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准教授・高槻彰良の推察(5) の商品レビュー

4.2

51件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/04/13

ついに死者の盆踊り、人魚さんの存在とかだんだん現実離れしてきたけど、民話伝承に基づく身近なミステリー感もあって今後の展開や先生の傷の真相も気になる

Posted byブクログ

2023/11/05
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5巻は、いよいよ死者の祭へ。深町くんが体験した例の盆踊りに肉薄していく過程に鼓動が速くなる。読み進めていく途中、謎を解明したい気持ちと、ある種の怖さとの間で、読者である私も揺さぶられ続けた。 今作では本格的な怪異のど真ん中に落ちる深町くんと高槻先生だが、ここまでの歩みが脱出の契機になるのがにくい。1つ目のエピソードの『百物語』がすごく良く効いてくる。線香花火の情景はとても美しく、胸に残る。遠山さんもさえさんも再登場のうえ、2人共なかなかのキーパーソンだった。あそこでさえさん、助けてくれるんだなあ……。今後、彼女の謎も詳らかになるのだろうか。 青提灯の盆踊りについてはある程度判明したが、高槻先生の神隠しは、まだ謎が深い。記憶全部消されてしまったが……一体ナニを身の内に飼っているんだろうか。次の巻も読まなければ。

Posted byブクログ

2023/10/26

ついに直哉の行った“死者の祭“へと。 赤い提灯は生者、青い提灯は死者のための色分けだったんだ。 祭りからは帰って来れたけど高槻教授はもう1人現れて。。また謎は深まるったな。

Posted byブクログ

2023/10/11
  • ネタバレ

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いよいよ尚哉の過去「死者の祭り」に決着がついたものの、せっかく思い出した高槻の思い出せない過去は振り出しに戻ってしまった。もう一人の高槻は、なぜその時の記憶を思い出させないのか、謎は深まるばかり……。 沙絵の正体も八尾比丘尼判明したし、その寿命を使っての解決方法もダイナミックだった。沙絵さんはこれからも重要人物になりそう。愛嬌があっていいよね。

Posted byブクログ

2023/09/27

物語は嘘を見分ける耳を持つに至ったその祭りへと迫るが。 まずは百物語。聞いたことはあるがやった事は無い。学生時代にこんな授業があれば面白かったと思う。最後はちょっと良い話で終わるのが良い。 次に田舎の祭りを調べるため田舎の村へ。そこでは死者のための盆踊りが行われていた。迷い込んだ...

物語は嘘を見分ける耳を持つに至ったその祭りへと迫るが。 まずは百物語。聞いたことはあるがやった事は無い。学生時代にこんな授業があれば面白かったと思う。最後はちょっと良い話で終わるのが良い。 次に田舎の祭りを調べるため田舎の村へ。そこでは死者のための盆踊りが行われていた。迷い込んだ異界で過去の記憶が呼び起こされるが。 主人公の過去は解明されていったが、高槻彰良の謎は更に深まった感じがする。今後は前段で少々民俗学的なストーリー、プライベートなストーリーの構成になるのだろう。 今回はかなりオカルト寄りの話になったがもう少し民俗学的な要素が欲しい。

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2023/09/10

ドラマ未視聴もあって、1~4巻まで 謎解き系で進めたいのか、オカルト系を追求するのか若干のぶれを感じてて、惰性で読んでたんだけど、4巻の人魚の話とこの巻から「そっちの方向性ですすむのね…」てなって続きが気になり出した。読み続けます。

Posted byブクログ

2023/08/04

5巻は特に尚哉の怪異が明かされ、進展した回だった。 やはり本物の怪異はある。 時間が無い時は1巻と5巻を読むのが良いかもしれない。

Posted byブクログ

2023/05/09
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尚哉が幼い頃行ってしまった死者の祭の全容が明らかに。 高槻先生が求める本物だった。 村の人がつく嘘の理由も分かって切なくなる。 祭から帰ってきた子を守るためだったんだね..。 沙絵さんの正体も明らかに。 人魚じゃなくて八百比丘尼だったのか。 黄泉比良坂で天狗に拐われていた時期のことを思い出した高槻先生だけど、天狗?曰く思い出すことは約束違反だとしてまさかの祭りの記憶ごと記憶消去。どうなってしまうの..。 個人的には異捜のメンツと絡む先生もみたいですね

Posted byブクログ

2023/04/09

大学2年生の夏。尚哉は自らの耳と「死者の祭」の真実を探るべく、高槻、佐々倉と長野の旧小山村へと向かう。 高槻彰良の考察シリーズの5巻目。 ついに尚哉が嘘を聞き分ける能力を得ることになった「死者の祭」の調査へ赴きます。生者の世界とは表裏一体の、死者の世界・神の世界。近いようで遠...

大学2年生の夏。尚哉は自らの耳と「死者の祭」の真実を探るべく、高槻、佐々倉と長野の旧小山村へと向かう。 高槻彰良の考察シリーズの5巻目。 ついに尚哉が嘘を聞き分ける能力を得ることになった「死者の祭」の調査へ赴きます。生者の世界とは表裏一体の、死者の世界・神の世界。近いようで遠い世界に踏み込んでしまった彼らが知る真実は……。真実に近づいたはずなのに、全く謎は解けず、むしろ越えてはいけない一線を越えてしまったように不安な気分になり、続きが気になりますね……。 メインはこの「死者の祭」の話なのですが、その前話にあたる「百物語の夜」で語られる、死者と生者の関わり方の話にとても共感しました。身内に幼い子供を亡くした方がおり、今は落ち着いているようですが、その方もお盆などの度に「夢であの子が会いに来てくれた」などよく語っていました。幽霊話の根源にあるのは、死者への思慕。忌避する人も多いですが、宗教や怪談などが生者への慰撫になる場合もあるというのは、忘れず心に留めておきたい。 また、「【extra】マシュマロココアの王子様」で語られる瑠衣子の心中もとても良かったです。いつもとは少し違う可愛らしい語り口の話。言葉では形容の難しい”好き”。いてくれれば満足という気持ち。優しい人には、優しさに囲まれていてほしい。それこそ「胸の中に温かい明りが灯るような」一話でした。

Posted byブクログ

2023/04/04
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高槻シリーズは毎度怖くはない話だと思っていたけど、今回の尚哉くんの怪異で、死者になんと呼びかけているのかが分かるシーン怖かった。 まさか尚哉くんの話が5巻で解決するとは思ってなかったので、もしかして10巻くらいで完結するのだろうか?

Posted byブクログ