ道を正解にするための施策を全て打つのがリーダーの仕事。

（ディズニーを超えたいと言って笑われたことに対して）
なんだよ、それ。
おい、そこの日本人。
なんで笑ってられるんだよ。
目標の上限が決まった国を次の世代に渡すのかよ。
何が「教育」だ。
何のための「教育」だ。
どの口で子供に語ってるんだ。
一生懸命学んで、正しく努力したら、遠くに行けるんじゃないのかよ。
違うだろ。
言うなら「今は、まだ」だろ？
いつか1番になると言えよ。お前がそんなところで折り合いをつけたら、お前を信じてくれるファンがバカみたいじゃないか。
笑うなよ。上限なんか決めるなよ。頼むから。

2021/03/04

西野さんの想いが載っている本でした。
エントツ町のプペルがヒットさせて裏側などが書いてある本で
面白い！！！