復讐の協奏曲 の商品レビュー
御子柴第5弾。今度は御子柴の片腕の洋子が殺人容疑で逮捕された。 ただ本人は犯人に程遠いほどであるが凶器に指紋が。そこで御子柴が周辺を探っていくと、なんと洋子は御子柴が死体配達人で被害者の友達であった所で何故自分のところに来たのか。そこが今回の事件に背景に絡む。 一方御子柴は懲戒請...
御子柴第5弾。今度は御子柴の片腕の洋子が殺人容疑で逮捕された。 ただ本人は犯人に程遠いほどであるが凶器に指紋が。そこで御子柴が周辺を探っていくと、なんと洋子は御子柴が死体配達人で被害者の友達であった所で何故自分のところに来たのか。そこが今回の事件に背景に絡む。 一方御子柴は懲戒請求権がこの国のジャスティスに踊らされた一般人から800通以上届くがそこにも今回の殺人が実は絡んでいた。 最後はあっけなく、終わるが、洋子は私生児で戸籍のない子であり、御子柴と同様、かなりのいじめに会っていた過去があり、過去の事件の裁判の結果で見た子供に見せた御子柴に希望の光を見ていたのであった。一寸ほのぼのが最後の唯一の光で合ったのが印象深い。
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やっぱり、面白い!中山七里。 凶器のトリックまでは読めたが、最後の最後の真相は読めなかった。これだから、中山七里は面白い。 御子柴礼二も、やっぱりなんて言うか憎めないというか、好きだなあ。
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中山さんの作品の中で一番好きな御子柴シリーズ! 割とあっさりしていましたが面白かったです。 ただ今の御子柴を見ていると園部信一郎と同一人物とは思えなくて少しモヤモヤ?します。もし私が洋子の立場だったら、とてもじゃないけど洋子のようには考えられず、御子柴と働きたいなんて思えないです...
中山さんの作品の中で一番好きな御子柴シリーズ! 割とあっさりしていましたが面白かったです。 ただ今の御子柴を見ていると園部信一郎と同一人物とは思えなくて少しモヤモヤ?します。もし私が洋子の立場だったら、とてもじゃないけど洋子のようには考えられず、御子柴と働きたいなんて思えないです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
弁護士御子柴礼司シリーズ第5弾。 今回弁護する被告は御子柴の事務員日下部洋子で、御子柴の過去の殺人被害者との関係などの過去が掘り出されるという話でした。 事件は御子柴への懲戒請求事件と洋子が被疑者となる殺人事件が並行して進むのですが、真相は犯人バカすぎ(それ以上に警察や検察が大馬鹿)でがっかりでした。 殺人事件のトリックもほぼわかってしまっていたのでミステリーとしてはいまいちですが、洋子の過去と二つの事件の犯人との関係は面白かったです。 そろそろ御子柴関係者が関連する事件ネタはなくなってきたかもしれませんが、御子柴のキャラは貴重なのでシリーズ続編を期待したいです。
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安定して面白い御子柴弁護士シリーズ。警察の捜査が甘すぎて、検察敗北の逆転裁判になるのが見え見え。まあ予定調和とはいえ、確りと読ませてくれるので文句はありません。
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やはり御子柴シリーズはいい。シリーズの他の作品に比べると若干迫力に欠け、どんでん返しも無理があるような気もするが、面白さは間違いない。今回は自身の弁護士事務所の事務員の弁護だが、よくもまあ、次々と自分の身内や関係者をサブ主人公に据えて物語を紡ぐことができると感心する。今年2020...
やはり御子柴シリーズはいい。シリーズの他の作品に比べると若干迫力に欠け、どんでん返しも無理があるような気もするが、面白さは間違いない。今回は自身の弁護士事務所の事務員の弁護だが、よくもまあ、次々と自分の身内や関係者をサブ主人公に据えて物語を紡ぐことができると感心する。今年2020に毎月新刊刊行をしている体力・能力にも感服するが、それが中山七里の凄さなのだろうな。
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シリーズ作品を読んでなくても単独作品として読み応えありました。御子紫弁護士は、何故忌まわしい事件を起こして、洋子さんが語ったように人間は変われるかもしれないと思えるようになれたのかを。シリーズ作品を読みたくなりました。
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弁護士・御子柴シリーズ第5弾。 単独の御子柴シリーズは久しぶり?他の作品にも、ちょいちょい登場するから、前作からどれくらい経っているのかが分からない。 しかし。 今作はいきなりプロローグで、いきなりボディブローを食らったような衝撃。 御子柴の弁護士資格をはく奪すべく、「この国のジ...
弁護士・御子柴シリーズ第5弾。 単独の御子柴シリーズは久しぶり?他の作品にも、ちょいちょい登場するから、前作からどれくらい経っているのかが分からない。 しかし。 今作はいきなりプロローグで、いきなりボディブローを食らったような衝撃。 御子柴の弁護士資格をはく奪すべく、「この国のジャスティス」と名乗る人物が書いたブログを読んだ大勢の人が、懲戒請求を求めてくる。 その数、御子柴の事務所に届いただけでも、850通… 「匿名」に踊らされ、いっぱしの正義感に駆られる愚かな行為は昨年のあおり運転事件の「ガラケー女」のデマの拡散を思い起こしたが、作品自体は先に書かれている。 その行為に対し、全ての人物に賠償請求を行うとする御子柴だったが、その最中、御子柴の事務所で働く洋子が殺人の容疑で逮捕されてしまう。 御子柴の失墜の為に仕掛けられた罠なのか? これまで触れられてこなかったが洋子とは一体何者だったのか? その二つを軸に物語が展開する。 今までに比べると、描かれる犯罪は派手でないものの、御子柴の人間らしさが垣間見えるようになっている。 どんでん返しは、若干控えめだけど、プロローグで十分衝撃を受けたので、今作も楽しく最後まで一気読み。 テレビでは連日「ドクター・デスの遺産」のプロモーションが流れているが、犬養もいいけど、御子柴もいい!と思える仕上がり。
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