私を月に連れてって の商品レビュー
凄まじい才能だ。年齢や人生経験など関係なく小説の天才が存在することを改めて感じた。作品を上梓される毎に磨かれ無駄が削がれた圧倒的なストーリテリングに驚嘆させられる。センス溢れる会話の妙と洗練されたギャグ、絶妙なメタファー、タイトルに込められた明確な主題、余韻を十分感じさせる終わり...
凄まじい才能だ。年齢や人生経験など関係なく小説の天才が存在することを改めて感じた。作品を上梓される毎に磨かれ無駄が削がれた圧倒的なストーリテリングに驚嘆させられる。センス溢れる会話の妙と洗練されたギャグ、絶妙なメタファー、タイトルに込められた明確な主題、余韻を十分感じさせる終わり方、どれをてっても既に完成された美を感じる程。本作が直木賞候補になっても全く驚かないし、もうそれ以上の存在かもしれない。次回作が本当に楽しみ。
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さよなら田中さん、の第三弾。相変わらず、田中母娘の清々しいほどの裏表ない生活に、何度も吹き出した。今回は一言「早く続編よみたいっ!」です。え?!どうなるの?どういうことなの?が散りばめられて、一年後の新作待ちきれないよ。賢人の恋は…(笑) でもさ、新しい人生踏み出してほしいな。花...
さよなら田中さん、の第三弾。相変わらず、田中母娘の清々しいほどの裏表ない生活に、何度も吹き出した。今回は一言「早く続編よみたいっ!」です。え?!どうなるの?どういうことなの?が散りばめられて、一年後の新作待ちきれないよ。賢人の恋は…(笑) でもさ、新しい人生踏み出してほしいな。花実ちゃんの優しさと強さと賢さ、読んでいて泣きそうになる。前作の「太陽はひとりぼっち」も読み直さねば!きっと新たな発見あると思う。
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デビュー作より3作読んでもうすごいの一言、読んでいてあきません。おもしろさ。今回もまたやってしまいました。「遠くへ行きたい」に出てくる麦茶のくだり、安くてお徳「こんなに美味しいのにさ。これなんか五十六袋も入ってて百五十八円だよ。ひと袋三円しかないんだよ。」もうこのフレーズいいなあ...
デビュー作より3作読んでもうすごいの一言、読んでいてあきません。おもしろさ。今回もまたやってしまいました。「遠くへ行きたい」に出てくる麦茶のくだり、安くてお徳「こんなに美味しいのにさ。これなんか五十六袋も入ってて百五十八円だよ。ひと袋三円しかないんだよ。」もうこのフレーズいいなあ最高です。おもしろい発想読んでいてあきない。のんちゃん母子のエピソードはとても考えさせられる深いお話でした。「食器棚の奥の骸骨。どんな家庭にも秘密にしておきたいことがあると言う意味です。なかなかうまいフレーズです。賢人が主役のお話は最高でした。きれいにかわっていくのが素晴らしい。恋の行方がハラハラドキドキでした。その後のお話がぜひとも読んでみたい。次回続きを書いてください。ハラハラドキドキの物語に乾杯。あと希望ですがぜひともミステリーやファタジーなどの作風を書いてほしいです。
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