お探し物は図書室まで の商品レビュー
評価の星が5個しかないのが残念です、もっと沢山つけたい。素敵な本に出会えました。「図書室」というワードの入ったタイトルに惹かれて読みましたが、読んで大正解!そうそうこれだから私も図書館で本を借りるのが好きなんだよー!っと堪らなくなりました。 5篇の短編集ですが、どれも素敵で温かい...
評価の星が5個しかないのが残念です、もっと沢山つけたい。素敵な本に出会えました。「図書室」というワードの入ったタイトルに惹かれて読みましたが、読んで大正解!そうそうこれだから私も図書館で本を借りるのが好きなんだよー!っと堪らなくなりました。 5篇の短編集ですが、どれも素敵で温かいお話ばかり。特に私は最後の「正雄」さんの話が心に刺さって刺さって、珍しく短編で泣きました。人生の折に触れては読み返したいお話です。 図書室の小町さんに会ってみたいし、噂の「何をお探し?」のセリフを私もこの耳で聞いてみたい笑。私も本を読みながら人生の探し物を見つけていきたいです。 あーほんとに読書が好きで良かった、と改めて実感できる作品です。おすすめ。
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この先どうしようかと思い悩んでる人が、一歩踏み出せそうな、前向きになれる本です。 仕事を辞めた人、辞めようかと思っている人、転職活動中の人などに特に薦めたい本だと思いました。 目次を見て、興味のありそうな章だけ読んでみるのも良いと思います。五章は全員に読んでもらいたいです。 ...
この先どうしようかと思い悩んでる人が、一歩踏み出せそうな、前向きになれる本です。 仕事を辞めた人、辞めようかと思っている人、転職活動中の人などに特に薦めたい本だと思いました。 目次を見て、興味のありそうな章だけ読んでみるのも良いと思います。五章は全員に読んでもらいたいです。 五章の正雄さんの勤めていた会社が… 青山美智子さんの作品、好きです。 ここにいてもいい
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どんな出会いも、自分がどう捉えるかで人生は変わるなと思いました。 つい自分の慣れ親しんだものに安心感をもって、そればかりを選択してしまうのだけど、別の視点をもつためにも人との出会いを大切にしていきたいと思いました。 小町さんは今の私にどんな本をすすめてくれるのだろう、友達や...
どんな出会いも、自分がどう捉えるかで人生は変わるなと思いました。 つい自分の慣れ親しんだものに安心感をもって、そればかりを選択してしまうのだけど、別の視点をもつためにも人との出会いを大切にしていきたいと思いました。 小町さんは今の私にどんな本をすすめてくれるのだろう、友達や先輩にオススメの本を聞きたくなりました!
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登場人物が少しづつ繋がって、人の縁を感じる。おすすめされた本や付録がその人にとって活きるかどうかは、その人次第。 いいご縁が繋がるといいと思う
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大好きな青山美智子さん! 5つのお話はどれもなんだか共感できて、「あぁ〜好きなお話しだ〜」と思いました。 私はp309にあった 「前ばっかり見てると、視野が狭くなるの。だから、行き詰まって悩んだときにふっと、見方を広く変えてみよう、肩の力を抜いてカニ歩きしてみようって思うの」 が...
大好きな青山美智子さん! 5つのお話はどれもなんだか共感できて、「あぁ〜好きなお話しだ〜」と思いました。 私はp309にあった 「前ばっかり見てると、視野が狭くなるの。だから、行き詰まって悩んだときにふっと、見方を広く変えてみよう、肩の力を抜いてカニ歩きしてみようって思うの」 が好きですね。 今見えている視野だけですべてを図らない。 いろんな見方ができる面白くて楽しい人に私もなりたいな。
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何かのきっかけで日常に変化が芽生える、そのきっかけが人との出会いであり、自分が探していた本ではないことが面白い。各章で登場する付録が可愛いくて、じっくりカバーデザインも楽しんだ。
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連作短編集。 まったく探してもいなかった本を紹介してもらい、そこから何かに気付かされる話。主人公が紹介してもらった本からポジティブな発見をしていて、自分も読んでからそこから何を見つけていきたいなと感じた。
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タイトル通りの一冊。 各章に分かれていて、章ごとの主人公が探しものに、気付き見つけていくお話。 そこに司書の方が話しを紡いでいく。 男女どちらの話しもあるので、感情移入しやすいかと。 とても良い一冊でした。
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小町さんがしれっと勧めた本は、読む人の悩みとは関係ないものなのに、読む人の解釈で悩みの答えが見つかっていく様子は、とても面白かった。 大事なことも、きっかけも、自ら行動して動くことで、気付くことができ、手繰り寄せることができ、変わることができる。 物語の中だけの特別な話ではなく...
小町さんがしれっと勧めた本は、読む人の悩みとは関係ないものなのに、読む人の解釈で悩みの答えが見つかっていく様子は、とても面白かった。 大事なことも、きっかけも、自ら行動して動くことで、気付くことができ、手繰り寄せることができ、変わることができる。 物語の中だけの特別な話ではなく、自分の日常に置き換えた時にも、当てはまることであることに感動した。 この1冊の中の至る所に、日常で見落としていることに気付くきっかけになるような言葉が散りばめられていて、読み進める程、そういった言葉に出会えることもこの本の魅力だった。 「本のおまけ」 大人になった今見ても、テンションの上がるワードだった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
お探し物は図書室まで 青山美智子 ∞----------------------∞ 好きな連作短編です。第1章の主人公のその後を第5章で知れるのも連作短編の良さかな。 マシュマロマンみたいな大きな体で、フェルトを針でチクチクして作る羊毛フェルトを制作しながら司書の仕事をしてる小町さん。 小町さんは少し会話をしただけで、その人がどんな悩みを持ってて本当に必要な本はどれかを探し出してくれる人。 司書って仕事は、まぁとにかく色んな本を知らないと出来ないよね。でもそれを探して欲しいとか言ってる訳ではなくて、会話のどこかか、態度に出てるのか、それを判断して合う本を見つけるっていうのは司書の仕事じゃないかもしれない?しかもそれを役立てて、その人の未来や希望に繋がる話って...、第六感とかあるんじゃないかしらって思った。この本の意味は?と自分で勝手に解釈して勝手に紐付けてるだけという小町さん。主人公それぞれに前向きに生きようと思えるからこそ辿り着けた解釈なんだろうなとも思う。 それぞれの本は読んだことがないので細かいことは分からないけど、希望を持って取り組む各主人公たちの経緯が自然に思えて、そんな紹介されてた本って、やっぱ読みたくなるよね。 『ぐりとぐら』 『英国王立園芸協会とたのしむ 植物のふしぎ』 『月のとびら』 『ヴィジュアル 進化の記録 ダーウィンたちの見た世界』 『ゲンゲと蛙』 サワガニを売ってるところに、「唐揚げに!ペットに!」って書いてあったら、しばらく何も手につかない気がする... 2024/09/28 読了(図書館)
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