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出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記 の商品レビュー

3.5

57件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2026/02/24

率直に、興味深く読んだので、四つ星。 (内容が内容なだけに、おもしろかったと言いにくい…) 社会って、渡るのがホントに大変で、会社が利益を揚げるには、ホントに様々な手段が取られる… 自分はすぐ搾取される側だな…と薄ら寒いキモチでも読みました。 編集者も、翻訳家も、憧れですが、実...

率直に、興味深く読んだので、四つ星。 (内容が内容なだけに、おもしろかったと言いにくい…) 社会って、渡るのがホントに大変で、会社が利益を揚げるには、ホントに様々な手段が取られる… 自分はすぐ搾取される側だな…と薄ら寒いキモチでも読みました。 編集者も、翻訳家も、憧れですが、実情は厳しいですね… 宮崎さんの一番スゴいところは、やはり自分の力のみで裁判に勝ったところですね。ホントにスゴい。 正直タイトルが良くなくて…(すみません)図書館でホントに借りるか迷ったのですが、借りて正解でした。内容は、タイトルが感じさせるビミョーな負け惜しみ感はゼロで、むしろ勝者の燃え尽きた後日談…に感じました。力入りました。 小学館から、この内容でさらに新刊が出ている模様。小学館からか…(笑)いずれ読んでみようかなと思います。 本、特に翻訳ミステリが大好きなのですが、やはり部数の世界なんですね… そして、とても期待していたマルティン・ベックシリーズの新訳が前半で終了してしまったのも、そういう事情なんですね…とザンネンに思い返してしまいました。

Posted byブクログ

2026/01/27

業界の裏話を知れるシリーズだと期待して読み始めたが、、、 正義感に駆られた理屈っぽい筆者の一方的な懐述で、正論なんだろうけど、もうちょっと柔軟に対応しないとトラブルが絶えないだろうなぁと思ってしまった。 もう少しユーモアがあったら読後の印象も違うかも。

Posted byブクログ

2025/08/26

 面白く、あっという間に読み終えました。出版翻訳家という職業は意識してはいませんでしたが、海外図書の日本語版は著者のような方が翻訳されて、一般読者が読めているのだと再認識しました。その中で、翻訳はしたけれども、最終的に費用が支払われないというあってはいけない業界的な悪い事例がある...

 面白く、あっという間に読み終えました。出版翻訳家という職業は意識してはいませんでしたが、海外図書の日本語版は著者のような方が翻訳されて、一般読者が読めているのだと再認識しました。その中で、翻訳はしたけれども、最終的に費用が支払われないというあってはいけない業界的な悪い事例があるようで、落ち着いて翻訳もできないと思いました(落ち着いてというレベルではないかもしれませんが…)。  ただ、面白かったり勉強になったりする海外図書は読んでみたいと思いますので、後になって出版取り止めのようなことが起きない仕組みができてほしいなと、全く業界に関わりがない人間ながら、思いました。すさまじい経験をし、相当なストレスがあったことだろうと思います。

Posted byブクログ

2025/08/24

悪徳?出版社のいい加減さに終始イライラしてしまう内容。著者の文才もあってかイライラしつつも楽しく読めた。 泣き寝入りしてしまう出版翻訳家たちも大勢いたのだろうと思うと法的知識はあるに越したことはないんだなと感じた。

Posted byブクログ

2025/06/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

出版業界の片隅に身を置いている者として、こんなにトラブル続きなことある???と疑問が残る一冊でした。これだけ調停や訴訟を重ねている文筆家、見たことないぞ。 著者の記憶力、忍耐力、向上心、使命感(自分がここで身を引いたら他の翻訳家のためにならない、出版社がこれでいいのだと“学習”してしまう)などは尊敬に値するが、コミュニケーション不足が少々あったのではなかろうか。編集者とのやりとりで思い違いがあったり、自分に有利な方向へ解釈したり、グレーゾーンの言葉を処理できなかったり(グレーゾーンで取り引きするのは日本社会や出版業界の悪い部分かもしれないが)と、著者側にもこれだけのトラブルを引き寄せる原因がある気がする。そして著者ご自身が指定している通り、きな臭い案件を引き受けてしまうのも大きな要因だろう。 何より、自分の名前で訳書を出すことへのこだわり。自己顕示欲だろうか。他の著名な翻訳家たちの手記やインタビューを読むと、「原文がとにかく面白く、日本の読者にも伝えたい」という気持ちが強い人が多いように思う。あるいは、単に生活のためとか。翻訳が面白くてたまらないからとか。でもこの著者の場合は、「自分が訳したい」「自分の名を冠した訳書を世に出したい」が動機だから、契約段階で揉めることが多かったように見受けられる。 ただ著者のようなトラブルが続いたからか、2013年前後から出版社もきちんと出版契約書を交わすようになりましたね。法律が改正されて原稿料も一定期間内に支払われるようになったし。業界が改善したのは、著者のような“めんどくさい”人たちが闘ってくれたからかもしれません。

Posted byブクログ

2025/05/14

翻訳ミステリーが好きで昔はよく読んでいて、この本はよみやすかったなぁ、この本は話は良かったけど言い回しが少し分かりにくいなぁと思うようになり、訳者が違うのか!と気づいたのは大学生の時でした。英語が苦手で、翻訳家にはなりたいとは思ったことはないけど、誰よりも先に作品が読めるなんて羨...

翻訳ミステリーが好きで昔はよく読んでいて、この本はよみやすかったなぁ、この本は話は良かったけど言い回しが少し分かりにくいなぁと思うようになり、訳者が違うのか!と気づいたのは大学生の時でした。英語が苦手で、翻訳家にはなりたいとは思ったことはないけど、誰よりも先に作品が読めるなんて羨ましい…と思っていた翻訳家がこんなに大変だなんて。 なかなか知ることのできない裏話は面白かったけど、最後はなかなか壮絶でした。

Posted byブクログ

2025/05/02

納品して1ヶ月以内に入金がある特許翻訳をしています。学歴も能力も桁外れに要求される出版翻訳業界がこんなにも劣悪で不安定だとは驚かされました。翻訳スクールに通っている皆さんに是非読んでいただきたいです。

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2025/04/08

●はじめにより● 怒りとやるせなさで一睡もできないまま夜を明かしたことも幾度もあった。 約束していたはずの印税が突然カットされる、発行部数もカットされる、出版時期をずるずる何年も遅らされる、印税の支払いもそれに連動して遅らされる、編集者から知名度の低さを小馬鹿にされる……。この程...

●はじめにより● 怒りとやるせなさで一睡もできないまま夜を明かしたことも幾度もあった。 約束していたはずの印税が突然カットされる、発行部数もカットされる、出版時期をずるずる何年も遅らされる、印税の支払いもそれに連動して遅らされる、編集者から知名度の低さを小馬鹿にされる……。この程度のことは日常茶飯事だった。 本書では、出版翻訳家として経験してきた「天国」と「地獄」を包み隠さず語ろうと思う。 出版翻訳家(およびその志望者)はもちろん、出版翻訳家の生態を覗いてみたいという人や、出版翻訳家には興味がなくても、努力がひょんな形で実ったり、自分の利益だけを追求した人間が最後にもがき苦しむことになったり……といった運命の数奇さに興味がある人にも楽しんでいただけると思っている。 ☆3つけてるけど 3.5つけたい 翻訳家という仕事の裏側がよくわかって面白かった。 面白かったけど 同じくらいイライラした著者の怒りが伝わってきて 自分もイライラしながら読んだ。 出版社ってこんななの?って思ってしまう。あまりにも酷すぎて… いつまで待っても連絡が来ないので 著者が電話をかけると 今、電話しようと思ってたんですよ…の件は笑ってしまう

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2024/08/29

裏の話がすごい。ちょっと短気な気もしたけど、それだけプロ意識を持って仕事をしてるって事。プロの仕事を軽んじる姿勢の出版業界には不快しかない。芸術家に軽い気持ちで「絵を描いてよ」と頼むようなもの。その一筆にどれだけの努力と経験が込められているか。高額な価値はその人の努力の結晶。それ...

裏の話がすごい。ちょっと短気な気もしたけど、それだけプロ意識を持って仕事をしてるって事。プロの仕事を軽んじる姿勢の出版業界には不快しかない。芸術家に軽い気持ちで「絵を描いてよ」と頼むようなもの。その一筆にどれだけの努力と経験が込められているか。高額な価値はその人の努力の結晶。それが分からない人とは仕事したくないよね。翻訳家、私も子どもの頃なりたかった職業だけど、憧れがなくなった。

Posted byブクログ

2024/07/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

後半は怒りながら読んでいた こんな理不尽あってたまるか、と。作者の思いも伝わって来た。 何が悪いって、やはり誠実さ、だろう。 嘘に嘘を重ねるのもイライラしたし、とりあえず長引かせようとした裁判のやり取りは見ているだけでイライラさせた 面白かったけど怒りたくなる 翻訳の本で意味わかんねーなって思うことがあるけど、クオリティではやく、売れるかどうか 馬鹿みたい クオリティをきちんと求めて欲しいと思った うーんイライラする!

Posted byブクログ