准教授・高槻彰良の推察(5) の商品レビュー
1話目は百物語の会の話。ちょっとほっこりできていい話。 2話目は尚哉の見た異界の真相に迫る話。重くて怖い。黄泉比良坂での火花のシーンが印象的。 そして高槻の謎は深まるばかりって感じでこの先が楽しみです。
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シリーズ第5作。 前半はいつもの百物語という現代オカルトを通じて起こる小事件や不思議な出来事を解決する日常系ミステリ。そして後半は深町に嘘をノイズとして聞かせる異能を押し付けた謎の因習を残す村に赴く伝奇ホラー。 前半後半で全くジャンルが異なるものの、死者との向き合い方に関する民俗...
シリーズ第5作。 前半はいつもの百物語という現代オカルトを通じて起こる小事件や不思議な出来事を解決する日常系ミステリ。そして後半は深町に嘘をノイズとして聞かせる異能を押し付けた謎の因習を残す村に赴く伝奇ホラー。 前半後半で全くジャンルが異なるものの、死者との向き合い方に関する民俗学的見解をブリッジとしてよくまとまっていると感じた。 序盤に先んじて件の村へと赴き、不気味な体験をしたと語る遠山の話などは、初回読んだときと読み返した後とで出てくる村民のイメージが真逆になるのが面白い。 そして高槻の過去や彼の体に巣食う怪異の謎は深まるばかり。今後の展開も楽しみ。
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高槻彰良の推察⑤。「百物語の夜」「死者の祭り」に生方瑠衣子の視線「マシュマロココアの王子様」の3本。「百物語」は怪奇というより怪奇に似せた他愛のない遊びだが、「死者の祭り」は怖い。尚哉の耳を変えた幼いころの祭りがあった村に行ってみた3人、尚哉、高槻、佐々倉。次々と起こる不思議な現象にはいつものように玉手箱の蓋を開けたような現実的な結末がない。尚哉と高槻の過去に通じる不思議な言葉と現象に一体この話をどこに行くのだろうと、ドキドキしながら次巻を購入。
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嘘を聞き分ける耳をもつ大学生・尚哉と都市伝説や怪異を研究する教授・高槻のシリーズ5作目。 大学で百物語の催しが開かれることになり、高槻に誘われた尚哉は参加する。ときどき、百物語に本当の話が混ざるところが怖い。 お盆休みを利用して、尚哉の耳に異変が起きるき...
嘘を聞き分ける耳をもつ大学生・尚哉と都市伝説や怪異を研究する教授・高槻のシリーズ5作目。 大学で百物語の催しが開かれることになり、高槻に誘われた尚哉は参加する。ときどき、百物語に本当の話が混ざるところが怖い。 お盆休みを利用して、尚哉の耳に異変が起きるきっかけとなった経験をした村へと向かう。そこで、尚哉は高槻と共に不思議な世界へと迷い込むこととなる。底知れぬ怖さがある。 2つの話に共通して、人魚伝説の調査の際に茅ヶ崎で出会った沙絵が再び登場してきた。
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ついに尚哉の「死者の祭り」の真実がわかった。―山神様にとられた。―帰れ!寄り道せずに、まっすぐに!そして今夜は早く寝ろ! 子どもを守るためのまじない。ハラハラした。あのまま坂を下っていたら… ―僕達、ちゃんと帰れるよ。 尚哉は孤独じゃない。高槻先生に出会って、大事なものが、大事な...
ついに尚哉の「死者の祭り」の真実がわかった。―山神様にとられた。―帰れ!寄り道せずに、まっすぐに!そして今夜は早く寝ろ! 子どもを守るためのまじない。ハラハラした。あのまま坂を下っていたら… ―僕達、ちゃんと帰れるよ。 尚哉は孤独じゃない。高槻先生に出会って、大事なものが、大事な記憶がたくさんできた。 大変な終わり方をしたから、はやく次を読まなきゃ。
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Amazonオーディブルで聴いた。 面白かった。 結構早いうちに尚哉の耳については決着がついて意外(治ってはいないけど)。
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『百物語の夜』での百物語の雰囲気がいい。灯りが一つづつ消されていき、闇が深くなる感じが目に浮かぶよう。そして、高槻先生が語る、死者との距離感、向き合い方がなんだか優しくて救われる気がする。 『死者の祭り』では深町君が昔に迷い込んだ死者の祭りへ。祭りの謎には迫れたが、高槻先生の謎は...
『百物語の夜』での百物語の雰囲気がいい。灯りが一つづつ消されていき、闇が深くなる感じが目に浮かぶよう。そして、高槻先生が語る、死者との距離感、向き合い方がなんだか優しくて救われる気がする。 『死者の祭り』では深町君が昔に迷い込んだ死者の祭りへ。祭りの謎には迫れたが、高槻先生の謎は深まるばかり。助けてくれた紗絵さんの謎も。 次巻も楽しみ。
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【収録作品】第一章 百物語の夜/第二章 死者の祭/【extra】マシュマロココアの王子様 尚哉の件は片がつくが、高槻に掛けられている呪いのようなものは根が深い。
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記念すべきブクログ登録100冊目は高槻先生です! 大学に入ってから100冊読んだと思うと感慨深いです( ´˘` ) 第1章は「百物語」のお話でした。結構有名な怪談みたいですが、私は初めて聞きました。昔から怖い話が苦手なので、疎かったのかもしれません。 第2章では、ついに尚...
記念すべきブクログ登録100冊目は高槻先生です! 大学に入ってから100冊読んだと思うと感慨深いです( ´˘` ) 第1章は「百物語」のお話でした。結構有名な怪談みたいですが、私は初めて聞きました。昔から怖い話が苦手なので、疎かったのかもしれません。 第2章では、ついに尚哉が参加した夜の盆踊りの調査に長野へ! 色々な人が忠告する中訪れたので、何が起こるのかわからずドキドキでした。 人魚の出来事の後ちょくちょく沙絵さんが出てきて、そろそろキャラクター紹介覧で出てこないかなーと思っています。ビジュアルが気になりますし...。今回も何やら意味深な助言を残して言って、ますます彼女の正体が気になるお話でした。 尚哉もチラッと言っていましたが、嘘が歪んで聞こえて不快になることも多い能力ですが、今更無くなっても、逆に誰を信用していいかわからず、疑心暗鬼の毎日になりそうで、今後上手く能力と付き合っていって欲しいです。 そろそろ高槻先生の過去にも深く触れていきそうな流れだなと思いました。暗い過去ではあると思いますが、やっぱり気になりますね。
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最初の百物語、ラストが…。 いつもは捻ってあって、おー!って感じなのにこれだけはいただけない。途中でまさかと思ってたので、ずっこけた。 死者の祭りはとうとつ尚哉の怪異に踏み込んだけど、そこにサエさん。 サエさんの存在、キーになるのか、無理クリになるのか。 ラストのマシュマロ王子は...
最初の百物語、ラストが…。 いつもは捻ってあって、おー!って感じなのにこれだけはいただけない。途中でまさかと思ってたので、ずっこけた。 死者の祭りはとうとつ尚哉の怪異に踏み込んだけど、そこにサエさん。 サエさんの存在、キーになるのか、無理クリになるのか。 ラストのマシュマロ王子はいらない。
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